小娘のつれづれ

一人で自分の”好き”を追いかけています。

「一人で行ったHello! Project 2016 WINTER ~ DANCING!SINGING!EXCITING! @札幌」

2016年2月の北海道ハロプロ現場ウィークレポ、第三弾!!
ラストとなる今回は2016年2月20日にニトリ文化ホールで行われた、「Hello! Project 2016 WINTER ~ DANCING!SINGING!EXCITING!」千秋楽です!

2013年の夏以来となる北海道でのフィナーレ公演。ちなみにこのハロコンに合わせて北海道で開催されたハロプロ関係のライブ・イベントなどももう一度並べておくと、こんなラインナップでした↓

アンジュルム「アンジュルム ライブツアー 2016春 『九位一体』」(小樽)
Juice=Juice「Juice=Juice LIVE MISSION 220 ~Code2→NEXT to YOU~」(札幌)

・アンジュルム「タイトル未定」発売記念インストアイベント / HMV札幌ステラプレイス
・アンジュルム「タイトル未定」発売記念インストアイベント / ウイングベイ小樽・ヲタル座
・アンジュルム「タイトル未定」発売記念インストアイベント / タワレコ札幌ピヴォ店
・NEXTYOU 「Next is you !/カラダだけが大人になったんじゃない」ホームルーム(握手会)/ PENNY LANE 24
・カントリー・ガールズ「ブギウギLOVE/恋はマグネット/ランラルン~あなたに夢中~」発売記念トーク&握手会 / HMV札幌ステラプレイス
・こぶしファクトリー「桜ナイトフィーバー/チョット愚直に!猪突猛進/押忍!こぶし魂」発売記念インストアイベント / HMV札幌ステラプレイス
・こぶしファクトリー「桜ナイトフィーバー/チョット愚直に!猪突猛進/押忍!こぶし魂」発売記念握手会 / ニトリ文化ホール

【今回のハロー!プロジェクトコンサート・参加グループ】
・℃-ute
・モーニング娘。'16
・アンジュルム
・Juice=Juice
・カントリー・ガールズ
・こぶしファクトリー
・つばきファクトリー
・ハロプロ研修生

* * *

ハロコンは今回から、それまで2つに分かれていた演目が1つに統合、回替わり曲や全員参加のMCなどを盛り込み従来より30分~延長のロングステージとなるなど、大きいリニューアルが実現されました。

…これね、もうすっごい楽しかった!!今回のハロコンほんと楽しかった!!!
そう断言できるのは私が基本1公演しか見れない地方ヲタだからかもしれないですが、今までバラけていた代表曲、人気曲がぐっとまとまってすごくバランスよくなったし、あと地味に持ち歌のフルサイズ披露増加はかなり大きい出来事だったのではないかと。
例えばこちら北海道ではいまだ℃-uteの単独開催されない問題(3年)が続いてて、ハロコン行くといつも「もっと見たかったね」と残念がってる℃-uteファンの女の子のリアルつぶやきが耳に入るんですけども……今回は登場回数こそ変わらないものの、一曲の露出が結構しっかりあってその辺の物足りなさが少しスッキリした感じ。
もちろん他のグループも含め、今のハロー!プロジェクトの特色がはっきり伝わるいい合同コンサートの形だったんじゃないかなと思います。

シャッフル曲は行った回がまさかのThanks!から始まったのがすげーツボだったんですが*1、他にも音楽ガッタス「やったろうぜ!」とか私は見れなかったけどROMANS「SEXY NIGHT ~忘れられない彼~」とか、選曲が絶妙で個人的には全面支持したい。
昨年アンジュルムの福田花音ちゃんが卒業したあたりですごく思ったのですが、2000年代のハロプロネタももうメンバーですら共有できる人ってかなり少なくなってきてるので、℃-uteやあやちょがいるうちにガンガン曲を掘り起こしておいてほしい。
あのシャッフル部分は昔のハロコンの雰囲気がちょっとあって、歴史をほんのり感じられました。*2

Hello! Project 2016 WINTER ~DANCING!SINGING!EXCITING!~@セットリスト

Hello! Project 2016 WINTER~DANCING!SINGING!EXCITING!~ [Blu-ray]

01.負けるな わっしょい! / 全員 ※客席降臨あり
02.白いTOKYO / ハロプロ研修生
03.Next is you! / NEXT YOU
04.気高く咲き誇れ! / つばきファクトリー
05.ドスコイ!ケンキョにダイタン(1/2~)チョット愚直に!猪突猛進(1/31~) / こぶしファクトリー
06.ブギウギLOVE / カントリー・ガールズ
07.出すぎた杭は打たれない / アンジュルム
08.冷たい風と片思い / モーニング娘。'16
09.ありがとう~無限のエール~ / ℃-ute
10.LALALA 幸せの歌 / 全員 ※客席降臨あり
11~14. ※ユニットの中から回替わり4曲

BE HAPPY 恋のやじろべえ(タンポポ・2002) / 萩原 野中 佐々木 谷本
ロマンティック 浮かれモード(藤本美貴・2003) / 譜久村 嗣永
SEXY NIGHT ~忘れられない彼~(ROMANS・2003) / 鈴木(愛) 石田 竹内 広瀬 小片
印象派 ルノアールのように(エレジーズ・2005) / 小田 中西 金澤 小川
デコボコセブンティーン(W・2005) / 田村 宮本
だって 生きてかなくちゃ(安倍なつみ・2006) / 工藤 宮崎 山木 新沼
お願い魅惑のターゲット(メロン記念日・2006) / 牧野 勝田 小関 浅倉
Thanks!(GAM・2007) / 矢島 和田(彩)
やったろうぜ!(音楽ガッタス・2008) / 鈴木(香) 佐藤 相川 高木 森戸 梁川 藤井 和田(桜)
桃色スパークリング(℃-ute・2012) / 野村 井上 山岸 岸本
Loving you Too much(Berryz工房・2012) / 中島 生田 羽賀 室田 上國料 稲場 浜浦
ヤッタルチャン(スマイレージ・2013) / 岡井 飯窪 尾形 植村 船木 田口

15.cha cha SING / こぶしファクトリー つばきファクトリー
16.悲しき雨降り / Juice=Juice カントリー・ガールズ
17.念には念 / アンジュルム
18.ミステリーナイト! / モーニング娘。'16
19.泣いちゃうかも / ℃-ute
20.ハロ!ステダンス部パフォーマンス / 矢島 中島 石田 工藤 牧野 田村 竹内 佐々木 稲場 森戸 藤井 浜浦 山岸
21.カラダだけが大人になったんじゃない / Juice=Juice
22.ドンデンガエシ / アンジュルム
23.One and Only / モーニング娘。'16
24.嵐を起こすんだ Exciting Fight! / ℃-ute
25.愛おしくってごめんね(1/2~)ランラルン~あなたに夢中~(2/11~) / カントリー・ガールズ
26.青春まんまんなか! / つばきファクトリー
27.桜ナイトフィーバー / こぶしファクトリー
28.Magic of Love / Juice=Juice
29.友よ / アンジュルム
30.ENDLESS SKY / モーニング娘。'16
31.アイアンハート / ℃-ute
32.ALL FOR ONE & ONE FOR ALL! / 全員

各グループの感想

つばきファクトリー

今回で2回目の参加となるつばきファクトリー!そして前回足の怪我でステージに立てなかった北海道出身の谷本安美ちゃんにとっては、ユニット結成後初の凱旋ハロコンでもありました(おかえりなさい!)。

まだデビュー前の彼女たちはオリジナル持ち曲が「気高く咲き誇れ!」「青春まんまんなか!」の2曲のみになっていますが、昨年見たときに比べると、だいぶグループとしての形が締まってきたという印象。
経験が重なるほどに本人たちの中でたぶん少しずつ見えてくるものがあって、それが何気ない立ち姿1つにも出てきてるんじゃないかなぁ。
今回は「つばきファクトリー」のまとまりがだいぶ伝わってきたステージだったと思います。

2016年の課題の1つは新規・ライト層にも伝わりやすいキャラ発信だと思うのですが、ただここは我が我がという性格の子があまりいなさそう→というかそこがむしろ可愛いという所があるので、変に本人たちは過度なキャラ付けを意識せず、周りが良い所を引っ張り上げるくらいの方がいいのかもしれません。
とりあえず私この話大好きなんですけど、こういうの!!こういうのファンでもなんでも発信されるだけで愛おしさが全然違う!!!
あと地味に「気高く咲き誇れ!」のラップもすごく好き、他グループは意外にこの路線やってないので今のうちにこっそり開拓しておいてほしい…(願望)


こぶしファクトリー

結成発表のあった前回の冬ハローからちょうど1年、グループ名決定、CDデビュー、日本レコード大賞最優秀新人賞獲得と、濃すぎるデビューイヤーを駆け抜けたこぶしファクトリーの8人。
ハロコン終了後には2ndシングルで初のオリコンウィークリーチャート1位も獲得したことが発表されました!

ここはもう多くを語らずとも皆が勢いを共有できている状態で、ハロコンもやはりその通り、場内をあっという間に席巻していました。
いやー、チョットここは本当に楽曲の引きも凄すぎる……難関の2ndであの3曲を持ってこられたら、どう考えてもハロヲタ盛り上がらざるを得ないです。
「チョット愚直に!猪突猛進」「桜ナイトフィーバー」、とにかく無心で楽しかった!
シャッフルでもこぶしメンバーはそれぞれ大分存在感を出し始めていて、頼もしい戦力が加わったなぁと感慨ひとしおです。

オリコン1位はゴールではなくやはりスタートラインなので、これから始まるセカンドツアーも含めしっかり地固めを行いつつ、でも一方ではまだまだフレッシュな攻め気で、どんどん先輩たちと刺激し合ってほしいです。
8人で全員同期という個性は間違いなくさらに光る面白さを秘めている。


カントリー・ガールズ

前回のハロコンはうたちゃんショックから間もない混乱期でしたが、それから11月には梁川奈々美&船木結の2人が新メンバーとして加わり、今回は満を持しての7人新体制で臨むカントリー・ガールズ。
そういえば初参加となった前年の冬ハローでは北海道でメジャーデビューの発表も行われたんですよね、北海道と縁の深いグループ、そして北海道出身の稲場愛香さん、おかえりなさーい!!

彼女たちの披露曲は今回「ブギウギLOVE」や「ランラルン~あなたに夢中~」など翌月リリース予定の新曲が中心となりましたが、こぶしより少し早いデビュー&嗣永桃子PMの貢献もあり、3rdの壁をうまーく越えて新路線開拓に踏み出せたんじゃないでしょうか。
まずとにかく子供2人かわいいいいいいい!!!!(このコンビにやなふなって名前つけた人は末代まで幸せになるべき)
小関森戸コンビも良い感じの幼さは残しつつそれでもどこか見せ方にバリエーションが増え、稲場山木ペアはさらにお姉さんな振る舞いができるように進化(「聖母と呼んでいいわ」の引き出しをグループに持ってこれたのはでかい)、そして安心安定のベテランももちPM。
この人がいるといないじゃ今のハロコンは全然違うわ…と「悲しき雨降り」を若手に混ざりカバー披露する姿を見てなぜかものすごくグッと沁みました。

ちなみに彼女たちはハロコンの前にも10日前にもさっぽろ雪まつりに登場、ハロコン当日には朝のローカル生番組出ずっぱりと、北海道でも地域密着型の活動がかなり増えてきました。
大手のご当地アイドルがまだいないだけに、稲場愛香ちゃんあたりローカルレギュラー持ってくれたりしないかな…絶対いい仕事すると思うよむしろ早い者勝ちだよほんとに!!


Juice=Juice

この1年で一気にハロー!の中核グループへと押し上げられたJuice=Juice。
前日の単独ライブでもその確信を得ていましたが、全グループで集まるハロコンでもやはりその風格はすでに立派な先輩。
「NEXT YOU」としての登場も、ライブにほどよい新鮮味を添えていました。

確か前回もJuice=Juiceは北海道で単独ライブ→翌日ハロコンの流れだったと思うのですが、特に北海道のJuice=Juice単独はいずれも熱量が高くて、それがハロコンだとどうしても薄まってしまうので、(…あぁっ!)と一人もどかしくなる瞬間がたまにあります。
いやハロコンで色んなグループのファンの人がいるというのはいいとして、要はハロコンでしかJuice=Juiceを見たことないという人がいたら、ぜひ一回単独見てほしいなーと。
℃-uteが5人になった後まだあまり見つかってなかったけどスキルレベルが激上がりしていった時期、あれが今のJuice=Juiceの例えとして、結構近いと思います。

ここは今220公演ツアーの真っ最中でだいぶ苦しい時期ではあると思うんですが、だからこそ成長が急スピードでもあって……たぶん後追いでホールとか単独武道館(仮)見たときに、「ライブハウスも見に行けばよかった」と思う人は必ず出現する。
未来で戻りたくなる過去が今です!!心当たりのあるハロヲタはとにかく一度は単独も見ておいてくださーい!!後悔するぞー!!


アンジュルム

1期・福田花音と入れ替わる形で4期・上國料萌衣が入って、初のハロコンを迎えたアンジュルム。
他グループや地方在住のファンは、このステージで新9人体制を初めて見たという人も結構多かったのではないかと思います。

アンジュルムに関しては一つ前に単独の感想記事を上げたばかりですが、そこで書ききれなかったことをここで出すと、新メンバーの上國料萌衣ちゃん、とにかく勘の良い人だなと。
モーニング娘。9期を筆頭にこの数年でかなり色んなタイプの新メンバーが生まれて、過去にここでも”天才型まーちゃん”や”秀才型ズッキ”という表現で記事を書いたことがありますが、今回のアンジュルム上國料萌衣ちゃんはまた過去にいなかったタイプの新人。
合格前にレッスンとかやってたのかわからないですけど、勘の良さでどんどん点と点を繋いでいくタイプの女の子で、見ててかなり気持ちがいい。
この時代によくこんな原石がまだ残ってくれていたもんだと思います!
歌も新人ながらまろのパートをすでにカバーするという離れ業をやってのけてるの、ほんと地味にとんでもないことではなかろうか…

その他今回のハロコンでは、「友よ」を歌ってくれたのが相当嬉しかったなぁ。
あれは今後ハローの歴史にもしっかり名が刻まれていくだろう名曲!
福田花音卒業ライブでのアンジュルムらしい”バイバイ”はたぶん一生忘れられないし、5月の武道館でもきっと同じ感動を覚える人が、いるんじゃないかな。


モーニング娘。’16

1月1日から12人での新しいスタートとなったモーニング娘。'16。1月にイベントでのミニステージ*3はあったものの、フル形式では北海道は前年の単独以来、約4か月ぶりのモーニング娘。となりました(なお10期の佐藤優樹ちゃんは北海道出身、ちょうど2月27日に同郷のレジェンドロックバンド・怒髪天とまーちゃんが共演した「J-MELO in 札幌」がNHK BSプレミアムで放送予定ですよ!)。

実をいうとまだどうしてもハロステの鞘師ラストが見られない程度には別れの寂しさが残っている系ヲタの私なのですが、それでも今回のハロコンで久々にグループを見て、(あぁやっぱり私モーニング娘。好きだなぁ…)と改めてしみじみ感じさせられるものがありました。
残念ながらこの日12期の羽賀朱音ちゃんはインフルエンザで不在でしたが、今回は「冷たい風と片思い」や「ENDLESS SKY」など一人一人の表情をじっくり追える曲が多く、それぞれの良さや成長、また時折自分の中の思い出なんかもよみがえったりして……
メンバーは違うけど”モーニング娘。”という形に対する変わらぬ愛情、私にとってはそれを再認識できるような、2016年最初のグループの記憶が確かにあのハロコンにありました。

あともう1つ個人的にすごく印象的だった瞬間があって、それは確か終盤、足の怪我の為に座り固定だった12期・野中美希ちゃんに今春の卒業を発表した9期・鈴木香音ちゃんがかけよったシーン。
アイドルグループ・モーニング娘。のステージとしては今までにもたまにあった風景で、ファンとしても見慣れてる光景のはずだったんですが、それがすごく記憶に残ったのは足だけでなく心も少し痛かっただろう女の子に対して、鈴木香音ちゃんが自然に見せた表情が本当に素晴らしかった。
「人を安心させる笑顔」ってああいうことを言うんだろうな、今でも思い出すとちょっと感動するくらい……そこにあったのが暖かくて優しい笑顔で。

そしてそれが客席じゃなく”足を痛めた目の前の女の子”に向けられていたことが私にとってはすごいグッとこみあげるものがあって、あぁこの子はきっとこれから観衆じゃなく、あんな風に目の前の一人一人を大切に幸せにしていくんだろうなって。
言葉ではわかってたつもりだったけど、偶然でも笑顔を通じて彼女の未来をこの目で少し見られたような気がしたのが、本当に嬉しかったです。


℃-ute

さて紹介ラストとなるのは、新時代のハロー!プロジェクトを引っぱるトップグループ・℃-ute!
昨春を最後に同期のBerryz工房が抜け、もうすぐ1年が経とうとしていますが、ハロコンではだいぶ℃-uteなりの先輩としてのあり方ができてきたのかな、と感じます。
でももちろん彼女たちも上を目指している現役バリバリのグループ、守らずに、きちんと攻めに行くかっこよさもあって。

個人的には昨年やっと普通の単独ツアー(「℃an't STOP!!」)を2年ぶりに見ることが叶ったんですが、フルサイズになったことでハロコンでもあの単独ツアーの経験値を、℃-uteはしっかり持ってこられるような環境が整った感じ。
「ありがとう~無限のエール~」や「嵐を起こすんだ Exciting Fight!」だけじゃなくアルバム曲の「アイアンハート」も、地方公演にガッツリ持ってきてくれるのはかなりありがたい!!
私は同じ場所で日々頑張っているファンとずーーっとあの光景を共有したかった!もちろんこれからも共有したいです!!*4

ちなみに思い出話もすると実は私このハロコンもろ自枠通路席=というわけで序盤の客席降臨でまじハンパない近距離でほぼ全ハロメンをガン見する奇跡に恵まれたのですが、きゅ、℃-ute!!すんごいの℃-ute!!!もう全員やばい美しいまばゆい女の子たち℃-ute!!!
小学生の頃から見てて握手もしてるはずなのに目の前の愛理がなんかもう例えられないほどの可愛さで倒れそうになるくらいインパクトがあった……
彼女たちのライブやイベントがいっぱい開催される地域にお住まいのファンの皆さま、改めてうらやましいし決して当たり前じゃないです!!
それはとんでもない幸運だよー!!!

