小娘のつれづれ

一人で自分の”好き”を追いかけています。

「アイドルはなぜインターネットに「ホンネ」を預けたのか」


執筆のお仕事をさせていただくようになった頃から、ときどき「アイドルの帰る場所って一体どこなのだろう」と考えることがあります。
ミュージシャンや俳優を導くのは突出した才能です。芸人を形作っていくのは板の上という勝負の舞台とそこにあるプライドです。
でもアイドルの始まりには、突出した才能も、身を切るような覚悟もあまり必要とはされていません。
アイドルと呼ばれる人たちが芸能界のような才能の大海で”身一つ”であることに気づくのは、ほとんどがステージに立ってしまった後なのではないでしょうか。
そしてスターアイドルの運命の元に生まれてしまった人ほど、それに気づいてしまった時の恐怖は、いかばかりかと思ってしまうのです。

「アイドルの帰る場所」を考えるときに、思い出す2つの言葉があります。
1つはかつて自分の耳で聞いた、木村拓哉さんの”弱音”です。

「20年、楽しい事もありえない経験もさせてもらったけど、頭抱えたことも、腐りそうになった事もあった。好き勝手言われたり、変なこと書かれたり…でもいつも皆が背中を押してくれたから、やってこれた」
(「GIFT of SMAP -CONCERT TOUR 2012-」12/24 札幌公演)

もう1つはDVDに収録されていた、香取慎吾さんのことばです。

「やっぱり歌を歌って踊りを踊る”アイドル”だから。それこそ原点じゃないけど、(ライブは)僕らの本当の居場所」
(ツアーDVD『Mr.S saikou de saikou no CONCERT TOUR』)

木村さんは2012年、香取さんは2014年、これらの発言があったのはいずれもSMAPが開催していたライブツアーの中でした。
あれだけ芸能界の第一線で活躍し続けた国民的アイドルグループ・SMAP、しかし誰もが知っているはずのスーパースターは弱さも見せられる本当の居場所を、テレビではなく、ずっとライブという空間に求めていたのです。
身一つで飛び出した彼らの弱さも強さも、いつも変わらずに受け入れ見守ってくれる人たちが待っていた”帰れる場所”。
しかし周知のとおり、SMAPは2016年を最後に、それぞれが一度新しい道を進むことになりました。
そして沢山の悲しみや苦しみとともに、全ては一度ゼロになりました。


時は流れ2017年9月下旬、前事務所を離れた稲垣さん、草彅さん、香取さんの3人が「ホンネテレビ」と題したインターネット番組をやると発表した時、「ホンネ」のその意味を考えた人は少なくないと思います。
そして実際に訪れた72時間の生放送が最後まで映し出していたのは、弁解の言葉等ではなく、リアルタイムでとにかくがむしゃらに未知のことに挑戦していく姿、身一つでこの世界に生まれ落ちたアイドルという生命そのものでした。

番組を実際に72時間見終わった今思うのは、「ホンネ」とは2017年の3人にとって最後に残された居場所の可能性であり、スタート地点を意味する言葉だったのではないか、ということです。
決して本意ではない形とはいえ、自分たちの決断によって多くのものが失われてしまった現状、今の彼らを同じ芸能の世界に踏みとどまらせた意味は、存在を必要としてくれるその声にしかもうなかったのかもしれません。
だからアイドルの彼らはその声に最も近い「インターネット」に自らを限界まで晒すことで、失われた全てのものを越えて、変わらぬ”居場所”に今度は自分から直接橋を架け始めた。
その先に一人でも待ってくれる人がいるならば、言えない言葉や歌えない歌がある現実も思いも全て受け入れながら、アイドルの彼らは新しい明日に臆せず飛び込んでいける。

今回の「ホンネテレビ」は2017年の今日まで30年身一つでやってきた彼らだからこそ生みだせた新たな時代の始まりだったなと、視聴者でありSNSを通じた目撃者でもあった私は一人思うのです。
そして結果的に傷すらのみこんで総視聴数7200万以上という大規模エンターテインメントの一つにしてみせてしまった彼らは、やっぱり凄い。


最後に、「72時間ホンネテレビ」のエンディングでは出演者や視聴者による沢山の応援コメントとともに、彼らと同じ運命の元に生まれた”もう1人の仲間”からのメッセージも放送されました。

「慎吾ちゃん、つよぽん、吾郎ちゃん。浜松オートレース場にわざわざ応援しにきてくれて、どうもありがとうございました。3人が頑張って新しい地図に新しい絵を描いているところが見れて、とても嬉しかったです。とにかく、これから、頑張っていきましょう。ずっと、ずっと、仲間だから、応援しています」

身一つで生まれ落ちたからこそ自分の本当の夢に気づき、21年も前からたった一人で走り続けていた森且行さん。
そんな彼の言葉を聞いて、今までテレビでは顔を崩して泣くような姿を一度も見せなかった稲垣さんが、初めて視聴者の前でこらえきれずに、大きく表情を崩して泣いていました。
そしてその直前のライブを見る限り、今回の3人の溢れる想いは、決して再会できた森さん1人だけに向けられていたようには思えませんでした。

たとえどれだけ長い時間会わずとも、言えない言葉や歌えない歌が行く手を遮ろうとしても、「仲間」とは毎夜輝く星のようにいつまでも互いの道を照らしてくれるものなのだということもまた、私が偶然目撃して知れたその一つです。


新しい地図:新しい地図
稲垣吾郎 公式Twitter:稲垣 吾郎 (@ingkgrofficial) / X
草彅剛 公式Twitter:草彅 剛 (@ksngtysofficial) / X
香取慎吾 公式Twitter:香取 慎吾 (@ktrsngofficial) / X


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【まとめ】書籍「SMAPと、とあるファンの物語 -あの頃の未来に私たちは立ってはいないけど-」

2017年に発売された書籍「SMAPと、とあるファンの物語 -あの頃の未来に私たちは立ってはいないけど-」(双葉社)に関するまとめページです。


【書籍情報】
書名:「SMAPと、とあるファンの物語 -あの頃の未来に私たちは立ってはいないけど-」
出版社:双葉社
著者名:乗田綾子
ISBN-10: 4575313025
ISBN-13: 978-4575313024

転校を繰り返し、不登校にもなってしまった。思い焦がれた上京は、失敗した。生まれた町に、思い出の影すら残っていない。誰だって、願ったとおりの現実を生きるのは難しい。だけど。小学校低学年から30歳に至るまで、とある女性の人生に“ずっと”寄り添っていたのは、アイドルだった。雑誌やテレビ、ラジオでのSMAPの発言や行動から彼らの歴史を振り返り、同時代を生きたファンの目線とその思い出からアイドルの意味と意義を読み解く一冊。


ウェブサイトcakesにて連載(2017.8~2018.1)

『SMAPとそのファンの物語——あの頃の未来に私たちは立ってはいないけど』
https://cakes.mu/series/3927cakes.mu

2017.10追記 この度、重版が決定しました!




【トピックス】
9/9 東京新聞に広告掲載
9/12 Yahooニュース「ジャニーズとマイケル・ジャクソン、そしてSMAPをつなぐもの」に登場
9/19 朝日新聞に広告掲載
9/27 週刊はてなブログに書籍の紹介記事が掲載
10/10~ 全国のタワーレコード店頭にて販売開始
12/30 文春オンライン「戦後芸能史を背負った男「ジャニーさん」の到達点はSMAPだったのか?」に登場


1/29~ 全国のタワーレコード店頭にて特別版・フリーペーパー「SMAP6人時代のライブ最高峰『SEXY SIX SHOW』完全レビュー」を配布(2月末まで)




【書評など】
夕刊フジ(2017.9.22)
「こんなファンがいたほどすごいグループだったんだ!!と思わずうなる「アイドル文学の金字塔」」
 →「SMAPと、とあるファンの物語」乗田綾子著 『SMAPと、とあるファンの物語』 | BOOKウォッチ

ダ・ヴィンチニュース(2017.9.28)
「メディアは好き勝手言う。まことしやかな噂だけが独り歩きし、誰も本当のことなんてわからない。けれど『SMAPと、とあるファンの物語』(乗田綾子/双葉社)は、そんな中でも信じられる、というより信じてもいいと思える、ひとつの真実である気がした」
 →SMAPの軌跡とこれからの未来を、“6人”に支えられて人生を歩んだファンが語る!『SMAPと、とあるファンの物語』 | ダ・ヴィンチWeb

西日本新聞web(2017.10.6)
「本書の帯には、「学者や評論家では到達できなかった”アイドル文学”の金字塔」と書かれている。その通りだろう。しかしそれ以上に、本書はSMAPをはじめ、アイドルを見つめ続けてきたひとりの女性による回顧録であり、謝辞であり、はなむけであり、心を揺さぶるラブレターのように思える」
 →挫折だらけのひとりの女性を救った「アイドル・SMAPの存在意義」|【西日本新聞me】


【ネットでの感想】
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ブログ



【購入をお考えの方へ】

【書籍版】
全国の書店、ネット書店、タワーレコードにて好評発売中です。また2018年1月からは電子書籍版も発売になりました。
書籍版では、ここでしか読めないボリュームたっぷりの”注釈”が掲載されています、SMAPの歴史やエピソードをより深く読みたい方は、書籍版がオススメです。

【cakes版】
書籍の先行公開として2017年8月より連載していた、ウェブサイト・cakesでの記事は、基本的には書籍と同内容で、書籍版のみの”注釈”は掲載されていません。
そのかわり、cakes版には書き下ろしの特別あとがき『家族でもなく、友達でもなく、絶対的な他人であるからこその信頼、肯定』が掲載されています。
こちらは初回記事のみ無料、以降はcakesの有料会員のみ、全ての記事を読むことが可能になっています。

「「SMAPと、とあるファンの物語 -あの頃の未来に私たちは立ってはいないけど-」本日発売」

ブログで著書の出版とペンネームについてのお知らせをしてから1週間。
あっという間に時間が過ぎていって、本日9/6より、初の著書「SMAPと、とあるファンの物語 -あの頃の未来に私たちは立ってはいないけど-」が書店に並び始めます。
なんだか不思議な感じです。
私の知っている街や、私がまだ見たことのない風景の中で、誰かの日常にこの本が映るときがあるんだなぁと思うと、ずっと北海道の自室で本の原稿と一人向き合っていた長い時間が、やっと少し救われるような思いです。

2013年の秋に「30歳、人生1度だけ自分の好きなことに本気になろうと決めた」というブログを書いてから約4年、
2016年の春に書籍のお話をいただいてから約1年半。
なんだか、いろいろありました。
楽しいこともあったし、悲しいこともありました。

でも何があろうと自分で決めたことを一度くらい最後までやりきってみたい、そんな気持ちがありました。
顔も知らないのにブログやSNSを通じて私の文章を読んで応援してくれる、そんな人たちの存在がありました。
そして部屋の中にはいつも、人生の色んな瞬間で支えてくれた、大好きなアイドルの笑顔がありました。


その出会いが偶然なら、家族だけでなく、友達だけでなく、神様だけでなく、同じ時代を駆け抜ける他人の幸せを願う気持ちも、そんな偶然の運命も、この世の中には少しくらいあってもいい。
たった3日だけど、間に合ってよかった。

この本はアイドルという生き方を選んでくれた最愛の他者に、他人の私ができる、小さな感謝の形です。


2017年9月6日
乗田綾子


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「大事なお知らせ / このたび、初めての著書が発売されることになりました」

2017年に入りブログの更新がぴたっと止まり、大変にご無沙汰をしてしまっていたのですが、このたび、やっとご報告ができます。
更新が止まっていたのは昨年末から、このための作業をずっと行っていたためでした。

2017年9月、双葉社さんから初の著書を出すことになりました!
タイトルは「SMAPと、とあるファンの物語 -あの頃の未来に私たちは立ってはいないけど-」です。


実は最も遡ると、2014年のいいともフィナーレの時点で、「SMAPの歴史についての本を書いてみませんか」というお話をいただいていました。
しかしありがたいお話ながら、2014年の時は辞退させていただいていました。
人々の夢のために刹那的に今を生きる、アイドルはそういう他者の人生の積み重ねで成り立っている職業だからこそ、過去ではなく「今」を見てほしい。
ブログを始めた頃から、そういう願いがずっとありました。
しかし2016年1月、皆さんもご存知のように、アイドルグループ・SMAPの置かれた状況は一変してしまうことになり。
それから少しして2016年春、改めて書籍のお話をいただきました。
それでもその時はまだ、今を見てもらうために、過去を振り返る。そういう本にしたいと思っていました。
SMAPの解散が発表されたのは、書きますと返事をしてから、数ヶ月経った頃のことです。


発売を2017年にしたのは、ちゃんとSMAPの最後の一瞬までを見届けてから書きたいというファンとしての意思でした。
そして9月9日に近い日を発売日にしようというのも、割と早い段階で担当編集の方と決めていました。
結果的には2017年のSMAPにとって大きな意味をもつ、ものすごいタイミングで書店に並ぶことになりますが、
9月のSMAP6人が新たな一歩を踏み出すように、ファンがそれぞれの場所でSMAPへの大切な思いを形にするように、
私も同じ時代の一人として、自分の意思で新しい日々をSMAPとともに前向きに生きる。
そういう心持ちで、この本を出します。