* * *

この数日たくさんのライブやイベントに参加しましたが、どれも楽しくて華やかで夢があって……改めてハロプロっていいなって思えた、そんな有意義な時間でした!
遠征行ったときの仲間がたくさんいる安心感も好きだけど、地方現場の新鮮な空気感も、私はやっぱりすごい良いなぁって思います。

じっと待った2か月、でも待って良かった!大切な想い出と元気と希望をいっぱいもらいました!当たり前じゃない感動は、これからもずっとずっと大切にしたいです。
またきっとこの場所で必ず再会できますように。

私はちょっと遠いこの街から、負けないくらい好きでいます!


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*1:しかもGreat Ayaka&Maimi

*2:あと毎度思うのだけど、今後もシャッフルあるなら、一回出身地ユニットで楽曲回してほしい。大きい地方くくりでいいからご当地でそれぞれ凱旋ユニットのパフォーマンスがあったら絶対楽しいと思うんだけどなぁ

*3:NHK・民放連共同ラジオキャンペーン「キタラジ」ファイナルイベント

*4:℃-uteの単独ライブ北海道開催希望、1年に1回でもいいからとにかくとにかくきてほしい、ハロコン北海道での℃-uteファンの反応を間近に見るとほんと心からそう思う

「一人で行ったアンジュルム ライブツアー 2016春 『九位一体』 @小樽」

さて2016年2月の北海道ハロプロ現場ウィーク、レポ第二弾はこちら!

2016年2月21日、小樽GOLDSTONEで「アンジュルム ライブツアー 2016春『九位一体』」が開催されました!
この日は昼夜2公演あり、私はそのうち夜公演の方に参加してきました。
ちなみにアンジュルムはこのライブ前夜にHMV札幌、スタート前にウイングベイ小樽(ヲタル座)、翌日にはタワレコ札幌ピヴォで握手会を開催するなど、北海道内でも積極的にキャンペーンを展開しています!

* * *


こちらもまだまだ始まったばかりのライブハウスツアーですのでネタバレは控えますが……アンジュルムとしての1stツアー(「スターティング・ライブツアー」)、2ndツアー(「FIGHTING NINE」)の流れを踏まえると、今回の3rdツアーはまた表情の違うアンジュルムが見られる、そんなセットリスト。
「大器晩成」で始まった2015年春はスマイレージの流れも汲みながら目の前に光が差したような強いスタート感があって、「七転び八起き」で始まった2015年夏秋はアンジュルムとして自信と勢いを増していく彼女たちの今をつぶさに見ることができましたが、福田花音の卒業と上國料萌衣の加入で始まった2016年春は参加するとまた全く印象が変わります。
一言でいうとリーダー和田彩花がよくコメントする”進化するアンジュルム”の体現
1期2期のさらなる関係性の変化や、3期の頼もしい成長、そして4期新メンバーの想像以上のパワーにガッツリ心を持っていかれるファンが、きっと多いんじゃないかなー。

こんなことがありました

ライブの間に行われたアンジュルム雪合戦

2月にしては天気の良い日が続いていた北海道ですが、中旬にまとまった雪が降り、ライブが行われた小樽も再度銀世界となりました。…というわけで昼公演と夜公演の間には、現メンバーでの雪あそびタイムが急遽開催!

*1

約1年ぶりの北海道の雪に思いっきりはしゃぐアンジュルムのメンバーたち。
「このためにスキー用の手袋を持ってきた」と話すなど各々万全の態勢で臨む中、5分ほど遅れて竹内朱莉が上着も手袋もなくそのままでてくると、「敵が来たぞー!!」の号令とともに集中攻撃がスタートw
その他グループに合流して間もない新メンバー・上國料萌衣も礼儀正しくしっかり先輩たちに雪玉をぶっこむなど(和田「ニコニコして近づいてきたと思ったらいきなりあやに投げたの!」)、アンジュルムらしく思い思いに、北海道を楽しむ様子が見られました。

大きな雪玉たーくさんなげて楽しかった~!
投げすぎて投げすぎて幸せだった(^^)(^^)(^^)

小樽!田村芽実ですっ! | アンジュルム オフィシャルブログ「アンジュルム アメリカにっき」Powered by Ameba

ちょーーーーたのしかったー(^o^)
防寒ばっちりで、頭と足首にもタオル巻いて、マフラーぐるぐるまきだし(^_^)
しかもしかも、うえの服3枚とズボン2こ履いてました!!!!!!
完璧だぜーーー

雪!雪!!ゆ!き!☃挽回 室田瑞希 | アンジュルム メンバー オフィシャルブログ Powered by Ameba

雪合戦したの5・6年ぶりだったから、興奮し過ぎて先輩たちにも思いっきり投げちゃいました

雪*雪*雪* 上國料萌衣 | アンジュルム メンバー オフィシャルブログ Powered by Ameba

あーーーーー楽しかったーーー!!!!
あーーーーーーーー楽しかったーーー!!
めっっっっっっっっちゃちゃちゃちゃたのしかったーーーーーーーーーーーー!!!!

小樽だいすき! | 和田彩花オフィシャルブログ「あや著」Powered by Ameba


ちなみにこの雪合戦は会場前で行われたのですが、ファンが節度を保ち暖かく見守っていたおかげで、騒ぎや混乱なくメンバーたちは心行くまで数少ない自由時間を満喫できたようです。
この事に関してはライブ中にも後のブログでも、メンバーが感謝の言葉を口にしていました!

ファンのみんなが遊んでる私たちを温かい目で見守っていてくれるからこうして遊べるんだ^ ^
本当にありがとう!

北海道 勝田里奈 | アンジュルム オフィシャルブログ「アンジュルム アメリカにっき」Powered by Ameba

北海道公演だけのサプライズ「嗚呼 すすきの」

彼女たちがスマイレージ時代に発表したシングル「嗚呼 すすきの」は、ご当地であるこちらではリリース直後からかなりの人気を集め、実際ハロコン北海道で毎回アンジュルムがハロプロトックプラスの声援を集めるという実話も生んでいます。

ということで北海道公演では特別に「嗚呼 すすきの」がお披露目されることが多いのですが、今回も夜公演にて、サブリーダー・竹内朱莉ちゃんの提案で!急遽新9人のアカペラによるサプライズ披露が!

【1】本当は立ち位置からちゃんとやろうとしたが、修正ができていない&「全然覚えてない」(K田さん)との告白により一列に並んで歌うことにした9人
【2】一度上國料萌衣から「嗚呼 すすきの」とスタートするも、直後の相川茉穂が思いっきり歌詞を間違え、一度仕切り直しにw
【3】改めて上國料→相川→田村→竹内→和田→中西→勝田→室田…と順調に歌い継がれていくが、8人分しか歌割がないため、最後に「風が染みるわ…」とセリフを語りだす佐々木莉佳子
【4】そして2言目ぐらいでセリフがわからなくなる佐々木莉佳子
【5】慌てふためく佐々木莉佳子
【5】「まだ続いてる!」「何言ってもいいよ!」からの一言→『強制佐々木推し!』(場内爆笑と大歓声)

…今まで北海道での「嗚呼 すすきの」披露をすべて見てきましたが、今回の賑やかなパターンはまた目新しくいい思い出になりました!!道民ヲタクルムで本当によかったー!!!

奇跡のアメリカ

実は3rdツアーも2ndツアーに引き続きある部分で”パフォーマンス抽選コーナー”が用意されていまして、前回はソロ曲の抽選でしたが、今回はユニット曲の抽選、という形になっています。
ここはメンバー曰く「ガチ」なわけですが、この日の小樽夜公演で、そのユニット当たりくじを引き当てたのは竹内朱莉・田村芽実・勝田里奈・中西香菜、そう全員の下の名前を一文字ずつとって”アメリカ”の2期メンバー4人!!
しかも偶然用意されていたのは、彼女たちにとって思い出深いある曲。

2期メンバーはもちろんその奇跡のような巡りあわせに相当喜んでいたし、地方に住んでいる私にとっても映像でしか見れなかった2期メンバーの思い出を、まさか地元で追体験できるとは思っていなかったので、本当に忘れられない1シーンになりました。
ただでさえ今回のツアー、アメリカの4人の雰囲気がまばゆくて力強くてすごくいい感じなのに……!!
あの時だけは加入の時の幼い4人の姿も一瞬思い出したりして、なんだか涙がでそうになりました。

田村芽実ちゃんが卒業する前にアメリカの4人で歌えてよかった!

思い出。竹内朱莉 | アンジュルム オフィシャルブログ「アンジュルム アメリカにっき」Powered by Ameba


そう、ここでやっと最後の最後に触れますが、今回は福田花音の卒業と上國料萌衣の加入後はじめてのツアーであり、そしてアンジュルム田村芽実にとって、ラストのライブハウスツアーになります。

記事の前半であまり触れなかったのは、まだ5月30日の卒業まで数か月あるこの北海道公演では、まだほとんど実感がない、いつもの明るく楽しいアンジュルムだったんですよね。
だから寂しいというよりも、面白かった、楽しかった!という感情が大きくて。
ただ一方ではやはり、特にホールツアーに入っていない地方勢は一つ一つが、アンジュルムのめいめいと会える最後の機会になっていくと思います。

これだけまだライブやイベントが予定されている時点で別れを意識するのは地方独特の視点だと思いますし、それが時には当人とズレてしまうことも、あるんじゃないかなーと思います。
でも私たちは後悔の無いように伝えるしかなくて。

最後の握手、「夢叶えてね!」と5年間のありがとうを託しました。
ちょっと早いさよならの向う側に、田村芽実の夢のステージがきっと待っていますように!


そしてアンジュルムに生まれた新たな夢も、いつかこの北海道で一緒に叶えられますように!


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*1:ちなみに相川茉穂ちゃんは残念ながら不参加でした、昼公演で少し体調不良?っぽい様子があったようなので、もしかしたら大事をとってたのかもしれません

「一人で行ったJuice=Juice LIVE MISSION 220 ~Code2→NEXT to YOU~ @札幌」

他の地域から遅れること約1か月半、ついに我が街にもやってきたハロプロ祭り…
というわけで2016年2月19日、札幌ペニーレーン24にて開催された「Juice=Juice LIVE MISSION 220 ~Code2→NEXT to YOU~」に行ってきました!

北海道でJuice=Juiceの単独ライブを見られるのは昨年7月の「Code1→Begin to Run~」ツアー以来、約7か月ぶり。
ちなみに開演前には同会場で、彼女たちによく似た5人組アイドルグループ「NEXT YOU」のホームルーム(握手会)も開催されましたー!

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* * *

2015年10月から始まったツアーとはいえ、まだ少し千秋楽まで日程が残っているのでネタバレは避けますが(私もセトリ見ないで当日臨みました)、1stアルバム「First Squeeze!」出来立てホヤホヤだった前回に比べると、まだ1年も経っていないのにライブが急速にギュッと引き締まったイメージ。
曲の違いというより、もうグループの結束力が全然違う!!
ステージにはアイコンタクトも不要なほどの強い信頼感が備わり始めていて、ライブ全体を引っ張っていくその熱量が見ていてとにかく凄い。
はっきりいって昨年までのイメージで見ると魂抜かれるレベル!!
デビューからまだ3年目ですが”老舗”ハロー!プロジェクトを支えていく先輩グループの1つとして、Juice=Juiceは今素晴らしいパフォーマンスをぐんぐん育てています。

こんなことがありました

尋常じゃない女性ファンの歓声

元々女性の現場参加率が高く”黄色い歓声のハロコン”でおなじみこちら北海道ですが、それにしてもこの日のJuice=Juice@札幌はとにかくすごかった。
ここ6年くらいの北海道現場にはほとんど参加している地元民として、たぶん全グループ含めて歴代最強クラスの女性ファンの盛り上がりだったと思います。
煩いというイメージではなくちゃんとイントロやメンバーのソロでしっかり高まる声援のそれで、相乗効果でそれを受けた男性ファンもさらに大きな声援を送り、時間が進むごとにメンバーとファンが一体となったものすごい熱気溢れる空間に……まさか地方の一会場で、あんな凄いものが見られるとは思っていませんでした、北海道とんでもない。

女性ファンの声援に高まるメンバーたちの様子

というわけで北海道は女性ファンの声援がとにかく凄かったわけですが、そのいつもとちょっと違ったライブに高まるメンバーたちの様子を少し覚えている限り。

【1】アップテンポな2曲目のイントロで女性ファンの歓声を浴び、思わず笑みをおさえきれないステージ上のメンバー
【2】あまりにも女性ファンの声援がすごすぎるため、「試しに女性エリアに投げキッスしてみて」とリーダーにけしかける高木紗友希さん。「えぇ~!」と戸惑うも「ちゃんとみんな返してくれるから、ほら!」と促される宮崎由加さん、女性エリアに思いっきり投げキッス→「キャーーーーー!!!!!」(会場大盛り上がり)
【3】(その後だったか)9曲目の「キス」という単語で盛り上がる某曲にて、宮崎由加さんのハイパーあざかわタイム発生。女性エリアに投げキッス乱発!!もうとんでもない乱発!!!(まばたきしてもまばたきしても投げキッスしてた)
【4】しまいに締めのMCでも宮崎由加さんは「歓声が凄くて人気者になったみたい」と可愛さを振りまきまくっていました

Juice=Juiceなりの”北海道愛”

2013年に13年ぶりのハロコンが開催されて以降、イベントや各単独ライブも復活し、北海道においてもぐっと身近な存在になりつつあるハロー!プロジェクトのアイドルたち。
出身メンバーが在籍しているモーニング娘。'16 *2、つばきファクトリー *3、成り立ちから縁の深いカントリー・ガールズ*4はもちろん、出身メンバーのいないアンジュルムもシングル「嗚呼 すすきの」の発表から一気に距離を縮め、北海道でのライブ実現を夢の1つとして話すなど、遠い地方で待っているファンへの愛情が今新たに、それぞれの形で生まれはじめています。

そして今回のJuice=Juiceも、MCで北海道への思いに言及。
「また単独のツアーで何度も北海道に来たい」(金澤朋子)「北海道が好き!」(高木紗友希)という言葉だけでなく、リーダーからは「いつかはニトリ文化ホールでコンサートがしたい」(宮崎由加)と具体的な目標も語られました。
本人曰く”夢のまた夢”とのことでしたが、初めてグループで訪れた「ロマンスの途中」発売記念キャンペーンからもうすぐ3年、実際回を重ねるごとにJuice=Juiceは、より信頼や愛情を持って北海道のステージに立ってくれていることがわかります。
もし迷っている道民ファンの方がいらっしゃったら……損は絶対にしません、ぜひ!
現場に行き慣れてないという女性の方も、Juice=Juiceもしっかり女性ファン増えてるんで全然浮きません、一人でも友達とでも、ぜひ一度生のJuice=Juiceを見に来てほしいなと思います。絶対好きになっちゃうから。


現在行われているライブでは最初元気に5人が揃っていても、途中で4人でのパフォーマンスになる楽曲がいくつかあり、予習なしに行った私は最初すごく焦ったりしたんですが、どうやら先日発表があった金澤朋子さんに関してはある程度パフォーマンス披露をセーブしての出演になっている様子でした。
ただまだやはり体調の波は強いみたいで、札幌公演のように休憩を挟みながら最後まで参加できる日もあれば、2日後の千葉公演では開演直前でライブ欠席を余儀なくされています。
札幌公演の時は影アナも務め、ペースを保ちながら終演までしっかりとステージにいてくれました。
一番ホッとしたのは終演後の握手で「ずっと味方でいます」と声をかけた時に、申し訳なさそうな顔じゃなく、いつもと変わらない距離感でそこにいてくれたことでした。
デリケートな内情に関して声をかけた私がたまたま同性だったという事もあるかもしれないけど、休むことじゃなくやはり少しずつでもJuice=Juiceのメンバーとしてそこにいることが、彼女の何よりの安心であり、続けたい日常なんだなとすごく感じました。

欠席などのアナウンスがない限り、開演までに特に説明はありませんが(数曲終わってのMCで「休憩を取り入れながら」と触れる程度)きっと5人は前向きにライブに取り組んでいるので、これからいかれる方もぜひ普段通りの安心、そして普段以上の応援を、Juice=Juiceに届けてあげてください。

今回は記憶に残るとんでもないライブを体験させてもらいました!!
私もいつか北海道のホール会場でJuice=Juiceのライブを沢山の人と共有したいです。また5人で帰ってきてくださーい!!!!!北海道のファンより!