そして作品ページを見ていただいた方はもうお気づきかと思いますが、この本は小娘ではなく、「乗田綾子」(のりたあやこ)という新しいペンネームで発売されます。
「小娘」という名前は20歳くらいの時にふんわりと決めたペンネームで、まさかそれが30過ぎての仕事の名前に至るとは全く想定しておらず……
たまにtwitterとかで「何歳まで小娘って名乗ってんだこの人」みたいなツッコミをいただいてたのもまったくその通りと思っていたので、ずーっと実は、違う名前をつかうタイミングを探していました。
でも決して愛着がないわけでもないので、いつかここだと自分で思えるタイミングで、名前を変えようと。
そしてそれが今回の単著出版でした。


ということで、今後は「乗田綾子」という名義で何かしら文章を書いていくと思います。
ただ特にアイドル系は、今まで通り「小娘」も併用していこうと、今のところでは考えています。

長くなりましたが、やっと、やっと、やっと、
ずっとお世話になっていた、ブログを読んでくださっていた皆さんにこのご報告をすることができました。
この後もちょっとずつお知らせがありますが、そちらはこのブログとtwitter(@drifter_2181)で随時更新していきます。
どうぞよろしくお願いいたします。


2017年8月
乗田綾子/小娘


追伸 ハロヲタの皆様へ
実はこの本、ハロプロの話も…


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「ファンの責任は文化を消費することではなく、守ること」


「STOP THE SMAP 25周年スペシャル(文化放送)」

rockinon.com








「SMAPの信念、ファンの体現」

「隠れた名曲の宝庫!SMAPの25年の音楽活動を"シングルA面以外"で振り返る」


www.oricon.co.jp

(というわけでベストアルバム投票用の復習を兼ねて、"シングルA面以外"のSMAP名曲を掘り起こしてみました)

「隠れた名曲の宝庫!SMAPの25年の音楽活動を"シングルA面以外"で振り返る」

アルバム収録の名曲

「SMAP 001」

SMAP 001

SMAP 001

  • アーティスト:SMAP
  • ビクターエンタテインメント
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Run! Run! Run! / 初期の王道ライブソング
Subway Kids / 売れない時代のデビューアルバム収録作ですが、これ聴くと後年にSMAPが売れていく理由がよくわかる(デビュー時から歌におけるリズム感は全員抜群によかった)
DON'T CRY BABY / 初期SMAPの名作、森くん在籍時は特に歌ってたイメージもあるし、今聴いてもあまり古く感じない
さよならの恋人 / しんつよ初のコンビ曲、2013年に中居が5人旅のカラオケで入れた時はガチすぎてたまげた

「SMAP 002」

SMAP 002

SMAP 002

  • アーティスト:SMAP
  • ビクターエンタテインメント
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真夜中のMERRY-GO-ROUND / 初期の王道ライブソング
さよならのサマーレイン / これも売れない時代のアルバム収録作の割にはあんまり古びてない秀作、そして森脱退後に行われた初めてのドームツアー(1996年夏)のアンコール1曲目がこの曲
Teenage Blue / 「心の鏡」のような思春期ロック路線、10代SMAPが良い方向で凝縮された感じ
君に夢中 -Funny Girl / ちょっと懐かしいコーラスグループ風の楽曲で、1995年夏ツアーでスタンドマイクでやったのがすごく良かった

「SMAP 003」

SMAP 003

SMAP 003

  • アーティスト:SMAP
  • ビクターエンタテインメント
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Scarface Groove/一番売れてなかった時期のアルバムながら、全体的に低めで大人っぽいユニゾン声の相性と初期からあった全員のリズム感の良さが、この後の「$10」に繋がってる
いますぐ天気にしておくれ / 初期の王道ライブソング 野外コンサートとかあった時代の開放感を思い出す(コール&レスポンスもあり)

「SMAP 004」

SMAP 004

SMAP 004

  • アーティスト:SMAP
  • ビクターエンタテインメント
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ポケットに青春のFUN FUN FUN/この辺から音楽活動のディレクションが変わったのかだんだん中期SMAPの方向に作品が向き始めていく 歌詞も時代にハマってきた→「いつまでこんなふうにして暮らしてゆけるのか 不安なくらい僕たちはいまを生きている」
かなしいほど青い空 / 「SEXY SIX SHOW」大好きマン
5月の風を抱きしめて / モロのNew jack swingな草彅ソロ曲(「愛ラブSMAP!」でPVも制作)
日曜日のアニキの役 / 香取ソロなんですが本人の印象というよりコンサート内MCコーナーのグループ物真似で香取慎吾の物真似担当になったメンバーがみんなこれ歌ってたインパクト(※これも「SEXY SIX SHOW」の話ですが、グループ物真似の映像はVHSの初回盤・おまけビデオにしか収録されてません)

「SMAP 005」

SMAP 005

SMAP 005

  • アーティスト:SMAP
  • ビクターエンタテインメント
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失くしたり見つけたりのEvery Day / ポケットに青春のFUN FUN FUNに続く90年代若者ソングシリーズ
$10(MOD Mix) / 「SEXY SIX SHOW」のこのverから始まる$10がエグいくらい良かった
君が何かを企んでいても / あまりメジャーじゃないかもしれないけど、ブレイク直前SMAPのアイドルエネルギーと若さが一心に注がれてるような曲ですごく好きだなぁと思っていたら、やっぱり中居が5人旅でカラオケ入れてた

「SMAP 006~Sexy Six~」

SMAP 006~Sexy Six~

SMAP 006~Sexy Six~

  • アーティスト:SMAP
  • ビクターエンタテインメント
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働く人々 / 90年代若者ソングシリーズ第3弾。こないだこれを初めて日比谷野音で聴いてものすごく感動した(初聴は小学生なので22年越し)
M・A・S・H / 香取慎吾を筆頭にSMAPが完全に時代を向いた
それが痛みでも / 「それが痛みでも 衣装」で検索してください
もっと君のこと / ザ・ビューティフル稲垣吾郎ワールド!
僕の冷蔵庫 / 子供心には冷蔵庫とアイスの格好で出てくるライブパフォーマンスも楽しかったし、あと「愛ラブSMAP!」のジングルの印象
情けないくらい恋をしよう / 初期の真夜中のMERRY-GO-ROUNDやいますぐ天気にしておくれ的な、SMAPライブ王道路線

「SMAP 007~Gold Singer~」

SMAP 007

SMAP 007

  • アーティスト:SMAP
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ルーズなモーニング / リアルタイムで小学生の夏休みに死ぬほど聴いたアルバム、今思うとアイドルフィルターのチョイスとして豪華すぎた(フュージョン)
雨がやまない / SMAPの6人時代を支えた木村森のゴールデンコンビによる珠玉の雨ソング
切なさが痛い / これも後ろがとにかく贅沢すぎるのですが、さらに強烈なのがこれ中居木村の2TOP曲
感じやすい不機嫌 / 当時のインタビューで「初めて女性目線の曲を歌いました」って言ってたのが印象に残っている
君がいない / ライブ最終日のダイジェスト映像とかに使われるとあまりにも華やかで切なくてグッとくる
人知れずバトル / 90年代の青春を歌っていたSMAPが、だんだん”社会に出始めた”のがこの辺り
A Day in the Life / 90年代若者ソング・社会人編シリーズ
Alone in the Rain / 稲垣草彅という非常に気持ち穏やかになれるサウンド(良曲)
それが僕の答え / ここで確信、やっぱりSMAP、社会に出た!!

「SMAP 008~TACOMAX」

SMAP 008~TACOMAX

SMAP 008~TACOMAX

  • アーティスト:SMAP
  • ビクターエンタテインメント
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気になる / 社会にも少し慣れてきた若手サラリーマン・SMAP 「ナイター中継延びたせいで ビデオ撮り損ねちゃったよ」
わかってほしい / 思えばイントロがちょっと長いような気がするも、そのイントロがめちゃくちゃ聴きごたえあるという不思議なアイドル曲
お茶でもどうかな? / 名ボーカル・森くんの甘い歌声を心行くまで堪能(ソロ曲)
それじゃまた / 初めて聴いた小6の時から人生のテーマソング
恋にうつつのCrazy / サビのメロディの散りばめ方がもはや魅惑
Slicker's Blues / 中居香取も作詞に参加した全員による本格的なラップソング、アイドルラップ愛好者には特に激推し
EAO / SMAPの中間管理職こと稲垣&森のレアなコンビ曲(※二人は同い年)
恋があるから世の中です / 一見SMAPライブ王道路線のようで、道筋は社会人ロックへと変化

「SMAP 009」

SMAP 009

SMAP 009

  • アーティスト:SMAP
  • ビクターエンタテインメント
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Relax / 森くんが抜けて5人になったSMAPのユニゾン第一声
君を抱きしめたい / 綺麗事だけじゃない人間の脆さや迷いを、若さと成熟の間に生きる19~23歳の男性たちが、アーティストではなくアイドルの声で歌っているという貴重さ
夏が来る / 少し鼻にかかったようなこの時期特有(10代)の香取慎吾の声がレア
シャンプー3つ / シャンプー連呼の一見奇想天外だけどなぜかクセになるしかっこいい楽曲、例えるなら後々のハロプロみたいな…
Harlem River Drive / ついに武器である”低音”を発揮し始めためっちゃかっこいい草彅ソロ曲(いいひと夜明け前)

「SMAP 011 ス」

SMAP 011 ス

SMAP 011 ス

  • アーティスト:SMAP
  • ビクターエンタテインメント
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Everything is Cool / 【朗報】社会に出てある程度時と経験を経た20代半ばのサラリーマン・SMAP、安定した気流に乗る(※イメージ)
ココニイルコト / スガシカオの初の提供楽曲 アルバムの中でもちょっと異色なくらいのこの曲の完成度が、翌年の「夜空ノムコウ」へ…(木村香取曲)
バタフライ / ありそうであまりない、毒気たっぷり風味のSMAP
俺様クレイジーマン / 香取作詞の香取ソロラップ曲、掛け合いとコーラスはリアル地元の友達だったはず(そして友達も上手い)
みんな1人じゃないのだ!? / 記念すべき中居正広”スーパートイレタイム”シリーズ第一弾
それはただの気分さ / フィッシュマンズの佐藤伸治による稲垣への提供曲 今となってはとても貴重な作品の1つに
弱い僕だから / ドラマ「GIFT」でも共演した忌野清志郎提供の木村ソロ曲 もろ忌野節で、文面だと伝わりにくいかもしれませんがまわりまわって木村の声質にかなりハマってる
The Road / 大人になったらこれを聴きながら高速道路の景色を見たい!と思ってて、現在法定速度でちゃんと実行してます
Hi-Fi / このあたりからSMAP楽曲はさらに大人へと階段を昇っていくんですが、そのモラトリアムの20代半ばの揺らめきというか、若さの閃光というか、この時期にしかない眩さがとても好き

「SMAP 012 VIVA AMIGOS」

SMAP 012 VIVA AMIGOS

SMAP 012 VIVA AMIGOS

  • アーティスト:SMAP
  • ビクターエンタテインメント
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Possession Possession / この頃に結構あったストーリー仕立てのSMAP毒気シリーズ
Duo / 失恋の曲ながら、リアルタイムでは中3における残り少ない学校生活の切なさをメロディに重ねてよく聴いてた
ひと駅歩こう / これも基本的には失恋ソングの範疇ながら、木村香取コンビの歌声の良相性がよく伝わる作品
言えばよかった / この時期は個人的に高校受験だけじゃなく”引っ越す側”であることを自認していたので、そことも重なってよく聴いてたのを思い出す
Trouble / 歌手・草彅剛が一番神懸る機会が多いのはラップである!
IT'S COOL / ここからラスト2曲の爽やかな畳みかけが好き ポケットで歯ブラシと小銭が暴れてた青年たちが、ついに永久の愛に触れた…!
世界は僕の足の下 / 20代半ばのサラリーマン・SMAPシリーズ、大団円

「BIRDMAN SMAP 013」

BIRDMAN SMAP 013

BIRDMAN SMAP 013

  • アーティスト:SMAP
  • ビクターエンタテインメント
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idea / ”あぁ今年もSMAPライブの季節がやって来た!”シリーズ
living large / comeagain前夜のm-floが提供(コーラスも参加)
NATSU~夏~ / 個人的に木村拓哉独身時代の総決算という印象(ライブの印象かもしれない)
涙のかけら / ちょっと007っぽいサウンドでもある、心地良い稲垣草彅のコンビ曲
"BLUES MASTER" Kill / 99年ライブツアーの拡声器verが理想の完成形
君を好きになって / 年齢をちゃんと重ねてきてるSMAP音楽の進化の中で異例な、純路線のアイドルソング。だから良い(しんつよ曲)
Five True Love / 記念すべきSMAP自己紹介リレーソング・第一弾!