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First Squeeze!(通常盤)

First Squeeze!(通常盤)

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*1:ドラマ「武道館」第1話

*2:10期・佐藤優樹が北海道出身、他にも歴代で5人の北海道出身者が在籍

*3:谷本安美が北海道出身

*4:前身のカントリー娘。は中札内村の花畑牧場を拠点に活動していた時期があり、カントリー・ガールズに改名後もメンバーの稲場愛香、スーパーバイザーの里田まいが北海道出身

「一人で行ったこぶしファクトリー ライブツアー2015 ~The First Ring!~@札幌」

2015年11月6日の大阪公演からスタートしたこぶしファクトリーの1st単独ツアー「The First Ring!」が、2016年1月30日の福岡公演で無事千秋楽を迎えました!

私も2015年12月4日に行われた北海道公演を見てきたんですが、当時スケジュールの都合でレポを上げることができなかったので……
だいーぶ日にちが開いてしまいましたが、全公演終了というタイミングにあわせて、一つ感想記事を書き残しておくことにします。

【こぶしファクトリーとは】
ハロー!プロジェクトに所属する8人組女性アイドルグループ。ハロプロの育成システム・ハロプロ研修生から選抜されたメンバーで、2015年1月に結成、同年9月にメジャーデビューし、年末の「第57回 輝く!日本レコード大賞」にて最優秀新人賞を受賞。

* * *

私が参加したのは前述の通り、2015年12月4日の北海道・札幌cube garden公演。
初日から1か月が過ぎツアー的にはちょうど後半戦へ差し掛かったあたりで、緊張感は保たれつつ、でもどこか良い意味でメンバー1人1人がステージの雰囲気を掴めてきている、そんなタイミングだったと思います。

【こぶしファクトリー ライブツアー2015 ~The First Ring!~@セットリスト】

01.ドスコイ!ケンキョにダイタン / こぶしファクトリー
02.愛の弾丸 / Berryz工房
03.大人にはなりたくない 早く大人になりたい / Berryz工房
04.恋のヌケガラ / 美勇伝
05.行け 行け モンキーダンス / Berryz工房
06.恋の呪縛 / Berryz工房
07.かわいい彼 / メロン記念日
08.青春劇場 / Berryz工房
09.☆ミニゲームの優勝者によるソロコーナー
10.ラーメン大好き小泉さんの唄 / こぶしファクトリー
11.This is 運命 / メロン記念日
12.さあ、早速盛り上げて 行こか~!! / メロン記念日
13.バカにしないで / Berryz工房
14.さぁ!恋人になろう / メロン記念日
15.念には念(念入りVer.) / こぶしファクトリー
16.一丁目ロック! / Berryz工房

デビュー1年目ということで、まだオリジナル曲が少なく自ずとカバー中心のセトリになる彼女たち。
2015年は同じくデビュー1年目のカントリー・ガールズもやはり初ライブツアーを行っているのですが、(先代カントリー娘。や初期モー娘。ユニットなど)柔らかめの女の子ソングが抽出されていたカントリー・ガールズに対して、こぶしファクトリーはBerryz工房やメロン記念日など思いっきりアグレッシブなハローの系譜でピックアップ。
この2ライン稼働、一見普通のことに見えるかもしれませんが、ハローの長いファンとしてはだいぶものすごく感動したw
だって今2016年だよ!!(まだ現役に近いBerryz工房はともかく)まさか美勇伝やメロン記念日イズムをしっかり受け取った最新のハロプロステージがこの時間軸でもう一度味わえるなんて、誰一人思えてなかったよ!!!

(思いがけずイントロで超感動した美勇伝「恋のヌケガラ」)

(本番で数年ぶりに聴いたにも関わらずちゃんと連打連打できるもんだと自分のヲタ本能に感心したメロン記念日「さぁ!恋人になろう」)

そしてさらにこの日すごいなぁと感心したことがあって、それは特にこの路線だと相当先代の個性は強いにも関わらず、ちゃんとこぶしファクトリーは自分たちの色を添えてステージを作りだせていたこと。
例えばBerryz工房のシングル曲「行け 行け モンキーダンス」とかは若いアイドルがやるとただの真似事になってしまっても仕方がないくらいの結構クセのある楽曲なんですけど、Berryz工房のパロディではなく、ちゃんとこぶしファクトリーのパフォーマンスとして一個ステージが成立していた。
もちろん研修生時代のやり方とも違う、あのステージにはすでに自分たちの見せ方をグループが客観的な視点から意識出来はじめてるっていう気づきがあったと思うんですよね。
あれ地味に衝撃だったなぁ、今でも忘れられません。

(真面目な流れ上こっち貼りますが、ほんとはMonkey Ver.を見てほしいBerryz工房「行け!行け!モンキーダンス」)

あと今回のセットリストで良い作りだなぁと感じたのが、途中にあるMC兼ミニゲーム+ソロコーナー。
流れを簡単に説明すると、今回のライブツアーでは各公演でMC中にミニゲーム(黒ひげ危機一髪やくじ引き)が入っていて、優勝者がそのまま直後のソロコーナーでまるまるステージをもらえるというパートが組み込まれていました。しかも勝負はガチ。

全17公演なので8人×2公演立てればちょうどいいというところ、ランダムなので3公演勝ち抜くメンバーもいれば1公演しか勝てないメンバーもいたりと、本当にランダムのソロコーナーだったのですが、だからこそなんか高揚感があって、臨場感があって、何より勝負を見守る過程で客も一気にライブの当事者になっていけるのがすごく良かった。
ちなみに私の行った北海道公演ではそれまで一度も勝ち抜けていなかった浜浦彩乃ちゃんが見事出演権をGETし、思わず嬉し泣きしてしまうという名シーンが生まれたのですが…!!
ああいうのはいいですね、地方の1公演でも行く理由、見る理由が生まれる。

(ちなみにこちらもライブ企画、Youtubeとほぼリアルタイムで連動していた「こぶし屋発全国麺紀行~楽屋からご麺ね~」シリーズ)

* * *

今回はタイミング的にもまずは挨拶代わり、という位置づけのライブツアーだったと思いますが、それにしてもこぶしファクトリーは初回からすでにかなり完成度が高くて、すごく驚きました。
いや研修生で場数踏んできた精鋭だらけというのもありますけども、歌やダンスの安定感はもちろん、この子たち新人グループなのにすでによく客席の方を見てるんですよね。デビューまもない10代のアイドルって最初はなかなかファンの方まで意識する余裕がなくって、パフォーマンスだけでいっぱいいっぱいだったり、たまにファンの方を向いてても心ここにあらず、という形になっちゃってることがよくあるというかむしろそれがスタンダードなんですけど、こぶしファクトリーはほんとによく見てる。
すでにアイコンタクトでファンの気持ちを掴んだり、またわざと見ないでステージを作るということもできてます。面白いだけじゃなく、プロスキルも相当高いんですこの8人…

単独ツアー終了直後の現時点では研修生発表会やひなフェスなど東名阪中心のステージ出演がアナウンスされている彼女たちですが、宮城、広島、そして北海道では、これから開催予定の「Hello! Project 2016 WINTER ~ DANCING!SINGING!EXCITING!~」でも、そのパフォーマンスを体験することができます。
これを書いている私自身がまだセトリ知りませんが、日本レコード大賞・最優秀新人賞を獲得した2015年のデビューシングル曲や、超評判のいい今月発売予定の2ndシングル「桜ナイトフィーバー/チョット愚直に!猪突猛進/押忍!こぶし魂」からどれか披露するかも…?
ということで宮城、広島、北海道あたりでもしまだハロコン未見の方いらっしゃいましたら、そちらもどうぞチェックお願いいたします!

(2月17日発売予定、こぶしファクトリー2ndシングルから「チョット愚直に!猪突猛進」)


というわけで最後に…

小川麗奈さああああああああああああああんんん!!!!!!!!!!!!!!今年も大大大大大好きです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(ご清聴ありがとうございました)


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「一人で行ったJuice=Juice / NEXT YOU『カラダだけが大人になったんじゃない / Next is you!』予約握手会@札幌」

明けて2016年の北海道リリイベ一発目*1、1月27日にHMV札幌ステラプレイスで開催された、Juice=JuiceのCD予約握手会に参加してきました!

まもなくリリース&ドラマスタート週を迎えるというタイミングで、忙しいスケジュールにも関わらず北海道まで海を越えてきてくれたJuice=Juiceのメンバー。
今回は5人の中から宮本佳林ちゃん、植村あかりちゃんが札幌での握手会を行ってくれました。

*2

ちなみに今回イベント参加の対象となったニューシングル、ダブルA面のうち『Next is you!』は、2016年2月からフジテレビ&BSスカパー!で放送される主演ドラマ「武道館」(原作:朝井リョウ)の主題歌になることがすでに発表済。
ドラマ内では5人が架空のアイドルユニット・NEXT YOUとして同曲を歌っていることから、今回は『Next is you!』がNEXT YOU名義、そして『カラダだけが大人になったんじゃない』がJuice=Juice名義での発表になっています。

こんなことがありました

年少コンビによるゆるゆるフリートーク

今回札幌に来てくれた二人はグループの年少チームという立ち位置だけじゃなく、トーク回しも共通してどこかふわっとしている天然系の女の子たち。
最近のハロー!プロジェクトは道重さゆみさん(元モーニング娘。)やももちこと嗣永桃子さん(現カントリー・ガールズ)の活躍の影響で、結構若いうちからトークの広がりを意識しているメンバーが多いのですが、年頃の妹メンバーが2人だけで揃うと話はまた別。
握手会前に行われた観覧イベントでは……地方だからこそ逆にあまり見れない、ふわっふわのフリートークが展開されていきましたw

内容は新曲のMV撮影秘話やドラマ「武道館」の裏話、イベント参加者からの質問コーナー、北海道の印象など。
今回のシングルは久々のつんく♂プロデュース作品になっているのですが、佳林ちゃんがその事について「つんく♂さん節があちこちに散りばめられている」と嬉しそうに話していたのが印象的でした。
また北海道の印象に関しては、この日は真冬で雪がちらついていたこともあり、自然とその話になっていくのですが「めったに見れないから嬉しかったけど何回か滑ってコケそうになった」(植村)「車窓から雪が見えて「すごい降ってる!」とハシャいでいたら周りの人から「あれは舞ってる程度ですね」とツッコまれた」(宮本)など二人らしい表現がポンポン飛び交い、会場全体が癒しと笑顔の雰囲気に包まれていました。

握手会で思わず泣いてしまう女性ファンが続出、待ちに待っていた札幌リリイベ

今回の札幌J=Jリリイベでとにかく目立ったのが、特に握手前後で”思わず泣きだしちゃってる女性ファンの多さ”。
なかなかメンバーに会えない地方イベだとまぁ毎回そういう子は必ず1人は見かけるんですが、北海道のハロプロ系イベに9年くらい通い続けている中で、今回ほど複数人が感涙している現場は他になかったと思います。見渡したら誰かしら涙を拭ってる女の子がいたくらいのレベル。

理由ってなんだろうなぁと考えると、まず今回の二人はとんでもなく可愛かった…とんっでもなく可愛かった!!(実感に伴う強調)
ハロプロはアイドル集団なので当然可愛い子の集まりなわけですが、中でも札幌イベに来てくれたJuice=Juiceの宮本佳林ちゃんと植村あかりちゃんは、非現実的なタイプかつレベルの可愛さを備えたコンビなんですね。

しかもこの二人、揃って握手が優しい。
元々Juice=Juice自体が初期から優しく明るい雰囲気でファンと接し続けてくれてるグループなんですけど、ただでさえあんなに可愛い子たちが、ファンに超優しく接してくれるとかもはやJ=J握手はファンタジーの世界(実感に伴う強調)。
北海道に限らず地方在住のライトファンの方はぜひ一度Juice=Juiceのライブやイベントに参加してみてほしいです、きっと大好きになっちゃう。


次に北海道で二人を含めたJuice=Juiceと会えるのは、2月19日の単独ライブツアー@PENNY LANE 24公演、そして2月20日のハロコン千秋楽@ニトリ文化ホール公演。
先日サブリーダーの金澤朋子ちゃんに関する体調面での発表がありましたが、本人の活動継続の意思はもちろん、ハロプロリーダーの℃-ute・矢島舞美ちゃんからも先日「メンバー、スタッフ、そして、ファン一同で支えていきましょう」というメッセージが発信されました。
いたわりあいながら、変わらぬ楽しい応援を、北海道からも沢山グループに届けられたらいいなと思います。


ameblo.jp
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*1:ちなみに現場一発目は1月14日に札幌市教育文化会館で開催されたモーニング娘。'16出演「キタラジ!ファイナルイベント」だったんですが、こちら諸事情により直前で欠席になってしまいレポできずでした、すみません

*2:http://www.helloproject.com/juicejuice/profile/

「地方民も行ったアンジュルム ファーストコンサートツアー2015秋『百花繚乱』~福田花音卒業スペシャル~@日本武道館」

ちょうど1週間前の2015年11月29日、私たちは、東京の日本武道館にいました。

「ファーストコンサートツアー2015秋『百花繚乱』~福田花音卒業スペシャル~」!

この日をもってスマイレージ/アンジュルムの1期メンバーとして6年、さらにハロプロエッグ*1時代も含めると計11年、アイドルとして活躍してきた福田花音さんがグループを卒業。作詞家という新たな目標を追いかけるため、仲間たちとファン、そしてそのステージに別れを告げました。

…もう時間結構経ってるし正直ライブビューイングとかスカパーの生中継がどう映ってたとか情報まったく追えてなくって、なので多々重複する場所もあるかと思いますが…あの日私、と一緒に行ってくれた夫!(非ドルヲタ)が現地・日本武道館で見た風景や感想を、今思い返しながらゆっくり綴っていこうかと思います。

アンジュルム ファーストコンサートツアー2015秋『百花繚乱』~福田花音卒業スペシャル~@セットリスト*2

アンジュルム ファーストコンサートツアー2015秋「百花繚乱」~福田花音卒業スペシャル~(BD) [Blu-ray]

01.出すぎた杭は打たれない
02.七転び八起き
03.新・日本のすすめ!
04.地球は今日も愛を育む
05.ええか!?
06.ドンデンガエシ
07.乙女の逆襲
08.寒いね。
09.プリーズミニスカポストウーマン
10.夢見る 15歳
<メドレー>
11.ふたりはNS(和田・福田)
12.黄色い自転車とサンドウィッチ(福田・佐々木)
13.しっかりしてよ!もう(福田・相川)
14.踊ろうよ(福田・室田)
15.すまいるブルース(福田・田村)
16.恋人は心の応援団(福田・勝田)
17.ねぇ 先輩(福田・竹内)
18.ヤッタルチャン(福田・中西)
19.わたし(福田)
20.交差点(1期和田+2期3期)

21.私、ちょいとカワイイ裏番長
22.新しい私になれ!
23.同じ時給で働く友達の美人ママ
24.有頂天LOVE
25.臥薪嘗胆
26.友よ
27.大器晩成

28.私の心(福田)
29.旅立ちの春が来た
30.スキちゃん

まず私たちの座席ですが、実は上手のステージサイド側にいました。
もちろん自枠のFCチケで引き当てたものですが、ここに配置されたことが後にあの一部始終をガッツリ目撃する大きなきっかけになろうとは、開演前の私たちは全く気付いていなかったのです…!!(この話は後半で)

ほぼ定刻に客電が落ち、アンジュルムとしては2回目、そしてアイドル福田花音にとってはラストになる、日本武道館公演がスタート。
最新シングル「出すぎた杭は打たれない」とともにステージに登場した9人は、もう立ち姿からして、1年前にできた体制という事実が信じられないほどの気迫、気迫、気迫!
私が正面ではなく真横から見ていたことも大きく関係しているかもしれませんが、だからこそ余計に、この日のアンジュルムには一切迷いがなくむしろこの9人で120%勝ちにいこうとしてる、そんな闘争心をばしばし感じとることができました。

そんなテンション上がりっぱなしの私と基本地蔵スタイル*3の夫、流れゆく時間と音楽に思い思いの方法で接していたわけですが、途中一回おんなじタイミングで顔見合わせてスゲーー!!ってなった部分があって、それは6曲目の「ドンデンガエシ」のサビ!

同じく彼女たちの最新シングルに収録されている「ドンデンガエシ」、疾走感のあるこの曲はサビでメンバーが左右に分かれて交互にこぶしを振り上げ応酬するというパフォーマンスになっているのですが、メンバーもそうなんだけどそれ以上にびっくりしたのはステージ側から見たファンの皆さんが見事に、演者にあわせて二手に完全リンクしたサイリウムの動きになっていたことです。

文字で書くとなかなか伝わりにくい光景なのですが、これがとにかく衝撃的だったのは、まず1万人規模の動作が完璧にステージと一体になっていたこと。
あともう一つ、ここは本来のドルヲタパターンでいうと、通常はそれぞれの推しメンとリンクしたばらばらの動きになるはずなんです。
自分が右にいても推しが左担当ならば左のタイミングで手を挙げるし、逆もまたしかり、それがほんとは普通のヲタ心で、何も間違ってないことなんです。
なんだけど、アンジュルムのファンは、そこだけ推しがどっちとか関係ない、自分が右にいれば右担当の務めを全うする、左ならば左担当の務めを完全に全うする。
そしてそれがステージ側から見ると結果的にすごい光景になっていて、華奢な9人の女の子たちのパフォーマンスを大きな力で支えていた。
ここに最近のアンジュルムの強さが、ものすごく見えたような気がしました。


その後ライブは進み、始まったのが福田花音×アンジュルムメンバーによる”2人メドレー”。
これは後日オフィシャルブログでも綴られていましたが、福田さん本人の発案だったそうです。

わたしが1番こだわって1番やりたかったことは、メンバー全員と2人でうたうこと。
これが、わたしが秘密にしていた「びっくりすること!」です♪

ありがとう | アンジュルム 福田花音オフィシャルブログ「いちごのツブログ season2 福田花音のアイドル革命」

これ、ほんとに考え抜かれてます。
一番すごいなって思ったのは長い歴史の小さな盲点をここにきてアンジュルムが打ち抜いたっていう驚きで、福田さんがハロプロメンバーでありながら大のハロプロファンという側面もあったからこそ、モーニング娘。の卒業ライブとはまた違うオリジナリティをもって、ここに彼女たち独自の卒業スタイルの芽がでた。
これが今後のハロー!プロジェクトにとって、どれだけの意義をもたらす出来事になっていくか!!

…ってひとりぶつぶつ盛り上がっていたらさらに面白かったのは非ドルヲタの夫の感想で、このメドレー部分、セレクト的には「黄色い自転車とサンドウィッチ」や「しっかりしてよ!もう」などカップリング・アルバム曲メインの完全内輪向けターンであったにも関わらず、夫は楽しかったシーンのひとつとしてここの記憶を挙げました。

「この子たちを初めて見たけど、残るメンバーがどういう個性の人なのか、俺みたいな立ち位置の客でもわかりやすかった」

* * *

そこからさらに作詞家・福田花音のデビュー作「わたし」や現役メンバー8人による福田さんへのメッセージソング「交差点」など名シーンが続き、いよいよ本編終盤となっていくのですが、「私、ちょいとカワイイ裏番長」からノンストップで駆け抜けていくこの場所で、あるメンバーに異変が起きます。

これ検索するとちょいちょい言及も残ってるので、ライブビューイングやスカパーのカメラでも時たま映ってたかもしれませんが、実はこの時、2期メンバーの竹内朱莉さんのイヤモニにトラブルがありました。
これだけ時間も経ったので後日談ということで書きますが、私と夫の覚えている範囲で少なくとも2回、あの時竹内さんは上手のミキサー卓に走って不調を訴えています。
ただその時がちょうど「ちょいカワ番長」からのステージでずっぱり部分で、はけて直せるタイミングがなく…途中から彼女がイヤモニを抑えて歌いだしたのは、ちょうど2回目の不調を訴えたあたりです。
あの時、実はミキサー卓のあたりにはめちゃくちゃ大人数のスタッフが集まっていました。

ただトラブルがあったからこそ、実はよりはっきり見えたものがあって、それはアンジュルムの新サブリーダー・竹内朱莉は、絶大な信頼をおける素晴らしいパフォーマーだということ。
ステージに立っている時の表情はもちろん、ミキサー卓でスタッフに不調を伝えるその瞬間でさえも、そこには不安や動揺は一切ありませんでした。
アンジュルムの、そして福田花音の大切なステージをちゃんと最後までファンに見せきるためにすべきことをする、センターステージの見せ場では臆することなく思いっきり頭を振ってダンスする…

イヤモニに関しては本編ラストの大器晩成で一瞬ステージが暗転したときに、袖で待機していたスタッフが走って竹内さんに駆け寄り、トラブルの対応を行っていました。
そこではたして直ったのかどうかはわかりませんが*4、トラブルが発生してから本編が終わるまで、少なくとも竹内さんは歌もダンスも大きく外す場面は一回もありませんでした。

周囲のメンバーのアイコンタクトやサポート、そして何より竹内さんのハンパない度胸を目の当たりにして、私は今後のアンジュルムも絶対応援していこう、そう強く思わされました。

* * *

そしてトラブルを抱えながらも見事にステージを走り抜け、本編を終了したアンジュルム。
ここからの福田花音ラストステージの姿は、ハロプロのオフィシャル情報番組・ハロステでも視聴することができます。

福田さん…いやもういいやまろが、あのホワイト×ピンクのドレスでステージに登場したとき。
その姿はただただほんとに可愛くて、お人形さんみたいに可愛くて、じっと記憶にその可愛さを焼きつけていたのですが、

www.barks.jp

その直後のセレモニー曲「私の心」のサビで日本武道館に雪が舞ったその瞬間、頭の中で一気に11年前の「Hello! Project 2004 Winter ~C'MON! ダンスワールド~」の記憶が蘇りました。

安倍なつみ~モーニング娘。卒業メモリアル~ [DVD]

ハロー!プロジェクトの1期生でもあり、そしてハロプロエッグ時代から見守り続けてくれた大好きな先輩でもある、安倍なつみの卒業ライブは、福田花音がハロプロエッグに合格する数か月前の出来事。
芸能界のことなんて何もわからないまま、ただただハロー!プロジェクトが大好きでオーディションに応募したあの日の女の子は…最後に大好きな大好きなハロー!プロジェクトのアイドルとしてステージから同じ景色を見て、そのアイドル人生の幕を下ろしたんじゃないかなって、改めて今そう思っています。

想像の域でもいい、ハロプロを好きでいつづけて、私はこの瞬間を見れたこと、幸せでした。

* * *

福田花音さんへ

11年間のハロー!プロジェクトメンバーとしての活動、本当に本当にお疲れさまでした!

エッグ、スマイレージ、そしてアンジュルムと、それぞれに色んな思い出がありますが、あなたが卒業すると決まって一番地味にショックだったのは「00年代のハロプロをリアルタイムで知っているハロメンもついにだんだん離れていくんだな…」ということでした。
90年代の記憶だの思い出だのはもうそれはそれで仕方ないかなって思ってるとこあるんですけど、あの辺に比べると00年代のハロプロはまだまだ最近の出来事のような感覚、長いファンの間でも人によって途中脱落とか共有できない部分が多々生じちゃってる時期でもあるけど、でも内容的にはあの時も充分見どころあったし、面白かったし、そして何よりまろはそのあたりのハロプロ感覚もちゃんとすくいとって10年代にハローの話をしてくれる…近年は特にそんな貴重な存在でした。

あなたにならいえます、私はいよいよハロメンと自分のハロプロ記憶がズレていくことが怖い!!これ結構まじで!!

でもなんかもう、その一方でハロプロの歴史を追っかけていくことは完全にライフワークだと思っているので、気合い入れなおしてこれからも応援していこうと思っています。
これからはまろもハロヲタに復帰したということを支えに、ぼっちヲタを変わらず続けていきますので、来年のハロコンから一緒に楽しくヲタ活しましょう!
twitterや各所での濃厚なレポ、楽しみにしています!!これも結構まじで!!


…あと最後にまじめにもうひとつ、伝えたかった事を書きます

まろの卒コンから数日後に行ったハロショ秋葉原店でたまたま、あなたが日本武道館であの日着ていたドレスの展示を、住んでいる北海道に戻る前に見ることができました。
綺麗なバラの柄にさらに縫い付けられたたくさんの飾り、近くで見ても、すごく女の子の夢のつまった、ほんとに可愛いドレスでした。

でもたまたましゃがんだとき、そのスソに、多分舞台裏やステージを歩いたときについただろう黒い跡が、ちっちゃく、でも確かに残っていました。

ドレスの美しさとステージの跡、そこには11年走り抜けたアイドルの何よりのリアリティがあって、見ていて思わず胸がいっぱいになりました。

最後の最後までファンに感動をくれてありがとう、幸せにしてくれてありがとう。
そして今年の夏に北海道で開催されたラストのライブハウス公演で、アンジュルムの福田花音さんに伝えたことばを、もう一度作詞家の福田花音さんにも伝えたいです。

「夢叶えてね!」


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*1:ハロプロの新人育成システム、現名称は「ハロプロ研修生」

*2:オープニングアクト除く

*3:地蔵=席から動かずじっと見ている様子を示すドルヲタ用語です、一応

*4:ファンのtwitterレポ見ると結局イヤモニ不調のまま本編やりきった?のかもという感じ

「一人で行ったカントリー・ガールズ ライブツアー2015秋冬 @札幌」

2014年11月5日に”カントリー・ガールズ”という名前を授けられてからちょうど1年、そして結成2年めの新たなスタートの日、彼女たちが北海道に帰ってきました!

夏に開催された初ツアーに続き、「秋冬」という形で公演数を増やして行われている2回目の単独ライブツアー。
今回はツアー直前にプレイングマネージャーの嗣永桃子さんが声帯ポリープの治療を余儀なくされ、初日からの6公演をお休みするというピンチもあったのですが、”ももち先輩”の指導で急成長を遂げているオリジナルメンバー4人は託されたステージをしっかり務め、7公演目となる今回の札幌公演から無事5人のフルメンバー体制に。

そして北海道はメンバーの稲場愛香ちゃんの出身地という大きなトピックスもあり…
今回開催された札幌ライブは「結成2年目の初日」「ももち先輩ステージ復帰」「稲場愛香ちゃん凱旋公演」といくつものお祝いムードに包まれ、いつも以上に熱のこもった華やかな時間となりました!

(※以降セットリストを含むネタバレあり)

* * *

【一人で見たカントリー・ガールズ ライブツアー2015秋冬 @札幌公演】

記事を書くにあたり色々考えたのですが、今回はまだカントリー・ガールズのライブを見たことがないという新規ファン、ライトファンの方とも情報を共有したいなという考えがあり、ツアー途中ですがセットリストを掲載します。

カントリー・ガールズ ライブツアー2015秋冬 [DVD]

01. 革命チックKISS / カントリー娘。
02. 浮気なハニーパイ / カントリー娘。*1
03. BYE BYE 最後の夜 / カントリー娘。*2
04. 恋がステキな季節 / カントリー娘。
05. わかっているのにごめんね / カントリー・ガールズ

☆札幌公演:キスより先にできること / カントリー・ガールズ(未発表曲)*3
☆札幌公演:妄想リハーサル / カントリー・ガールズ(未発表曲)

06. 二人の北海道 / カントリー娘。
07. 雪景色 / カントリー娘。
08. ためらいサマータイム / カントリー・ガールズ
09. もしも… / ハロー!プロジェクト モベキマス
10. ロボキッス / W
11. ちょこっとLOVE / プッチモニ
12. 恋をしちゃいました! / タンポポ
13. 有頂天LOVE / スマイレージ
14. 恋泥棒 / カントリー・ガールズ
15. 恋人は心の応援団 / カントリー娘。*4
16. かっちょ良い歌 / ハロー!プロジェクト モベキマス
17. 初めてのハッピーバースデー / カントリー娘。*5
18. 女の子の取り調べタイム / カントリー娘。*6

前回の初ツアーも『シャイニング 愛しき貴方』など前身グループのオリジナル曲を披露していたカントリー・ガールズですが、秋冬はさらにその比率が高まり、より”カントリー成分”が濃くなったセットリストに。

…正直今回のしょっぱなで『革命チックKISS』のイントロが流れてきたときは超あがった!!!!
この曲は前回のレポでも触れていますが後期カントリー娘。の唯一ともいえるオリジナルソングであり、現スーパーバイザーの里田まいちゃんにとって最初で最後の単独ツアー(「カントリー娘。LIVE 2006」)でも披露していたすごく大切な作品。
だからこそそのDNAを受け継いだ新世代のカントリー・ガールズがこれをきっかけに自分たちの単独ライブの幕開けを告げることは、明るい曲調でテンション上がるのはもちろん、どこかグッと掴まれちゃうものもあります。
それからグループの歴史的には「二人の北海道」で始まる”北海道がテーマの楽曲メドレー”部分も、大きく注目しておきたいポイント。
ここで並ぶ「二人の北海道」はカントリー娘。のインディーズデビューシングル、「雪景色」はインディーズ2ndシングルになります。

そしてこの2作、ただ歴史的な価値を意味するというだけじゃなく、実はどちらも作詞が森高千里さんという珍しい作品でもあるんです。
歌詞を追っていくとすごく細かなところで、男性のつんく♂さんとはまた違う、女性ならではの視点やニュアンスが楽曲に投影されているのがわかります。

最近だとつんく♂さんの総合プロデューサー卒業に伴い、モーニング娘。'15の『今すぐ飛び込む勇気』やアンジュルム『乙女の逆襲』など女性の方もまた少しずつハロプロ作品の詞の部分を手がけることが増えてきていますが(三浦徳子さん、児玉雨子さんなど)、実はその流れのすごく最初の部分を*7リバイバル的にやってるのが2014年結成のカントリー・ガールズだったっていう面白さ。

今のモーニング娘。ホールライブがプラチナ期からの継承を意識させるようなセットリストになっている同時期、カントリー・ガールズはライブハウスでハロー!プロジェクト全体の歴史の継承式をおっぱじめてる…って考えると今のカントリーライブって結構とんでもないことをさらっとやってんじゃないかなと思ったりもします*8
あと今回の札幌公演ではサプライズで、『キスより先にできること』『妄想リハーサル』の新作2曲も披露!!
それぞれ年少組と年長組が(歌割など)フィーチャーされている内容で、たぶんハロステあたりで後にライブverが公開されると思います。

ももちPM曰く「今まで温めていた曲」で、現時点でとくにリリース予定はないそうなのですが、私は特に『妄想リハーサル』が、初見でもかなり楽しくて好きだった!!
合いの手もガンガン入るし、あの曲はいずれライブのキラーチューンとして育っていく作品になるんじゃないかと予想。

【まだまだ伝えたいカントリー・ガールズ ライブツアー2015秋冬 @札幌公演のトピックス】

プレイングマネージャー・嗣永桃子復帰を心から喜ぶメンバーたちの風景

芸能ニュースとしても各所で取り上げられていた通り、前日の「カントリー・ガールズ1周年記念イベント&嗣永桃子復活祭」から完全にライブ復帰を果たしたももち先輩。
それをやはり誰よりも心待ちにしていたのは4人のかわいい後輩たちで、山木梨沙ちゃんはMCで「メンバーみんなそうだと思うんですけど、ステージでももち先輩とアイコンタクトをとれることがすごく嬉しいんです!」と喜びを爆発、いつもはももち先輩と仲良く喧嘩芸を披露している現メンバー最年少の小関舞ちゃんも「いつもももち先輩のことをおばさんとか歳が離れてるとか言ってしまってるんですけど…本当は大好きです!!」と満面の笑みで復帰を祝福していました。

そしてファンの方々にお伝えしたいのはこの日ももち自身もすごく表情が明るく輝いてたという記憶で、ライブハウスの距離だから余計はっきり見えるんですけど、自分の歌パートじゃない時にメンバーと向かい合ってるももちが見せていた心から楽しそうな笑顔が、本当に本当に印象的でした。
プロ意識が高い人なだけに、体調のこととはいえ活動を少しお休みするというのはきっと色々悔しさもあったんじゃないかと思うのですが、何よりも元気に、そしてそんな素敵な表情でステージに戻ってきてくれたことが、ファンとしては一番嬉しい気持ちをもらってしまった感じです。

なんか森戸知沙希ちゃんのテンションがとんでもなく高かったのお知らせ

それから、これ今回のツアー通してなのかな?ももち復帰公演だからなのかな?そこがちょっとはっきりしてないんですけど、とりあえず札幌公演で一番びっくりしたのが、初ツアーに比べて森戸知沙希ちゃんの表情がめちゃめちゃ明るくなっていたこと。
全体は終始ガッチガチで、客席を見ることもままなってなかったはずのちぃちゃんなんですが、今回はめちゃくちゃ笑う、動く、客席見てる、とんでもない進化遂げてる!!