「S map~SMAP014」

S map~SMAP014

S map~SMAP014

  • アーティスト:SMAP
  • ビクターエンタテインメント
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You're My Love / この辺からまた作風が変わり、だんだん30代の落ち着きと心地良さを醸し出し始めるSMAP
STOP! / リアルタイムでも今でもしーーーーぬほど好き!!!!もっと評価されてほしい!!!!
ジャラジャラJAPAN~for the Japanese~ / ”ファンキー・プレジデント”ジェームス・ブラウンと”ジャパニーズ・ファンクアイドル”SMAP、奇跡の共演
Happy Train / ”あぁ今年もSMAPライブの季節がやって来た!”シリーズ(※でもクセがなくCD音源でもリピートしやすい)
愛の灯~君とメリークリスマス~ / ここから個人的にキリンジにハマリましたありがとうございました

「SMAP 015 / Drink ! Smap !」

SMAP 015 / Drink ! Smap !

SMAP 015 / Drink ! Smap !

  • アーティスト:SMAP
  • ビクターエンタテインメント
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GO NOW! / 稲垣吾郎復帰後の第一弾アルバムの出だしが稲垣パートの「腐りかけの僕 拾い上げて君は そっと微笑む」なのがクゥーッってなる
世界に一つだけの花 / アルバムの中でも当時から異様な完成度で、いい曲だなと思ってたら翌年から300万枚に迫る大ヒットシングルに・・・(ドラマ「僕の生きる道」との相乗効果がとにかく良かった)
Over Flow / リアルタイムでも今でもしーーーーぬほど好き!!!!もっと評価されてほしい!!!!(中居が5人旅カラオケで入力)
Jive / ”あぁ今年もSMAPライブの季節がやって来た!”シリーズ
People Song~みんなのうた~ / 毒気の向こうでついに大人の貫禄オーラを醸し出し始めたSMAP
FIVE RESPECT / 記念すべきSMAP自己紹介リレーソング・第二弾!We wanna 勝手にRESPECT!

「SMAP 016 / MIJ」

SMAP 016 / MIJ

SMAP 016 / MIJ

  • アーティスト:SMAP
  • ビクターエンタテインメント
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SUMMER GATE / ”あぁ今年もSMAPライブの季節がやって来た!”シリーズ(※ゲルゲリスナーとしては井手コウジが作って当たったという事も含めて思い入れが強い)
A Song For Your Love / 中居木村で妙な高揚感に包まれる
夏日憂歌 / SMAP '03 "MIJ Tour"の帰り道、この曲がラジオから流れ出した車の中、ゆっくりと流れる車窓の向こうに見えた星空は、ただただ綺麗でした
たてながの自由 / LIVE MIJを見てくださいの一言(ちなみに作曲はORIGINAL LOVE・田島貴男)
ススメ! / オリンピックイメージソングであり、幻のシングル曲 草彅が登山企画で選んだお気に入りの一曲
トイレットペッパーマン / 記念すべき中居正広”スーパートイレタイム”シリーズ第三弾 この高速かつ高音パンクスタイルこそ中居正広の真骨頂

「SAMPLE BANG !」

SAMPLE BANG !

SAMPLE BANG !

  • アーティスト:SMAP
  • ビクターエンタテインメント
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退屈な日曜日 / クレイジーケンバンドの横山剣による提供曲 全体的に声が渋いSMAPと横山剣は相性良かった
Dawn / 隠れた涙腺爆撃曲
HOLIDAY IN THE SUN / 全英語詞の上に中居木村香取によるラップソロあり こういう時絶対出だしに香取ラップを配置するのがいい意味でズルい
Fine, Peace! / 出だしにおける木村パートの泣きメロだけで号泣できる
クイズの女王 / ”慎吾ママじゃない”小西康陽ワークス!(稲垣香取曲)

「Pop Up!SMAP」

Pop Up!SMAP (通常盤)

Pop Up!SMAP (通常盤)

  • アーティスト:SMAP
  • ビクターエンタテインメント
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TAKE OFF / この辺から入り始める”あぁ今年もSMAPライブの季節がやって来た!”大人シリーズ
paripia! / 稲垣草彅香取のパリピアトリオ爆誕
モアイ / 木村香取のモアイコンビ爆誕(※でもこの2人は昔からコンビ曲多かった印象)
Call Your Number / リアルタイムでも今でもしーーーーぬほど好き!!!!もっと評価されてほしい!!!!中期SMAPと後期SMAPが混ざり合い始めたワクワク感たまらない良作!!
STAY / 「Let you know 大事なのは続けること 楽しいだけでいれない時も」

「super.modern.artistic.performance」

super.modern.artistic.performance

super.modern.artistic.performance

  • アーティスト:smap
  • ビクターエンタテインメント
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はじまりのうた / 2000年代後半のSMAPイメージを詰めこんだような作風
ココロパズルリズム / 中田ヤスタカによるバリバリ”Perfume”ソング、これコンサートどうすんだろ!??と思ったら本番は颯爽とセグウェイに乗ってた
どうか届きますように / 全員曲ですが、タイトルイメージが個人的に香取や木村に共通する奥ゆかしい優しさの距離感と繋がる
Here Is Your Hit / 歴代香取ソロでもかなり完成度の高い一曲ですが、そりゃそうだブラック・アイド・ピーズが作ってんだもん

「We are SMAP!」

We are SMAP!

We are SMAP!

  • アーティスト:SMAP
  • ビクターエンタテインメント
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SWING / ”あぁ今年もSMAPライブの季節がやって来た!”大人シリーズ
GAIAにおねがい / ある意味真逆に存在している先端のバンド文化と国民的歌声をどう調和させてるのかっていう問答は、近年のSMAP作品における密かでそして濃厚な、聴き手の楽しみの一つ
ひなげし / 後に海外公演の元にもなる2010年ツアーの印象が強い
短い髪 / こういう曲を歌われると普通に泣くし、こういう普通の日常の悲しさや寂しさをいつの間にか歌えるようになったSMAPというアーティストに、また泣く
Magic Time / サカナクションの山口一郎提供曲(この後にシングルのMoment)
SMAPのポジティブダンス / 電気グルーヴバリバリ(作曲・石野卓球、編曲・CMJK)
Going Over / 楽曲提供者のRIP SLYMEとスマスマコラボでこの曲歌った回が最高なのでとにかく見てほしい
We are SMAP! / 強火木村担の爆笑問題・太田光による童話のような歌詞 大田のSMAP観も見えるようで素敵 しかも作・編曲が久石譲
Memory ~June~ / 彼らの永遠のアイドル、マイケル・ジャクソンに捧げる中居ソロ曲
帰って来たヨッパライ / こっちがハラハラした謹慎復帰後の草彅ソロ曲