そして自身の感情を身体(ダンス)に持ってこられるスキルのある人だから見ていて感覚的に楽しいっていうメッセージが伝わるし、自信もできたのか歌もガツンと前まで伸びてくる場面がだいぶ増えてきた。
もともとできないという印象はなかった女の子でしたが、このツアーでもしかしたら一番伸びしろ感じさせてるのはちぃちゃんかもしれない。

ちぃちゃんといえば私この話題も最近すごく好きなんですけど↓

【カントリー・ガールズ】新メンバーサプライズ動画www森戸知沙希「よぉぉーっ!まだだぁああっ!まだまだいたぁぁっ!」|℃-ute派なんday

札幌公演のMCでもエピソードトークに入ったちぃちゃんが結構これに近いテンションでわーっとしゃべってる瞬間があり、これはももちPMの育て方次第で新たな武器に成り得るぞ!とワクワクしながら見てました。
℃-ute鈴木愛理ちゃんのふがふがみたいな愛されつっこみ要素ができれば備わってほしい存在の一人。

稲場愛香ちゃんにとって”まなかコール”で迎えられた初めての凱旋ライブ

そしてこれを伝えなくてどうすんだって感じですが、大変お待たせしました、北海道出身メンバーの稲場愛香ちゃん・凱旋ライブの話題。

電池式のものが普及したこともあり最近はサイリウム持参率がかなり多くなっているハロプロ現場ですが、今回のカントリー札幌公演では有志のファンの方が無償でサイリウムを配布提供するというナイスサポートもあり*9、ライブ中やアンコールでいつもよりもさらに沢山の赤いサイリウムが、赤をメンバーカラーとする稲場愛香ちゃんを迎えるために掲げられていました。
前回の北海道公演もやはり凱旋という意識があり、愛香ちゃんファンの方も沢山かけつけていたんですが、考えたら前回って初ツアーの初日だったんで、コールがグループ名の「カントリー」だったんですよね…まぁ場面的にそれは仕方のないことでもあったんですが、そういう経緯があって結果的に稲場愛香ちゃんにとっては今回が初めての”まなかコール”に。

この日の愛香ちゃんはすでにライブ本編から時折感無量な表情を見せている瞬間があったんですが、アンコールの”まなか”にはとくに心打たれるものがあったようで、ラストMCでは出てきたときからすでに泣く一歩手前の困り顔。
でもちゃんとやらなきゃ→嬉しい→泣きそう…という感じで他のメンバーの挨拶中も愛香ちゃんはころころ表情が変わっていて、それが可愛いなとか、ほんとに嬉しかったんだなとか、こちらもぐっとこみ上げるものがありました。

彼女の泣き顔…といえば今年のハロコン札幌でメジャーデビューを発表したときも思わず涙を見せる場面がありましたが、今回のMCで本人曰く「あの時は泣いてしまって言いたいことが言えなかった」と。
「だから今日は泣かないって決めてて、今はギリギリセーフです!」と続くのですが、その直前まで頻繁に涙をぬぐう様子を会場中から目撃されている愛香ちゃんw
彼女らしいほんわかした明るさで最後の挨拶では大きな歓声に包まれ、暖かい雰囲気でカントリー・ガールズ・2回目の凱旋公演は無事終了したのでした。

ameblo.jp

* * *

個人的には最近ハローが全体的にスキル重視のステージになってきている中で、カントリー・ガールズは初見でも真似しやすい簡単な振りやわかりやすく楽しいMCなど、高い能力値よりも一つのショーとして時間を作り上げている趣きがあって、逆に貴重なポジションを担ってきている、そんな印象を受けました。
わかりやすくいえば(セトリ的にそのまんまなんだけど)プッチモニとかタンポポとかそれこそカントリー娘。とかが混在してた黄金期ハロコンのアゲ方にちょっと近い雰囲気。
2010年代だとスマイレージやJuice=Juiceも先輩のカバーをやってた時期がありましたけど、そこにはここまで懐かしさはにじんでなかったので、カントリー・ガールズでそれが出ている、出せてきているのはやはり黄金期を実際に通ってきているハロー!プロジェクト・キッズ世代の嗣永桃子の存在がかなりでかいよなと。

上にJuice=Juice、下にこぶしファクトリーとつばきファクトリーと同年代の人材がひしめきあっている中で、カントリー・ガールズがここを突破口にするのだとしたら、相当かしこい。
あとやっぱどこか一つくらい、特にハロコンでああいう賑やかなステージをできるグループがあってもいいと思うんですよね、ハロプロには。

今回のライブではMCでちらっと話題にでたくらいだったので、記事にはほとんど盛り込みませんでしたが、ここの一番恐ろしいところは「ももち先輩率いるあのわちゃわちゃしたカントリー・ガールズのステージにさらに2人子供が加わること」。

natalie.mu

絶対楽しい空間になるので、私は次回の北海道公演も絶対行こうと思います。

きっとまた帰ってきてね!!


<STORE>

*1:正式にはカントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。)

*2:正式にはカントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)

*3:確かここら辺だったと思うんですけど違ってたら修正します、すみません

*4:正式にはカントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)

*5:正式にはカントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)

*6:オリジナルはゲストボーカルという形で石川梨華(モーニング娘。)も参加

*7:ちなみにオリジナルのシングルリリースは1999年、ももち先輩ですらまだ7歳、山木稲場は2歳、、森戸小関は生まれてすらいません

*8:初期のカントリー単独作品聴くととにかく一人でやってた頃のりんねの姿をついつい思い出してしまって…そういえばたぶん「雪景色」のリリースの頃だったと思うんですが、今も続いているどさんこワイドという北海道の有名ローカル番組にりんねが一人で出演していたことがあって、その時に「森高千里さんに作詞を手がけていただいたんです!」って新曲のPRしてたことが今でも記憶にあります。

*9:いくらファンが定着してきたといっても地方はまだまだ新規ファン、不慣れなファンの方が多いので、とくに地方ライブハウス公演の凱旋はああいうサポートが確実に凱旋の素敵な演出に繋がっていくと思います

「一人で行ったモーニング娘。'15 コンサートツアー秋 ~ PRISM ~@札幌」

2015年10月24日、わくわくホリデーホール(札幌市民ホール)にて開催されたモーニング娘。’15の全国ツアー・北海道公演に参加してきました!

2011年に北海道出身の佐藤優樹ちゃんが加入したことで6年ぶりに復活したモーニング娘。の全国ツアー・北海道公演ですが、考えてみると2013年は秋ツアーのみ、2014年は春ツアーのみという開催状況でした。
「1年分のライブツアーを地元北海道の開催分だけで語れるような環境っていつぶりに起きたことなんだろう?」と思いちょっと調べてみたところ…なんとグループが年2回の春秋ツアーを行うようになった2004年以降、初めての出来事だったということが判明。*1
2公演通して満員の客席、男性だけでなく女性や小さい子供も沢山参加して楽しんでいた今回のライブでしたが、メンバーやファンが見たあの光景って、実はグループが初めて見た新しい歴史だったんだなっていうことを、今ゆっくりと噛みしめています。

※今回は思うところがあって、先に今回のライブ内容について書き、その次にここ最近の活動状況もひっくるめたメンバーごとの感想なんかを書いていきます
※細かい部分にも触れるため、セトリネタバレがっつりあります。嫌な方はライブ参加後に読んでいただくことをオススメします!

【一人で見たモーニング娘。'15 コンサートツアー秋 ~ PRISM】

モーニング娘。'15 コンサートツアー2015秋~ PRISM ~ [Blu-ray]

(1)あえて”全部乗せ”で今の13人を楽しんでもらう「PRISM」

今年の春ツアー「GRADATION」は前リーダー・道重さゆみが卒業して初めて、そして12期を迎えた体制としても初めてのコンサートツアーだったので、個々の特色を知ってもらうこと、見つけてもらうことが主軸にあったんじゃないかと思います。
そのイメージに比べると今回の秋ツアー「PRISM」は全体曲がとにかく多いイメージ。

具体的に書き分けると、楽曲ごとにメンバーを選抜することでわかりやすく個性を提示してた「GRADATION」に対して、「PRISM」はあえて13人全員をステージに乗っけて、同時多発的な個性の化学反応を自由にお客さんに見出してもらうっぽいシステムになってるんですよね。
メンバーを区切るのではなく、あえてそのまま6-7のフォーメーションとか、6-6-1のフォーメーションとか、はたまた3-3-3-4のフォーメーションとか…良さでもあり悩みどころでもある13人という人数の多さを、モーニング娘。'15は今回”多面体”という表現で面白い個性の切り出し方にスライドさせてるんです。
もちろん歌にしても、歌唱人数が多いから自然と多種のコンビが形成されていて、組み合わせごとの個性、見せ方、面白さが1フレーズごとにきらきらめくられていくのがすごく楽しいし毎度発見をもたらしてくれている。

たぶん今回の「PRISM」は、同じ公演を見た人でも、左から見てたか右から見てたかでかなり感想が違っているはずです(実際私2公演をちょうど左右から見た形でしたが、同じ曲でもまったく違うステージに映る場面が多々ありました)。
推しメン特化型の人は春ツアースタイルの方が好みという感想もあるかもしれませんが、箱推しとかメンバーの関係性に楽しみを見出してる人は、秋ツアーはとくに面白いんじゃないかなー。

(2)「随分懐かしい曲をやるんだなぁ」と感じたセットリストとその意味

あと秋ツアーの特徴として気になったのが、「随分懐かしい曲を固めてやるんだなぁ」ということ。
具体的には『悲しき恋のメロディー』『愛され過ぎることはないのよ』『Ambitious!野心的でいいじゃん』のあたりでしょうか。
広い意味では『この地球の平和を本気で願ってるんだよ!』『Moonlight night ~月夜の晩だよ~』『SONGS』もそうかなぁ。*2

この辺の曲ってリアルタイムを通ってるファンにとっては<吉澤リーダー期><プラチナ期>のメンバーの濃厚な記憶が残ってるんですよね。
特に『愛され過ぎることはないのよ』から『Ambitious!野心的でいいじゃん』に繋がっていったときはまじでびっくりした!
リアルタイム以降あまり披露されてこなかった楽曲なので、現役の声を聴きながら同時に脳内で当時聴いた先輩たちの歌声がぴったりシンクロするというめちゃくちゃ不思議な経験を一人してました。そんくらい実質的には時空を超えてる選曲。
そして9期10期にとって『悲しき恋のメロディー』は新垣リーダーの、『この地球の平和を本気で願ってるんだよ!』は高橋リーダーの、それぞれ濃厚な記憶でもある。

ここからはあくまでも個人的な感想ですけど、在籍期間がかぶっていない歴史をなぞった春に比べて、秋が少し踏み込んだセトリになったのは、いよいよ9期以降のモーニング娘。が本格的に出航していく、そういう気概のようなものの表れなのかなとも思いました。
ずばっと言ってしまえば今の13人が今のモーニング娘。として記憶を塗り替えていくこと、91011期にとっては道重リーダーが作ってくれた”この10人のモーニング娘。”をいよいよ勇気を携えて”この13人のモーニング娘。”に塗り替えていくこと、そんな気迫が、セトリにはあったような気がしました。

(少し話逸れますが)

今のモーニング娘。に大きな愛情を注いでくれたさゆは芸能活動を休止して結果的にもうすぐ1年が経とうとしていて、休止理由っていうのは公表されてませんが、きっと色んな考えや思いがあって、今に至っているんだろうと思います。
彼女にはこれからも一人の人間としての人生があって、それが今後芸能界と再び重なるのか、もう重ならないのかは現時点ではまったくわかりませんが、とりあえず何か彼女にしてあげられることが今のモーニング娘。にあるとしたら、それは彼女が帰れる場所をずっと残して、守っていくことなんだろうなって。

「今のモーニング娘。が一番いいね」っていう言葉は、かつてモーニング娘。の道重さゆみが一番大切にしていた言葉で、だから彼女が抜けてもその夢が続いていくことで、モーニング娘。の道重さゆみの夢は終わらないし、道の分かれた道重さゆみが帰ることのできる場所でもあり続けてくれる。
なんかそういうことを最近よく考えていて、だからいつでも私は今のモーニング娘。を応援したいなって思うし、沢山思い出をくれたOG1人1人にとっていつでも暖かく帰れる場所である、グループにはそういう愛の形であり続けてほしいなって思います。

* * *

羽賀朱音(12期)

初めての参加となった春ツアーではとにかく表情の硬さが印象的でしたが、ひと夏越えて、今度は笑顔全開になっていた羽賀ちゃん。
時にマジなトーンの曲すら一人だけ笑顔になっちゃってた部分もありましたが(笑)、最近の羽賀ちゃんはモーニング娘。の中で楽しく過ごせてるんだろうな~っていう笑顔が一つの魅力にもなってきているんで、少なくともファン的にはそれはそれであり。
まだ13歳だもん、この辺はこのタイミングで外野が萎縮させなくても、次第に良い形で吸収できるものだと思います。
あっあと、この子はやっぱりトークに光るものがある!
北海道の昼公演で2人MCを担当していたんですが、年齢の割にちゃんと成立した話し方できるのが今後の伸びしろを予感させる。

牧野真莉愛(12期)

マリアちゃんも、春ツアーに比べて今回は笑顔が勝っていたなー。
この子のポイントはもう出来上がっている大人なビジュアルでありながら、中身はすんげー子供のままというところで…そこは良さでもあるんだけど、かつてつんくPが評していた「大人にスライドする頃」をどう過ごしていくかっていう分岐点のままでも今だあると思う。
とはいえもう来年には高校生、2年後にはいきなり内外備わった次世代エースに育っているかもしれません。
ちなみにさゆパートはすでにほぼ最強まりあになってました!(あの瞬間、場内カメラに抜かれるマリアちゃんの表情はちょっと鳥肌立つくらい良かった)

野中美希(12期)

今のグループの目新しさの1つは、この子の加入によって英語圏の明るさ・輝きが注入されつつあること。
新曲『One and Only』、むちゃくちゃ良くないっすか!?
あえてハロステじゃなく札幌公演の生披露で初聴きしたけど、あの楽曲の空気感って今までのモーニング娘。には全くなかった新しいものだし、それを引っぱってるのが出だしで英語詞をネイティブにやりのける野中チェルの存在感であることは絶対間違いなく。早く海外のファンにも生で聴かせてあげてほしいです。
あと一つだけ…ズッキとの2人MCで(おどおどしたいつもの美希ちゃんをみんなに見てほしいという理由で)モノマネの無茶ぶりをされた時、超とまどいながらも「チャンスをいただいたということなので…やります!」って言い切ったとき、超モーニング娘。イズムを感じました。最高!