「GIFT of SMAP」

GIFT of SMAP 【通常盤】

GIFT of SMAP 【通常盤】

  • アーティスト:SMAP
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Just Go! / ”あぁ今年もSMAPライブの季節がやって来た!”大人シリーズ
HIKARI / この辺から年齢を重ねて逆に鎖が外れてきたSMAPと、音楽の潮流が再び出会った気がする
gift / さかさまの空を含め、この大人SMAPのほんわかシリーズにおける着地点もすごくいい
真夏の脱獄者 / 椎名林檎提供曲 オリンピック・パラリンピック閉会式でグッときた人は日本で最高に金かかってるSMAPライブの林檎曲・演出もぜひ見てほしい(この曲の披露は2012年
I Wanna Be Your Man / ドレスコーズ(志磨遼平)とRyo Watanabe(THE BAWDIES)の共作
前に! / TBSオリンピックソングの候補曲、残念ながらシングルからは漏れたもののアルバムに収録
唐獅子牡丹 草彅ソロ名義の高倉健カバー 「任侠ヘルパー」か「あなたへ」を見た人にオススメ
MONSTERS / なんだかんだ言っても山Pとコンビを組んで、果てにはライブ演出まで親交が深まっていったのはすごく嬉しかった
CRAZY FIVE / 記念すべきSMAP自己紹介リレーソング・第三弾!「くじけそうでも拳をあげろ 皆が迷わぬように」

カップリング収録の名曲

『SMAP MEDLEY』

Can't Stop Loving

Can't Stop Loving

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収録:Can't Stop!! -LOVING-
→デビュー前に歌っていたオリジナル曲のメドレー

『BEST FRIEND』

負けるなBaby!/BEST FRIEND

負けるなBaby!/BEST FRIEND

  • アーティスト:SMAP
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収録:負けるなBaby! 〜Never give up / SMAP 25 YEARS
→一番売れなかったシングルから生まれた永遠の名作

『ブラブラさせて』

笑顔のゲンキ

笑顔のゲンキ

  • アーティスト:SMAP
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収録:笑顔のゲンキ
→姫ちゃんのリボン世代としては外せない

『これから海へ行こうよ』

はじめての夏

はじめての夏

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収録:はじめての夏
→「SEXY SIX SHOW」(1994)における同曲のアイドル力がとにかくすごすぎる

『話をしていたくて』

$10

$10

  • アーティスト:SMAP
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収録:$10 / COOL
→サビの「いつも話をしていたくて 実はすごく君が好きだよ」の片想いカタルシス感ハンパない

『泣きたい気持ち』

Hey Hey おおきに毎度あり

Hey Hey おおきに毎度あり

  • アーティスト:SMAP
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収録:Hey Hey おおきに毎度あり / pamS
→S級アイドル中居くん!

『Major』

オリジナルスマイル

オリジナルスマイル

  • アーティスト:SMAP
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収録:オリジナルスマイル / Wool / pamS
→小学生時代の夏休みにめちゃくちゃ聴いてた(あとこれも「SEXY SIX SHOW」を見過ぎた影響で、間奏になると毎度「皆さんこんにちわー!」と一人挨拶ものまねを始めてしまう)

『君と僕との6ヶ月』

がんばりましょう

がんばりましょう

  • アーティスト:SMAP
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収録:がんばりましょう / Wool / pamS
→コンビニを舞台にした名曲名曲青春アンド名曲(あとついつい「ロッテシュガーレスガム!」って言いたくなる)

『Let's go to 週末ヘヴン』

しようよ

しようよ

  • アーティスト:SMAP
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収録:しようよ
→香取慎吾のラップスキルはもっと評価されていい

『泣いてごらん』

どんないいこと

どんないいこと

  • アーティスト:SMAP
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収録:どんないいこと
→ローソンのCMのイメージ(ビジュアルレコード・ジャニーズワールド)

『この街で今も君は』

俺たちに明日はある

俺たちに明日はある

  • アーティスト:SMAP
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収録:俺たちに明日はある
→いきなりバックトラックが洗練されすぎてて、今もなおチビるくらいかっこいい

『まったくもう』

胸さわぎを頼むよ

胸さわぎを頼むよ

  • アーティスト:SMAP
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収録:胸さわぎを頼むよ / Wool
→リリース時から好きだったけど、一番はやっぱりラストのスマスマ出演における森のソロパートの輝きがいまだ忘れられない

『リンゴジュース』

夜空ノムコウ

夜空ノムコウ

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収録:夜空ノムコウ / SMAP 012 VIVA AMIGOS
→後にアルバムにも収録されたスガシカオ作のカップリング曲、この頃のSMAPは毒気が効いてたのが良い意味で印象的

『見えないもの』

朝日を見に行こうよ

朝日を見に行こうよ

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収録:朝日を見に行こうよ
→オシャレすぎてる「劇空間プロ野球'97」テーマソング

『オレンジ』

らいおんハート

らいおんハート

  • アーティスト:SMAP
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収録:らいおんハート / pamS / SMAP AID / SMAP 25 YEARS
→リリース当時高校生、普段アイドルにあまり興味のなさそうな同級生の間で「めっちゃいい曲だよね」と広まっていくのが、とにかく嬉しかった

『song of X'smap』

友だちへ ~Say What You Will~

友だちへ ~Say What You Will~

  • アーティスト:SMAP
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収録:友だちへ〜Say What You Will〜 / SMAP 25 YEARS
→あまりにも前作「世界に一つだけの花」の売上が強烈すぎて当時1年10か月くらいシングル出なくて、次の一手どうするんだろうとハラハラしてたところで、SPドラマの主題歌としてこれが出てきてなんだかホッとした(作曲は菅野よう子)

『グラマラス』

This is love(初回限定盤 SS version)

This is love(初回限定盤 SS version)

  • アーティスト:SMAP
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収録:This is love
→グループが30代後半に差し掛かってきたタイミングで色々方向性を模索してた中、この曲は”アダルト”のバランスがすごく良かった(作詞・作曲は小室哲哉)

『Battery (Jeff Miyahara Remix)』

Mistake! / Battery (初回盤C)

Mistake! / Battery (初回盤C)

  • アーティスト:SMAP
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収録:Mistake! / Battery(通常盤/初回盤C)
→2013年の5人旅@USJジェットコースター編でこれがかかって「おいおいスゲーかっこいいな」と聴きまくっていたら、2014年の27時間ライブのスタートがこのverを含めたBatteryで完全にシビれた

『掌の世界』

Joy!!(初回限定盤)(ライムグリーン)(DVD付)

Joy!!(初回限定盤)(ライムグリーン)(DVD付)

  • アーティスト:SMAP
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収録:Joy!!(ライムグリーン盤)
→まさかの「凛として時雨」

『世界の国からこんにちは』

Joy!!(初回限定盤)(ビビッドオレンジ)(DVD付)

Joy!!(初回限定盤)(ビビッドオレンジ)(DVD付)

  • アーティスト:SMAP
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収録:Joy!!(ビビッドオレンジ盤)
→初出は1970年の大阪万博テーマソングですが、これ聴いてると今後の国家的行事にSMAPがいる存在感/いない存在感を考えてしまう、それくらい”国民的ユニゾン”がハマってるカバー曲

『Can't Stop SMAP!! ~ 50 Singles Non-Stop Mix』

Joy!!(初回限定盤)(スカイブルー)(DVD付)

Joy!!(初回限定盤)(スカイブルー)(DVD付)

  • アーティスト:SMAP
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収録:Joy!!(スカイブルー盤)
→全部で30分あるのについついペロっと聴けてしまう50曲ノンストップMIX

その他SMAP関連作品の名曲

『La Festa』

HA / 髪が長い時代の木村拓哉オーラを一身に浴びることの出来る作品(※褒め言葉の意)
あろはわい / ”ハワイ好きが高じたハワイネタ曲”に留めるには惜しい香取ソロ曲
恋のはじまり... / 草彅ソロ曲、とにかく米倉利紀が作ってるという事を推したい
オイラの人生のっぺらぼ~~~! / 記念すべき中居正広”スーパートイレタイム”シリーズ第二弾(※全9分)

『SMAP AID』

not alone ~幸せになろうよ~ / たぶんこの先もこの曲聴く度に、寄付の心を思い出せると思う

別名義の名曲

『スマイル戦士音レンジャー』(音松くん)

スマイル戦士音レンジャー

スマイル戦士音レンジャー

  • アーティスト:音松くん
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収録:スマイル戦士音レンジャー
→ある意味SMAP最初の自己紹介ソングでもあった

『みんないい子(Original Version)』(香取慎吾&原由子)

みんないい子

みんないい子

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収録:みんないい子(Original Version)
→SMAP&サザンの夢のコラボだし、内容的にも再評価希望

『慎吾ママのおはロック』(慎吾ママ)

慎吾ママのおはロック

慎吾ママのおはロック

  • アーティスト:慎吾ママ
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収録:慎吾ママのおはロック
→慎吾ママというSMAP最大の発明

『慎吾ママの学園天国-校門篇-』(慎吾ママ)

慎吾ママの学園天国-校門篇-

慎吾ママの学園天国-校門篇-

  • アーティスト:慎吾ママ
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収録:慎吾ママの学園天国-校門篇-
→2014年のSMAPライブツアーで久しぶりに慎吾ママが復活した時、その場の観客が全員子供みたいな顔して「おっはー!」やってるの超最高だった

未音源化の名曲

『SAY YES I$』

映像収録:LIVE Smap
→後期になると中居がほぼマイクの存在を忘れる

『SMAP ROCK YOU』

映像収録:Smap!Tour!2002!
→ANAのCMもう一度やってほしい

『チョモランマの唄』

映像収録:SMAP 2008 super.modern.artistic.performance tour
→特にシャレてた2008年ツアーの中で、だからこそ生まれたSMAPらしさ全開の名曲
→<後日追記>2016年のSMAP 25 YEARSでついに音源化されました

『Beetle』

www.tv-asahi.co.jp
→2015年の「テレ朝SMAPバラエティ部スマシプ!全然ゆるくないバスの旅 秋の3時間SP」で放送、草彅が作詞作曲を手がけた”6人”曲

後日追加:ベストアルバム『SMAP 25 YEARS』の投票結果はこちら

ja.wikipedia.org

「1週間後の『SmaSTATION!!』」

7年前に自分たちの事に関してスマステでコメントしていた前例がある中、解散発表から1週間後のSMAP香取慎吾は、何も触れることなくその出演を終えました。
香取さんは辛く苦しい時ほど、笑顔を絶やさないようにしているプロのエンターテイナーだと思います。
ただ同時に、解散騒動の発覚前に彼が聴いていた曲の歌詞も思い出します。

「I deceived other everyone」

sub/objective / ぼくのりりっくのぼうよみ*1



誰だって笑顔の奥には色んな思いを持っていることを、感情を持っていることを、少なくともファンの私は忘れずにいようと思いました。

「小5から芸能界という特殊な世界にあっても、ぶれないあなたの純粋な正義感や道徳的な考えは僕にとって常に模範であったように思います」

天野ひろゆき(キャイ~ン) / 2008.9.28 / 特上!天声慎吾(最終回)


<STORE>※後日追加

*1:2015年12月20日付けの本人ブログより

「結局アイドルの決断は、いつもファンの関与できないところにある」

うまくまとめようという所までまだ気持ち至らず、当分とりとめのない中身のまま更新する事も多いかと思います、すみません

* * *

SMAPの解散が伝えられてから、丸1日が過ぎました。

以前にも書いた通り、私がその内容に最初に触れたのは、情報が漏れだした前日20時過ぎのことでした。
それまでいくつものゴシップを気持ちをフラットに見過ごすようにしていました、
でも今回だけは、初見で多分そうじゃないと勘づいてしまう、
それは悔しさなのか悲しさなのか憤りなのか、あの時だけの深く辛い感情がありました。

確定情報が出るまではと誰にも言えないまま、オリンピックを見に行った家族とは別室で23時45分、一人で「SmaSTATION!!」の放送時間を迎えました。
いつもと変わらぬ笑顔で画面の向こうに立つ大好きなアイドルは、今でもどんな気持ちでいたのか、私にはわかりません。
でも今思い返しても、少なくともテレビの前の私にあったものは、怒りじゃない。
視聴者が何も知らない最後のSMAPとの、静かな別れの時でした。

「エンターテイメントに、僕らSMAPなにができるんだって言っても、とても微力と言えば微力なんですよ、何もできないんです。だけど、今までやってきた中で、僕らの事を知っていて…いつも明るく元気で笑顔でいるSMAPっていうのを知ってる人たちが、いてくれるんですね。その人たちと、会えたら、辛く苦しい状況の人たちでも、一瞬笑顔になれると。」
「この一瞬の笑顔のために、僕ら20年やってきたんだなって」

2011.11 プロフェッショナル 仕事の流儀 香取慎吾


今朝起きてふと、いつもと変わらぬ部屋の中で、2年前の解散ドラマの1シーンを思い出しました。
噂が広がっていく中で電車いっぱいに展開された「SMAP解散」の中吊り、その中にある普通の人たちの日常。