尾形春水(12期)

メンバー紹介VTRの透き通るような肌に思わず昼夜2回とも見入ってしまった尾形はーちん。
彼女は前回の春ツアーの時点ですでに表情はすごく良くって、ただ(経験値の差で)ダンスが悪目立ちしてた部分があったのが惜しかったんですけど、今回の秋ツアーではちゃんとグループのレベルに溶け込めるようになってきました。近くから見ても遠くから見ても大分順応してて成長を感じた!
北海道公演の直前で12期による『初めてのロックコンサート』が削られてしまったのが残念ですが(超見たかった)、『Oh my wish!』のあの決めセリフが生で見れたのは超満足。あのセリフ回し見てると、勘のよさそうな印象が残ります。

小田さくら(11期)

元々新メンバーの時から先輩に引けをとらないスキルを携えていて、いまやすっかりパフォーマンスの屋台骨となっている小田氏(すみませんこの呼び方好きです)。
そのあたりではもはや盤石になりつつあると言える彼女、その一方で、この1年の彼女にとっては後輩ができたことで、新しい人間的魅力がファンにも伝わる所にもでてきたのが大きな変化かな。
具体的にいえば北海道公演での2人MC、長野から東京に出てきた最年少羽賀ちゃんを全般猫かわいがりする3歳年上の小田さくらには今までの北海道ライブでは見られなかった新しい発見があった。なんぞあれ可愛すぎか!!(※DVDマガジン76もそんな小田氏が沢山見られるのでオススメです)

工藤遥(10期)

くどぅーに関してはこの1年ことあるごとに成長したとここでつづってますが、それにしても『TIKI BUN』からたった1年で、センターを堂々務められるほどこんな大きく内面が育つとは、ちょっと想像していなかったかも。
実は、はるかケンカちょー強いんです」イメージからの加入後、意外にふにゃふにゃした子だったんだなってことを私たちは知ったわけですけども、実はやっぱりガッツのある女の子だったのではないか、10期オーデの「1年半もエッグとして活動してたんだから」のあの11歳のパンチ力は今ついに具現化されているのではないかと、ばっちゃんはしみじみ思っています。

佐藤優樹(10期)

今回で4回目の単独凱旋公演となったまーちゃん。
最近はまーちゃんも大人びて外仕事だとしっかり空気を掴めるようになってきているので、むしろ最近の北海道公演のMCは昔と変わらないまーちゃんワールドが見られる貴重な場になりつつあります。
彼女も感激していたけど、やっぱり会場いっぱいのエメラルドグリーンの波は綺麗でしたね。
そしてソロの『明日を作るのは君』は、過去最高に素晴らしいパフォーマンスだった!!
過去色んなまーちゃんソロが北海道であった中で、一巡したから表現できるようになったシンプルなメッセージソング。
表情一つにもすごく丁寧に感情を乗せていたし、たった一人でモーニング娘。のステージを素敵に歩む彼女の姿は、思わずほんとに涙出ました。
ドレスもすごくすごく可愛かったなぁ。

石田亜佑美(10期)

今いい形でグループの潤滑油になってるのがあゆみん。DVDマガジンでもメンバーの言及があったんですけどオンオフの切り替えが素晴らしい人、そしてもともとさっぱりした内面も持ってる子で、この子が少し年上のポジションで今のグループにいてくれて、本当によかったなと思ってます。
歌は時に外すことはありますが、私は今の勢いで突き抜けるあゆみんの存在感が何より好き!
そしてその当たりの強さこそが、これからの若いモーニング娘。にはほんとに必要な要素だとも思っています。
だから頑張れ石田!そのまま突き抜けろ石田!

飯窪春菜(10期 / サブリーダー)

さゆが抜けた後、この子もパフォーマンス面でぐぐっと魅せるようになってきました。
とにかくはるなんは客観的に自分のことを読み込めるタイプで、ここぞという時に大人っぽい表情をもってきて(メンバー紹介VTRとか)、ここぞというときにパチンとはまる動作を当ててくる(さゆからもらった加工パートとか、あとテレビ出演時のラブマ)。
こういう勘の良い子は客席で見てて気持ちがスカッとします。
あとMCの内容もそれまでと変えてきて、個人的には今verは絶妙な笑いをすくいにいっててスキ!
外仕事が増えてきてる彼女だからこそ、ライブでは逆に内を意識したトークをするくらいがバランスとれててちょうどいいのかもしれません。

鈴木香音(9期)

最初に書きます。たしかにズッキはフォルムが変わった!しかし正直、夏のハロコンでは痩せすぎて遠目だとまじでどこにいるか見分けるのが困難だった!!だから今回は最初から最後までしっかり視認可能でありがたかった!!

ただ唯一心配だったのがその辺が結構変わったことで、正直ライブ始まるまでは「色々抱え込んだりしてないかな?」ってことだったんですけど(ナイーブな一面がある子なので)、本人がロビーの展示でテーマに掲げていた通り、最初から最後まで全部曇りのない笑顔でステージに立っていて、私は何よりそれが嬉しかった。
あとフォルムネタだけじゃなんなのでもう1つだけ書かせてください、今回のコンビ歌唱でいい味だしてるなと思ったメンバーの1人が私は鈴木香音ちゃんでした(サブポジでいい仕事する子なのでこういうライブ構成ではほんと魅力が光る)。

鞘師里保(9期)

やっさん(すみませんこの呼び方好きです)と北海道は実は今年1つエピソードがあって、今夏彼女は体調を崩して、開演直前だった北海道ハロコンと北海道キャンペーンを全て欠席するという出来事がありました。
もちろんファンもなんとなくそれが頭にありながら、やっと会えるな~と思いつつ今回のライブに行ったわけですけども、最後のMCで昼夜2回とも彼女自身が「今回の公演をすごく心待ちにしていた」「あれをきっかけに待ってくれてる人たちの暖かさを改めて知って、だから今日北海道でライブができてすごく幸せだった」みたいなことを話してくれた時、むちゃくちゃ嬉しかったです。本当にじわっと涙腺に来た…!

道重卒業の不安を抱えていた春ツアー、体調不良があった夏を越えて、今のやっさんは何より内面のバランスがいい感じにとれてきて、嬉しいなって日々思っています。
外面のパフォーマンス見てても2015年秋の彼女は全てが格段に良い。真面目な外面とフリーダムな内面という相反する要素を年齢を超える努力で両立させてきたやっさん、頑張れないかもってもし思ったら…いつでもメンバーやファンによりかかってください。
あと、今回はあの後みんなでご飯食べれたみたいで本当に良かったー!!

生田衣梨奈(9期 / サブリーダー)

今回の北海道公演見て正直「…なんでこの子今まで歌パートなかったんだっけ…?」って思ってしまいました。音痴とか根底からふっとんでた。最近の生田凄くない!!??
もちろんアクロバットの影響はあるんだけど、それ以上にアクロバットで本人の自信が一気に突き抜けたという凄さ。
『今すぐ飛び込む勇気』の歌パートのテンションがライブにもいい影響をもたらしていて、立派に歌唱戦力の1つを担えて来ています。
あとガキさん出身ヲタとしてはどうしても書き残しておきたいのが「この地球の平和を本気で願ってるんだよ!」のガキさんパート移譲。
あの瞬間リアルタイムの高まりが蘇ったーー!!!

譜久村聖(9期 / リーダー)

リーダー就任からまもなく1年が経とうとしているフクちゃん。いつもこの流れだとリーダーとしての立場のみに言及してしまいがちなので、今回は1メンバーとしての彼女にも触れておきたいと思います。
…なんかフクちゃん、最近また歌上手くなったよね?
本人もブログで「最近の中で1番上手く歌えた気がしました」って言ってましたけど、リーダーとしての重責を背負いつつ、でも同年代のメンバーが一丸となってグループを支えてくれていることで、まだ同じように若いフクちゃんがしっかり個人でも能力を成長させられること。
ここに今のモーニング娘。の一番の良さが表れているように感じました。

* * *

今のモーニング娘。は、歴史的にもかなり人数が多い方の時期に入るんですけど、でも過去と違って不思議と過多なイメージを抱かせないのは、やはりチームワークの部分でまとまりがいいからじゃないかと思います。
年代が統率とれてるっていうのもあるけど、フォーメーションダンスでの再評価を機にモーニング娘。の目指すところがもう一度一つになったのはかなり大きかったのでは。
以降、例えば最新の『One and Only』なんかは大分個々の存在感が光るパフォーマンスに近づいてきましたけど、バラけてもちゃんと一人一人の表情がでてきてるし、そんで集まるとやっぱガッと熱量高くなって。

いつかまた北海道で、性別も年齢も関係なく一つになれる、あの熱気に出会いたいって願ってます。

モーニング娘。'15のみんな、北海道に来てくれて本当にありがとうー!!


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*1:詳細:2004年開催なし / 2005年 秋のみ(小春ちゃんいらっしゃい) / 2006年 開催なし / 2007年 春のみ(SEXY 8 ビート) / 2008~2012年 開催なし / 2013年 秋のみ(CHANCE!) / 2014年 春のみ(エヴォリューション) / 2015年 春秋2開催(GRADATIONN&PRISM)

*2:差し変わったという『初めてのロックコンサート』があったらもっとだったかも。マコ!

「一人で行った℃-ute『ありがとう~無限のエール~/嵐を起こすんだ Exciting Fight!』発売記念トーク&握手会イベント@札幌」

2015年10月20日、HMV札幌ステラプレイス店で開催された℃-uteの新曲リリースイベント(トーク&握手会)に参加してきましたー!
ハロプロ全体では約2か月ぶりとなる北海道でのリリースイベント、さらに℃-uteの単独イベントとなると、前回が2013年夏に全員で来てくれた「悲しき雨降り / アダムとイブのジレンマ」の時以来かな?*1
その後℃-ute単独名義では2013年秋に来てくれたQueen of J-POPツアーが今のところ北海道現場の最後で、2014年は単独名義のライブやリリースイベントは行われていません。
そして2015年も単独ライブは多分なさそう、なので今回は北海道のハロヲタ的には℃-uteのメンバーに間近で気持ちを伝えられるという意味で、とーーても貴重なチャンスでした!!

<ちなみに前回のリリイベ@北海道の様子(2013年7月13日・サッポロファクトリー)>

* * *

結構ギリギリに日程が発表されたのと、イベント日がド平日、そして何より℃-ute単独名義のイベントがこちらでは2年ぶりの開催ということもあり、今回はあんまり客足が読めないなぁとちょっと思いながら、会場に向かったのですが…

℃-uteなめてた!!
めっちゃ埋まってた!!!

開始10分前の時点で、すでにステージ方面の縦の通路は店内入口間際までびっしり埋まっている状態。
北海道のハロコン行くといつも方々から必ず聞こえてくるのが「℃-uteの単独も見たいよね」というワードなんですが、あれってマイノリティの渇望でもなんでもなく、ガチで北海道は℃-uteファンが多いんだと思います。
今日の光景ではっきり確信しました。
ステージに上がった今回の選抜メンバー、矢島舞美ちゃん&中島早貴ちゃんも人が多くてビックリしていた様子…!
そして久々に完売のアナウンスも出ています。

トーク本編はこんな雰囲気、内容でした!(覚えてる限り)

・予想以上の人の多さにびっくりする舞美ちゃん&なっきぃ
・なっきぃは北海道の寒さに「この季節がついに来たか!」と感じたらしい
・寒いと滑舌が悪くなっていくというなっきぃ、今日はトークだから頑張ろうと励ます舞美ちゃん

・お題は新曲にちなんで”最近Excitingしたことは?”
・満面の笑みで飼い犬とのエピソードをもってくる舞美ちゃん
・舞美ちゃん家のお風呂のドアガラスは磨りガラス状で、そこにシャワーが当たると、いつからか飼い犬がドア越しに遊びだすようになった(手をカシャカシャするらしい)
・初めは気づかずお化けのしわざかと思っていた舞美ちゃん、ドア越しに無邪気に遊ぶ飼い犬の姿に気づいて興奮!

・あともう1つExcitingな話、スーパームーンが見えた日にその光景を写真に収めようと奮闘していた舞美ちゃん
・「やっと綺麗に撮れた!と思ったら私が一生懸命カメラで撮ってたのは月じゃなくて街灯だったんです」
・なっきぃ「その時メンバーもいて、メンバーは(街灯が被写体なことに)気づいてたから、舞美ちゃん何やってるんだろう…って思いながら見てました」(会場沸く)

・次になかなか普段来られない北海道ということもあり、会場からの突発質問コーナーを急遽開催
・1人目のファン「○○の秋と言えば?」
・「んーー…」と答えを考えながら全身でそれぞれポーズをとる2人(ここめちゃくちゃ可愛かった)
・そして急になっきぃがポーズを戻し舞美ちゃんに「5,4,3,2,1,ハイ!」→舞美ちゃん「動物の秋!」(即答)
・「また動物の話になっちゃいましたね」と少し照れる舞美ちゃん
・この前動物園にいって癒されてきましたという舞美ちゃん(多分ここらへんのエピソード)
・そして動物好きの舞美ちゃんになっきぃはよく動物の可愛い動画を見せてくれるらしい
・こないだ見た動画がいかに可愛いか、犬種から何から一生懸命説明してくれる舞美ちゃん
・ひとしきり説明してみた舞美ちゃん「…たぶん伝わってないよね!」(やっぱり会場沸く)

・なっきぃは「ツアーの秋」
・今やってる秋ツアーがタイトル(℃an't STOP!)の通り、本当に止まらない内容で大変とのこと
・℃-uteメンバーもきつくてよくサロンパスを貼ってるらしい
・そして客席から見ているダンスの先生いわく”ファンの人もサロンパスを使ってる”(客席でもあの爽やかな香りがするよと)
・「北海道からはちょっと遠いけど、ぜひツアーにも遊びに来てほしい」とのことでした

・2人目のファン「札幌以外で行きたい場所は?」
・なっきぃ「旭山動物園!」(即答)
・旭山動物園であれが見たいの!あれ!といいながらたぶん円柱水槽をクルクル泳ぐアザラシの真似をするなっきぃ
・「でも旭山動物園って広くて1日じゃ回りきれない…んだよね?違う?」と客席に尋ねるなっきぃ
・客席の反応を見て舞美ちゃん「そうでもないみたいだね!」と察する

・舞美ちゃんは今年プライベートで愛理ちゃんと北海道に来たエピソードを(ブログではこの辺から北海道旅行の様子が読めます)
・あと釣り番組で知床に行った事もあると話す舞美ちゃん(2012年に岡井ちゃんと出演した「釣りロマンを求めて」)
・熊を見たり、オジロワシに遭遇したりと色んな風景が記憶に残っているらしい
・「自然も美味しい食べ物も全て近くにあるなんて素晴らしいところなんだろうって思った、住んでいる皆さんが羨ましい!」

・3人目のファン「北海道に来て何か食べましたか?」
・2人「えーと…」舞美ちゃん「お寿司!お寿司食べたね」
・なっきぃ「あとこっちに来る前に、マルセイのバターサンドのアイスがあるって情報を聞いてて」
・舞美「このイベントの前にちょっと時間があったから、そこで行こうかって話になって」
・なっきぃ「…でも寒いからちょっと無理かも~って止めたんだよね」「今度夏に来て食べたいね」
(トークはここまで、他グループに比べるとトークは短く感じましたがその分握手が低速、たぶん北海道では今年一番レベルのゆっくりな握手会でした)

* * *

同日に埼玉では鈴木愛理ちゃん、岡井千聖ちゃん、萩原舞ちゃんによる新曲リリースイベントが開催されていたのですが、考えてみると偶然埼玉は年少チーム*2、札幌は年長チームという組み合わせになっていたようで…
℃-uteのお姉さんズはどかんと爆発力のあるトークをするタイプではないんですが、この組み合わせ、2人ともソロラジオの経験が豊富なこともあってとにかく安定感がハンパなかった!
なんだかアイドル以上に、綺麗なアナウンサーのイベント見てるみたいな、そんなタイプの癒されムードがありました。
北海道ではなかなか会う機会がないだけに、メディア上では伝わりにくい一面を改めて見られたという意味でも、今回のイベントはすごく良かったなぁと思います。

最後に、

私は6月の満員の横浜アリーナに着いたときに、この光景はやはり会えるファンだけじゃない、”会えないファン”も一緒に作った光景だよなって、ずっと思っていました。そして今日、2年間単独ライブが開催されてなかったにも関わらず、遠いこの北海道で会場を埋め尽くした大勢のファンを見て、やっぱりそれって間違ってなかったよな、と思いました。

…やっぱり、いつか北海道で℃-uteのライブが見たいです!
あの頃から成長しまくった超かっこいい今の℃-uteの姿を、一人でも多くのファンの人とわかちあいたいです。

いつかまたその夢が叶いますように。


<STORE>

*1:ちょっとうろ覚えです

*2:キューティーガールズでも可

「一人で行ったアンジュルム ライブツアー 2015 SUMMER/AUTUMN ~FIGHTING NINE~ @札幌」

2015年8月24~25日の2日間、北海道札幌市の札幌 cube gardenにて、「アンジュルム ライブツアー 2015 SUMMER/AUTUMN ~FIGHTING NINE~」が開催されました!

11月29日にはスマイレージ時代からグループを支えた1期メンバー・福田花音の卒業がすでに決まっているアンジュルム。
彼女の卒業予定日まではまだ3か月あるものの、地方公演を含められるライブハウスツアーはこれが最後の機会となるため、今回の北海道公演を皮切りに、地方では一足早い”ラストライブ”が始まっていきます。

…もちろん北海道在住の私にとっても、地元で福田花音ちゃんのステージを見ることができるのは今回がラスト!
というわけで悔いを残さないよう、8月24日(北海道1日目)のライブに参加し、その姿をしっかり目に焼き付けてきました。

* * *

秋の早い北海道ではすでに学校も始まっているため、今回は普通の平日ライブ2公演ということになるのですが、とにかく女性、女性、ほんとに女性の参加者が多い!!!
アンジュルムに限らずハロプロの北海道ライブハウス公演ではほぼ毎回、女性優先エリアが溢れかえってる状況。
そして遠征紳士の方がそれを見て驚く光景もほぼ毎回、北海道現場では定番になりつつありますw

ライブは予定通り18時からスタート。
私は今回もセトリを見ずに臨んだんですが、ネタバレしない範囲で書くと正直ちょっと驚きのラインナップ!
春がアンジュルムに生まれ変わって”名刺代わり”のようなライブ内容だったのに対し、夏秋はよりコアなところ、既存ファンの思い出が思わず頭に蘇ってくるような選曲。
これからグループ初のホールコン、そして福田花音ファイナルライブが待っていることを考えると、特にスマイレージ時代の楽曲は、このライブハウスツアーでしか聴けないものも大分出てくると思います。

もちろんファンと同じように、きっとメンバーにも思い出があるからこそのあのラインナップだとも感じられるわけで、スマイレージ、そしてアンジュルムの歴史を補完するという意味では思いがけず後に重要な記憶になる、そんな感想を今回のライブハウス公演では抱きました。

*1

* * *

あとアンジュルムといえば、昨年リリースされたシングル「嗚呼 すすきの」からの縁で、北海道ライブは特に盛り上がる!というのがメンバーとファンの共通認識になりつつありますが


ameblo.jp
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今回もMCでは色んなメンバーがその話題と喜びに触れ、地元ファンを中心にやはり大きな歓声が!
4人のスマイレージ時代から「北海道でのライブを実現させたい」と言い続けてくれたリーダーの和田彩花ちゃんは今回も「これが”夢が叶ってる瞬間なんだな”って思いながらステージに立っていた」と実感を持って話してくれたり、
2期の竹内朱莉ちゃんも「アンジュルムは北海道では1番人気があるグループ!」と改めて宣言!
一番若手の3期・室田瑞希ちゃんも小さい頃から旅行で毎年北海道に来ていたという縁に触れ、MCではちょこちょこ地元感覚の北海道ワードを入れてくれます(今回のダジャレネタにも「いももち」が入ってた)。

あと最近、特に北海道現場への特別な思いを話してくれるのが、2期の勝田里奈ちゃん。
彼女は現アンジュルムの中でも、昨年のハロコン北海道での大歓声を特に喜んでくれていたメンバーの1人で、今もその思いは続いているらしく、24日の最初のMCでも
「「嗚呼 すすきの」以来、北海道を勝手に第二の故郷だと思っているので、今日はアンジュルム全員の凱旋だと思って頑張りたいと思います」と話してくれました!
(※これはハローのライブ干され時期も長かった道民ファンとしては本当に泣きそうになるくらい嬉しかったです)

あとこれは3期の佐々木莉佳子ちゃんあたりがMCで話題にしていたのですが、1日目の時点ですでにメンバーは北海道の味覚を堪能していたよう。
ライブ前のお昼にはみんなで味噌ラーメンを食べに行ったとか!
ちなみに莉佳子ちゃんはそこでエネルギーを蓄え、最後のMCで「全て消化した」したとの報告がありましたw

* * *

春ツアーの記憶、そして今回の夏秋ツアーを通して今のアンジュルムに改めて感じたことは、今の9人のステージは、すでに一つのアンジュルムの”完成形”になっているということ。

3期は加入当初からパフォーマンスの力になっている室田瑞希ちゃん、佐々木莉佳子ちゃんはもちろん、春ツアーではかなり強張っていた相川茉穂ちゃんも特に表情が豊か、自然な笑顔が出てくるようになってきました。

2期は今全員が急激に伸びています。田村芽実ちゃんは今回あるソロで以前にも増して柔らかで伸びのある声を披露しますし、勝田里奈ちゃんはここに来てビジュアルがさらに大人っぽく洗練されてきた。
竹内朱莉ちゃんは可愛いんだけど、どこかアンジュルムの”イケメン担当”っぽい要素も表情に漂ってきたのが新鮮!
あと今回特に必聴なのが、中西香菜ちゃんの歌声。ついに夏秋ツアーで彼女のスキルは”歌唱メン”の表現になりました。
しかもあの人のあの曲をカバー。そしてそれがまたびっくりするくらい”あの人”と声質リンクしてんの!!
ここ5年のハローで一番の衝撃を受けた!!

1期(和田彩花ちゃん&福田花音ちゃん)はスキル的にはさすがにもう充分な貫禄なんですけど、あえて変わったところを上げるとしたら2人とも後輩への、グループへの”信頼感”がすごく増したなって。
今回の夏秋ツアー、彼女たちが後輩を引っぱる場面よりもむしろ後輩の目立つパートをグループの一員として後ろで支えたり、無邪気に楽しそうに見ているその表情が時折'14時代の道重さゆみちゃんがしていたそれと、似てるものを感じさせる時があるんですよね。

*2

最後に会場を出て一人考えていたことがあって、
後輩が成長して先輩が信頼感を得た今のアンジュルムは、やはり今が一つの答えで。
だからここから福田花音ちゃんが卒業していくという決断は、続くグループにとっては必ず意味をもたらすものに成り得るし、「メンバーにとっては意味がある必然にしなきゃいけない」んだよなぁ。

このあたりは人によってはまだ若干温度差あるかもしれませんが、次にここ北海道で会えるのはもう、かにょんがいなくて、合格者がいれば4期が加わっているアンジュルムです。
そのスタートラインを引くために、私は今回のステージを見といてやっぱり本当によかったと思います。

 夢がいつか叶いますように
 流れ星はないけど 3つ数えた

(スマイレージ「シューティングスター」)


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「一人で行ったこぶしファクトリー 『ドスコイ!ケンキョにダイタン/ラーメン大好き小泉さんの唄/念には念(念入りVer.)』ミニライブ&握手会@札幌」

2015年8月18日、札幌駅のパセオ・テルミヌス広場にてこぶしファクトリーの新曲リリース記念ミニライブ&握手会が開催されました!

北海道では初のイベント開催となったこぶしファクトリー。
彼女たちはハロプロ研修生の中から選抜され2015年1月に結成された8人組アイドルグループで、9月2日にシングル『ドスコイ!ケンキョにダイタン / ラーメン大好き小泉さんの唄 / 念には念(念入りVer.)』でいよいよメジャーデビューを飾ります。

今回イベント会場となったパセオのテルミヌス広場は2011年に完成した多目的スペースで、複数の店舗が隣接しており、普段から割と人通りも絶えない場所。ハロプロイベントで同会場が利用されるのは初めてですが、優先観覧エリアはもちろん、今日は後方立見エリアもびっしりと人で埋め尽くされていました。
比率はやっぱり北海道は毎度のこと、女性が多いです!

(※一応ご案内ですが、以降ここからセトリも書いたりしてますので、気になる方はご注意ください)

* * *

まるまる一曲の(ファンとしては嬉しい)リハを経て、イベントは予定通り18時にスタート。
会場の決まりで残念ながら今回はコールや声援が禁止だったのですが、その代わり今日参加のファンはきっちり拍手で応援!
破る人は皆無で、新規ファンも入りやすいという意味では和やかなイベント進行だったと思います。

楽曲披露は全5曲で、デビューシングルの収録曲以外はハロプロ研修生とBerryz工房の楽曲を1曲ずつ。
北海道では生タマゴShow!*1に行けない距離なので研修生オリジナル曲はちょっと距離がありそうなイメージ…ですが『Crying』は最近ハロコンで結構やってたりするので、その点では地方イベントでも意外に有効な楽曲かもしれません。
『ピリリと行こう!』はイントロかかった瞬間、会場が軽くどよめきましたw
(調べたらこぶしファクトリーは5月のHello! Project New Fes!2015で『ピリリ』やってたんですね)



【8/18 こぶしリリイベ@札幌セットリスト】

01.Crying(ハロプロ研修生名義のアルバム「① Let's say “Hello!”」収録)
MC(自己紹介とミニコーナー:特技披露)
02.ドスコイ!ケンキョにダイタン
03.ラーメン大好き小泉さんの唄
04.念には念(念入りVer.)
MC(札幌のご当地トーク)
05.ピリリと行こう!(Berryz工房の3rdシングルをカバー)

メンバーは全員関東や愛知出身ということもあり、遠い北海道での初イベント、時には「札幌県」という謎の新語も飛んでいましたが…w*2
リーダーの広瀬彩海ちゃんは冬の雪まつり、サブリーダーの藤井梨央ちゃんは夏の旭山動物園とそれぞれ北海道旅行の思い出があったようで、地元トークの部分は特にしっかり盛り上がっていました。

あと最年少の井上玲音ちゃんは研修生としてモーニング娘。'14のツアー帯同をしていた時に札幌で生まれて初めて味噌ラーメンを食べたというエピソードも披露。(そしてその味に、ものすごく感動したそう!)
MCの最後の締めは「この後みんなでラーメンを食べに行きたい」という非常にこぶしらしい言葉でした!

* * *

<これからリリイベに参加する予定、または参加を検討している皆さんへ>

今回私は初めてのこぶしファクトリー・リリイベ参加となったわけですが、今のこぶしはまずとにかく楽曲が最高!!
結局フタを開けてみればデビューシングルは3曲ともがっつり盛り上がれるアップナンバーで、これを一回でも多く聴くために、生のパフォーマンスの記憶を焼き付けるためにリリースイベントに参加するという理由でも、正直立派に成立してます。

8人くらいのボリュームのグループってそれこそ(増減のある娘。を除くと)初期ベリキュー以来の帰還というか、あれくらいの範囲で女の子の個性がわちゃわちゃぶつかりあってる感って、やっぱ楽しく尊い存在感がそこにはあって。

あとデビュー決定以降、メンバーがまた洗練されてすごいスピードで垢抜けていってるのも今だけの見どころ!
なんか目まぐるしいしやっぱ面白い。

こぶしは間違いなく数年後ハロプロの主軸になる、そんな力をがっつり秘めているグループです。
それだけに行けるなら行っといた方がやはり後の後悔は少ないはず…

<最後に駆け足で全員分の感想>

藤井梨央

トップバッターの握手ですごいびっくりしたのが、藤丼あんなちっちゃいの??めっちゃ可愛い!!
あとこの子もよく見ると目が茶色?スーッと吸い込まれるようでした。動画より静止画より実物が一番可愛い女の子。

広瀬彩海

ナイスガールトレイニー出身の苦労人リーダーあやぱん。ハロステなどでも垣間見れますが告知のよどみなさホント立派!!
握手会の入場時に立ち並ぶ剥がしスタッフにも一人一人「よろしくお願いします」と頭下げてたのが印象的でした。偉い。

野村みな美

パフォーマンスのしゃきしゃきハキハキっぷりが印象的なみなみな。握手会でもそのまましゃきしゃきしてたのが心地よく。
歴代のハロプロ的にもこういう子の瞬発力と吸引力はほんとすごいんだよ…と一人思わずつぶやいてしまう

浜浦彩乃

間近ではまちゃんを見れたのは初だったんですが、髪をめちゃくちゃに振り乱しながらのパフォーマンスが最高だった!
あと握手会中、外部に手を振ってくれるタイミングが全て完璧!何はともあれ、とにかくはまちゃん、今年ははまちゃん!

田口夏実

「たぐっちもついにデビューか…」とつい独り言を言いたくなってしまうようなその顔立ち佇まい。
最もハロプロらしい要素を湛えた近年のデビューメンバー。ちなみに今日思わず「たぐっち先輩」と声かけてしまった*3

和田桜子

そして最もファクトリー感溢れてるのがこの子。この子がいてこその”こぶしファクトリー”!!割と本気で!!
あとトークのオチ担当になれる天然の明るさ、センスが溢れてる女の子。そういう所もぐんぐん育ってほしい。

井上玲音

藤丼が動画と全く違ったのに対し、この子はほんとそのまんま。華奢で、儚げに見えて実は芯がありそうな女の子。
この子もナイスガール組で、握手応対がいい意味で落ち着いてたなぁ。歌の時の豹変っぷりは病みつきになりそうです。

小川麗奈

(ガキさんぶりに、好きなひとが、できました)


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*1:東名阪を中心に開催されるハロプロ研修生の定期公開ライブ

*2:←発言者:大佐

*3:ベリの研修生コントの見すぎ

「一人で行ったHello!Project 2015 SUMMER ~DISCOVERY~ @札幌」

さてさて、今回の北海道ハロプロライブレポもいよいよ大詰め!
ラストを飾るのは2015年7月18日に札幌のわくわくホリデーホールで開催された「Hello!Project 2015 SUMMER」!!

この日はコンサートだけじゃなく、前後にリリース記念の握手会も開催されており、会場周辺には午前中からこの1日を満喫すべく、沢山の人が訪れていました。
ちなみにライブチケットは前日までに全て完売済み!
客席の女子率が非常に高いのも、もはや北海道ではおなじみの光景となりました。

ちなみに北海道は毎度1回公演の為、今回お届けするのは「DISCOVERY公演」のレポートになります。
(※他会場ではセットリストが違う「CHALLENGER公演」も開催中)

* * *

<各グループ>(公式HPのアーティスト一覧に基づく後輩グループから。ここからセトリのネタバレ軽く含みます

つばきファクトリー

さて今回の夏ハロー2015では、前回のカントリー・ガールズに続き2グループが正式に仲間入りしているんですが、すでに前回お披露目はされていた現こぶしファクトリー*1と異なり、グループ結成後の完全なハロコン初お披露目となったのが、こちらの「つばきファクトリー」。
特に北海道生まれで現在も住んでいる(通いで仕事中)という谷本安美ちゃんにとっては、初の凱旋公演!!
…となるはずでしたが、残念ながらリハーサルで足を怪我してしまった為、今回は欠場に。
というわけで北海道初ステージは5人での急遽お披露目となりました。

現時点で唯一の持ち曲である「17才」(南沙織のカバー)、私は前に一度6人verを℃-uteの横アリで見ているんですが、
この曲の爽やかさの1つは現ハローでも唯一の3-3で綺麗に分けられる偶数フォーメーションにあるような気がするので、こちらでの初披露が5人verになってしまったのは、本当にもったいなかったなーと思います。
ただ出演していた5人自体は、本当によく頑張った!!
表情に時折緊張感がにじんでいて、直前まで相当未知の不安とも戦っていたんだろうなと思いました。
だからファンとしては、すごく立派だったよって言ってあげたい!

…あとこれだけじゃなんなので、今回北海道では見ることのできなかったメンバー・谷本安美ちゃんについて。
2014年11月に研修生入りし、しかも東名阪ではなく遠く離れた北海道から現在も通いで活動している彼女は、ハロコンどころか生タマゴShow*2自体もそんなに出演実績がなく、研修生推しの方の中でさえ、まだまだ謎の多い女の子だと思われます。

実は前回の冬ハロー2015・北海道公演で私はたまたま、まだ一研修生だった彼女を偶然じーっと見ていたんですが、それがなぜかというと、冬ハローで見た谷本安美ちゃんはなんかやたら色っぽかったんです。

…現在彼女のブログを読まれている方は「いやいや!」と絶対つっこんでると思うんですがw、
本当に!!あの子は本来眉毛と髪型でがらっと確変するタイプです。
あと表情の慣れ。今思うと前回の時はたぶん緊張が中3とは思えない絶妙な大人美人顔に仕上げていて、そうなると彼女は急に独特の華やかさ、空気感をまとってきます。
だから彼女はスピード出世だったんじゃないかな…といまだにちょっと思ってるところはある。
今後ステージ復帰したら、ファンの方はぜひその秘められた可能性を見つけてみてほしいと思います。


こぶしファクトリー

上でも少し触れていますが前回はまだ研修生内新ユニットとしての紹介、今回はいよいよユニット名を引っさげて堂々の登場、こぶしファクトリー。
冬ハローではまだまだ研修生感がたっぷり残っていたこぶしの8人ですが
後発のつばき登場、そして何よりメジャーデビュー決定がぐっと勢いをつけさせたのか…
冬ハローと夏ハローの彼女たちは、まるっきり別物になっています!

彼女たちは以前モーニング娘。'15の春ツアーのオープニングアクトでも北海道にきていて、その時披露した『念には念』は初見の多い地方公演でも相当な盛り上がりを見せていた記憶がありますが、さらに今回、新曲としてぶつけてきたのがメジャーデビューシングルに収録される『ラーメン大好き小泉さんの唄』。

…これほんと最高だろうよおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
歌もダンスもでこぼこ感もそこからの激しい団結感もまじで早く映像出してほしい何これ最高!!!!!!!
正直数か月前までちょっとバラつきも見えてたグループとは思えないくらい今回のハロコンはほんとに見違えた!!!
カバーだし正直ほとんどノーマークだったけどあんなに可愛くて熱くて個性ハンパない楽曲に仕上がるとは…
私ここは途中ちょっと記憶飛んでるレベルに、ほとんど夢中で歓声あげてましたw

正直今回の北海道公演で、個人的にこぶしファクトリーにすっかり惚れてしまいました。
レポでもなんでもないけど現場絶対通おうと思います。
あとガキさん卒業から3年、ついにはっきり推しと断言できる人ができました!!
小川麗奈ちゃん!!!!小川麗奈ちゃんが大好きです!!!!!!!!!!!!


www.youtube.com

カントリー・ガールズ

こちらも2015年デビュー組、5人体制では初めてのハロコンとなるカントリー・ガールズ。
デビュー曲『愛おしくってごめんね』の衝撃はいまだ忘れられないという人も多いと思いますが、今回も急激に胸を高鳴らせる、めちゃくちゃ可愛いステージを披露しています!

私は北海道公演の翌日に開催された単独ライブツアーも参戦していますが、ハロコンとの大きな違いは…
…まず『わかっているのにごめんね』の”ばばち”はハロコンでしか目撃できないということ!!!地味に!!
ハロコンで研修生のサポートの元めちゃくちゃ急いでばばちに変身するPMは、割と衝撃以外の何物でもないですw
ツアーではライブ衣装のまますんなり歌っていることもあわせ、たぶん現ハロコンのばばち早替えは後々語り草になるのでは…

あとはやっぱり、最近はダンスフィーチャーが多いこともあって、現ハロコンではももちPMを除くと特に、稲場愛香ちゃんが一つ頭抜けた注目度になってるんじゃないかなーと感じます。
もちろん単独でも彼女のダンスの見どころは用意されているんですが、難易度という点ではやはり熟練者がごろごろいるハロコンの方が、彼女のリミッターが外れてかなり本領発揮している印象。
逆に彼女以外の後輩チームは、北海道で見比べた分だと単独の方がいろいろとしっかり映えているかなぁ。
今回の単独ライブツアーはちょうどハロコンの前後にあわせて会場設定がされているので、チケットがありそうなら、特に地方在住の方はカントリー単独も併せて見ておくとより楽しめると思います。

想像でしか言えないですけど、この1か月はやはりファンの見えないところで相当忙しさや不安もあったはずです。
でも道の分かれた彼女と同じように、カントリー・ガールズの現メンバーもやはりファンの理想ではなく彼女たちの人生の中の決断をもって、今アイドルとしてステージに上がっているわけで。
私はやっぱりアイドルに携わってくれた子は、皆それが幸せな道だったと思える現実と未来を歩んでほしいです。
最後にこの言葉をお借りしたいと思います。
「頑張れカントリー・ガールズ!頑張れ嗣永!」*3


Juice=Juice

さてここからはだんだんと先輩たちの紹介に。
前年まで最年少グループとしてハロコンに出演していたJuice=Juiceは、今年後輩デビューグループが続出したことでBerryz工房の卒業もあわせ、一気に中堅の立ち位置まで上がってきました。
先日ついに待望のファーストアルバムが発売されたこともあり、今回のハロコンでは披露楽曲のバリエーションにかなり広がりを見せています。

というかこれはハロコン全体を見て思ったことなんですけど、今回のJuice=Juice、相当”試金石”感ありますよね?
私が見たDISCOVERY公演はとくに、ここぞというところにJuice=Juiceの出番が配置されてる印象が強かったです。
(MC終わりや先輩後輩間の繋ぎなど)
そして地方公演は全てDISCOVERY公演というのがこれまた。

でも彼女たちはすでに、もうその期待に立派に応えうるほどのパフォーマンスができるようになってきてるんですよね。
同じくツアー併走中の新人カントリー・ガールズとは異なり、Juice=Juiceは全員が自分の持ち味をちゃんとどちらでも打ち出せるように変化してきていて、あとライブ慣れしてきたのも、かなり強い。
やっぱライブハウスの距離でコール&レスポンスを体験すると、ホールでも客煽りが格段に変わりますね!
元々スキルが高いメンバーが揃っていたところに、今宮崎、植村も急激な成長を見せていて、Juice=Juiceは秘かに今回の主役の1つととらえてもいいような気がするなぁ。

Juice=Juiceもハロコン期間中は単独ツアーがだいたい近隣会場で重なっていることが多いので、お時間のある方は、そちらも確かめるのもすごくお薦めできます。
あと(他グループをメインに推してる方も含めて)ライブまでは…というファンの方、悪いことはいわないので、アルバム「First Squeeze!」だけは絶対チェックしといた方がいいです!
たぶんこの作品は後々ずーっと語られていく未来になるので、できるならハロコンで初パフォーマンスが見れる今のうちに抑えといた方がいいと思います。
きっと後悔の度合いが違うと思う…やっぱりヲタ活もチョイスの連続さ。


アンジュルム

こちらも新メンバー3人はいるものの、グループとしてはすっかり中堅どころに成長してきているアンジュルム。
2015年11月29日に卒業が決まっている1期・福田花音にとっては今回が最後の現役参加となりますが、近年のモーニング娘。オーディションが募集から大体5か月くらいで合格者お披露目になっているのを踏まえると、次回の冬ハローでは、現在行われている4期オーディションの合格者もすでに加わっているかもしれません。
とにかく、この9人が見れるのは今夏が最後、ということになります。

北海道公演とアンジュルムといえば、まずとにかく「嗚呼 すすきの」を特別披露してくれたことにつきる!!!
これは2014年の夏ハローで当時新曲だった嗚呼すすきのをやった際、ご当地の北海道では曲名が紹介された瞬間その日一番レベルの大歓声が上がったという出来事があり、今に繋がっています。
(アンジュルムの北海道人気についてはこちらもどうぞ→「東京のアイドルグループ・スマイレージが北海道を歌った理由」

あと今回のアンジュルムはそれだけじゃなく、終盤の「大器晩成」のイントロが流れた時も、歓声がすさまじかった!
こちらは5月のライブハウスツアーでもすごく盛り上がっていたのが記憶に新しいですが、もうこの曲はこの先も新たなハロプロアンセムとしてずーっと引き継がれていくことになると思います。
前回のセトリ眺めてて今回から「cha cha SING」がないんだということを改めて思うと、入れ替わりのタイミングで「大器晩成」が生まれたのは、ハローにとってもすごく大きい出来事だったと言えるのでは…

ちなみに北海道定点で、今回一番凄いなと感じたのは中西香菜ちゃんの成長。
5月のライブハウスでは完成形まであと一息という印象だったのですが、今回のハロコンでついに安定歌唱が確立された感じ。
あの響きのある声でしかも音を外さなくなってきたので、正直今回は田村芽実ちゃんと競ってたくらいの素晴らしさで。
ここに来て2期が、スキルもキャラも充実っぷりハンパないんだよなー。
ちなみにかにょんの卒業公演は毎度おなじみ私の誕生日翌日!
自枠でFCチケ応募する予定です。さゆ卒も℃横アリも2連続大箱落選中なので、今度こそはどうか当たりますように…


モーニング娘。'15

新体制で無事春ツアーを乗り切り、結束を高めてハロコンに突入したモーニング娘。'15。
公式HPなどで既報の通り、9期メンバーの鞘師里保ちゃんは体調不良のために北海道公演を欠席することになり、実際のハロコン北海道は今回のみ、12人でのパフォーマンス披露となりました。

この”鞘師欠席”、当日私が知ったのは娘。マネージャーさんがtwitterに投稿した14時30分頃のタイミングで、開場時間が16時に迫っていたのを考えると、本当にギリギリのところの決断だったんだと思います(実際の開場は10分押し)。
実際のステージでもやはりフォーメーションの修正までする時間はなかったみたいで、鞘師のポジションはところどころ空いたままのパフォーマンスになっていました。
ただ歌割に関しては、9~11期の先輩チームが完璧にカバー!
私の覚えてる限りだと重点的に担当していたのは譜久村、佐藤、小田あたりでわずかな(不安に繋がる)違和感も感じさせないほどの安定感。
歴代の娘。と比べても、加入3~4年のメンバー(しかも複数)がここまで伸びてる時期ってあまりなかったように思います。

…ただじゃああまりにも立派な歌唱やステージ構成が、”薄情”だったのかといえばそれもまったく違う話で、
まずモーニング娘。'15があそこまで違和感を感じさせなかったのは彼女たちがプロとしてベストを尽くしていたということであり、それは鞘師も含めた全員の意思表示であったろうということ。
あとあれだけ完璧だったステージの中で、一瞬だけ本心が見えたのは、とある曲中の「寂しい」のフレーズで直前に佐藤が少し哀しげな表情を見せたところから、場内カメラが空いた鞘師の場所をそのまま数秒間映していたところ。
あそこは見ていて、思わずグッときました。鞘師の居場所はちゃんとここにあるんだなって。
だから少なくとも単推しじゃない自分が、鞘師の欠席を不必要にマイナスにとらえてはいけないなとここではっきり感じて。
以降は120%明るく楽しんで帰ろうと決めて、ステージを最後まで見ていました。
実際の一参加者の中に鞘師不在をそういう風にとらえていた人間がいたことを、改めてここははっきり書き残しておきます。

…んでやっと最後に当日出演していた12人の具体的な話に触れますが、
ハロコンは視点が散らばりやすいということもあるけど、12期は一本ツアーをこなしてやはりかなり成長したと思います!
歌やダンスというよりか、まずはメンタル面の成長ですよね。
すでにこの子たちが表情に不安や焦りをにじませなくなってきているのも、この日の安心感に確実に一役買っていました。
10・11期は一応上に先輩がいるという状況ですが、はっきりいってもういい意味で後輩感はなし!
とくに新曲にはこのあたりの面子が引っ張ってる場面も多く含まれているので、そう考えると新曲の変化は、この世代がいずれ先頭に立つことも見据えた経験構築の采配なのかもと思ったりなんだり。
9期も新しい成長を促されているという面では同じですが、あとはこの子たちだけが今立ち向かっているのは、トップでグループを育てるという未知の責任ですよね。
必ずしも今表にでてない部分も多いと思うんですけど、少なくとも今回のハロコンを見ていると、9期は9期のやり方でちゃんとモーニング娘。を作って引っ張っているんだなと、そう思える信頼感ができていってます。
だから、あまりプレッシャーを背負いすぎずに。
ファンとしても彼女たちの安心できる場所を作ってあげられる、そんな応援を心がけていけたらいいなと思います。


℃-ute

さてラストとなるのは、現ハロー!プロジェクトの最年長グループとなった℃-ute!
前回は同期のBerryz工房と共に新しいハロコンを作り上げ、最後の挨拶もベリキュー両リーダーが共に行っていましたが、今回から℃-uteが唯一の単独トップとなり、最後の挨拶もリーダーの矢島舞美ちゃんが一人で担当することになりました。 *4

2013年の秋ツアー以降、単独ライブもリリースイベントも開催されていない北海道のファンにとっては年2回のハロコンが今唯一、生の℃-uteを見られる機会になっているのですが
もちろん一番は、単独ライブが開催されればベストだし、北海道の℃-uteファンはその日をずっと待ち続けているということ。
そしてその上で今回もうひとつ書いておきたかったのは、とくにどうしても開催が叶わない北海道のような地方のファン、またはその他地域のライトファンに向けて、今回のハロコンの℃-ute曲は、最善を尽くした選曲にもなっているんじゃないかな?ということ。

実際に地方に住んでいて観たいのに観られないという状況と、先月横浜アリーナで見てきた”いつものライブ空間”、両方体験してきた上でハロコンを見ていてなんとなく、
℃-uteの今回の選曲には無意識に離れてしまっている両者の間をなるべく埋めようという最大限の配慮がされている、そんな印象を受けました。
例えばメモリアルライブで印象的なシーンとなった「我武者LIFE」の風景の追体験や、あととくに自由が効く終盤を中心に、これはDISCOVERY公演だけじゃなくCHALLENGER公演も含めて、1~2回しかライブに来られないファンこそがこれぞ体験したかった!というような楽曲ばかりを詰め込んできている様子。
なんとなくだけど、℃-uteは本当にまだまだ上に行く気があって、なおかつ初武道館の後の燃え尽き症候群を教訓として *5
ガチで℃-uteは次のさいたまスーパーアリーナのステージに上がるために、ハロコンを一つの大切なチャンスとして、しっかり積み上げにきている。
そうであろうとする彼女たちの意気込みを、今回は確かに感じます。
だからライトファンの方はもちろん、今のハロコンこそおまいつの皆さまは熱い声援で支えるタイミングなんじゃないかと…
そんなことを思ったりしてました。

ステージパフォーマンスそのものについては、もう私なんかは文句なくただただついていくのみです!
あと個人的には、福田花音ちゃん卒業の絡みで℃-ute×アンジュルムというか、キッズとエッグだけの先輩後輩ステージが見られたのはなんかグッとくるものがありましたね。
もう00年代前半のハロプロの風景を知っているのも、℃-ute+嗣永桃子+アンジュルム1期の8人だけになってきていて、極端な懐古主義ではないものの、でも時代の移り変わりを静かにまた1つ見送っている、そんな実感も確かに最近はあります。
惜別の想いと、そしていつでも最新のハロプロが一番であってほしいという想いと。
結局今ある全てを心から楽しむことが、彼女たちとかつての先輩たちに対する最大の恩返しになるんだろうと思います。

* * *

北海道にハロプロのライブが帰ってきてもうすぐ2年になりますが、まさかその頃、2年後がこんなハロプロ現場ラッシュの未来になっているなんて、まったく予想していませんでした!
しかも今年はさらに「ハロー!プロジェクト『北海道限定』メンバーオーディション」も開催が発表されています。
どういう展開になるのかは現時点ではまったくわかっていませんが…
とりあえず間違いないのは、ずっと待っていたファンの大きな声援が、確かに今ハロプロと北海道を強く結びつけているということ。
ハロプロの聖地・北海道で行われる初めての試みも、そして同じ北海道でこの時も過ごしているであろう女の子たちの決断も、いずれは私たちの応援で確かな成功へと導けたらいいなと、今はそんな願いを抱きつつ静かに発表を待っています。

もちろん現ハロメンにもモーニング娘。'15の佐藤優樹ちゃん、カントリー・ガールズの稲場愛香ちゃん、
そしてつばきファクトリーの谷本安美ちゃんが今北海道から夢を追いかけて上京していて、
さらにカントリー・ガールズは、グループとしても北海道に縁が深く、ことあるごとに”故郷北海道”を意識した活動を続けてくれています。

北海道のファンの皆さま、今ってやっぱり当たり前じゃないです!
だからこそ来てくれる機会や自分の応援の気持ちを大切に、今後ともお互い北海道で頑張っていきましょう。
あと遠征して今回かけつけてくださったファンの方たち、遠くから北海道公演の成功を祈ってくださったファンの方たちも、北海道のハロヲタに最高の1日をありがとうございました!

そして何よりハロープロジェクトメンバーやスタッフの皆さん、素晴らしいステージをありがとうございました!
また会える日を、楽しみに待っています。


(過去最高の日替わり大量買い)


<STORE>

*1:当時はハロプロ研修生内新ユニットとしての出演

*2:ハロプロ研修生の発表会

*3:「頑張れ島村!」

*4:ただ実際には、Berryz工房から唯一現ハローに残った同期の嗣永桃子ちゃんが、自然に矢島舞美ちゃんの直前にステージから捌ける形式にはなっていました

*5:先月発売された「℃-ute 10th Anniversary Book」などで本人たちが言及