放送当時から、あの電車の中に感情を秘めたSMAPファンはどれだけ居合わせていたんだろうって、ずっとそんなことが気になっていました。
メディアを通じたり直接居合わせるような形で、多くの芸能人や現場スタッフが登場していく中、
あのフィクションの世界に不特定多数の「ファンのみんな」が存在し得たのは、ネットの書き込み、電車の風景、
SMAPがいるシーンを除けば1時間15分の中でわずか1分弱のことでした。


これは並行して20年近くハロー!プロジェクトのファンでもあり続けてきた私の持論ですが、結局アイドルの決断は、いつもファンの関与できないところにあります。
芸能の中でもアイドルカルチャーというのは少し特殊で、他の演劇や笑いがステージと客席の間にはっきり一線を引いて関与し合ってるのに対し、アイドルはステージと客席が基本的にイコールです。
だからこそ生まれる高揚があり、魅せ方があり、エネルギーがあります。
だけど時代の進展によりブログやSNS、果ては握手会などさらに結びつきが強い文化になっていく中で、卒業と脱退と解散だけは、いつも決定的な断絶を持ってファンの目の前に突如現れます。

ここで言いたいのはアイドルがファンの奴隷になれということではありません。
私たちアイドルファンは、イコールの文化の”その先”をどう生きていくべきなのだろうかということです。

「ファンのみなさんとかね、今まで応援してくれたおかげでこうやって自分の夢がかなった」

1996.5 CLAMP TALK (NON EDITED VERSION) Vol.30 森且行

「これだけ世の中をお騒がせしているグループもないわけで。一タレントとファンという関係を超えて、本気で自分らを心配してくれたり、笑ってくれたり、つまずいても一緒に前に進んでくれる人たちがいてくれるから、できていると思います」

2013.5 AERA 2013年5月6日号 木村拓哉

「ファンの皆さんへ 1988年 昭和63年4月、SMAPは誕生しました。
この4月で24回目の誕生日を迎えます。

今日、SMAP交換日記を通して、改めて色々ありすぎた、24年だったな~と感じました。
ある時はメンバーが突如、辞めちゃったり、ある時はメンバーが突如、4人になったり・・・
ある時はメンバーが突如、結婚したり…またある時はメンバーが突如、週刊誌で…
そして、またある時は、メンバーのひとりがしばらくお休みしたり…
その度ごとに皆さんはきっと、胸をしめつけられるような思い…
もどかしい思い、残念な思い、様々な思いを持たれたと思います。
ただ、それは皆さんだけではありません。僕たちSMAP5人も、同じような思いを体験しました。
そして、深く反省もしました。

でも、どんな時でも救ってくれるのは、支えてくれるのは、何より皆さんからのSMAPへの想いです。

やんちゃな5人です。いまだ、歌えない人。いまだ、踊れない人。負けず嫌いな人。
コントで女装ばかりする人。いまだ、喋らない人。
こんな5人を受け入れてくれて、ありがとう。
…とは言っても、また、突如シリーズがあるかもしれません。

皆さん、たまの浮気は許します。若いコっていいですもんね。
でも、帰ってきてください。気にしていてください。そばにいてください。

SMAPは今年、24歳の年男です。親孝行ならぬ、ファン孝行ができる年齢になりました。
楽しい時間をゆっくり過ごしましょう。今まで本当にありがとう。
そして、これからもくれぐれも、ありがとう。SMAP一同。」

2012.4 SMAP☆がんばりますっ!! 中居正広


今、関係ない自分の人生だとわかっていても、眠って明日を手繰り寄せることが凄く怖いです。
今までだって本当は根拠のないゴシップのタイトルを目にする度、すごく気持ちが辛かった。
ずっとずっと辛かった。

もういい年齢だから、奇跡の意味だって知っています。

だけど迷いながら、苦しみながら、きっと12月31日までは子供のように奇跡を信じているのだと思います。


8/16 追記

「決断」がアイドル本人によるものなのか、周囲の意向に基づくものなのか。
私も含め個人の考えはあれど、その本当の内情は当事者以外一生わからないものだと思っています。

だけど内情がどうであれ、本心がどうであれ、いつも私たちが対峙するのはそれらをすべて内包した事後報告の「決断」です。
これは今までも、そしてこれからもずっと変わらぬものです。

そしてさらにいえば、現代アイドルカルチャーの礎であり、恋愛や結婚などを含め世の視線やファン心理の変容にも根気強く影響を与え続けてきたSMAPが、今現実的にこうなっている事の気持ちの行き場がない。


<STORE>※後日追加

「SMAPが生まれてきた意味」

今年の1月に、実は書いてたものがあります。

私はあんまり大きな花を咲かせることができない人間なので、だから人生をかけて何を成し遂げられるだろうって考えたときに、世に沢山ある中の一つの普通の人生を、めっちゃ幸せに生きたいなって。
そして自分の好きな人たちのおかげで、私は幸せに生きられたって最後に胸を張っていえることが、何よりの恩返しでもあるよなってある時から考えるようになりました。
そういう目標ができてからは、苦手だった努力が少しずつできるようになりました。
辛いことや理不尽なことも前よりは少し、冷静に受け止めて前を向けるようになりました。


ちょうど20年前の1996年、小6の卒業アルバムの1ページ、テーマ「未来の自分に言いたい事」。自分で書いといてなんですがなんという当り障りのないちっさいメッセージを未来に残してるんだろうと思います。
だけど転勤族の私にとっては故郷というアイデンティティの支えがなく、自分に自信がなく、それ以上の夢もなかった。



いつどんな場所でも続く自分を証明してくれた国民的アイドルが、最後の最後に希望を失って、その歩みを止めます。

善悪の決めつけとか憶測のマウンティングとか死ぬほどどうでもいい、
SMAPのいない明日、一つのアイドルが消える明日をこれから生きていくためには、
SMAPを見て育った普通のやつがその人生でSMAPの生まれてきた意味を肯定しなきゃだめなんだ。


<STORE>※後日追加

「SMAP解散」

最初の情報が出た前日20時頃から、ずっと胸の中が気持ち悪くて、それでもその時が来るまではちゃんと信じて待ってなきゃいけないと、ただただその事を繰り返し言い聞かせていました。

23時45分、「SmaSTATION!!」が始まりました。
画面の向こうに立つ大好きなアイドルは、結局どんな気持ちでいたのか私にはわかりません。
でももしかしたら、これが視聴者が何も知らない最後のSMAPの姿になってしまうのかもしれない、そう思うとずっとテレビの前から、離れられませんでした。

「僕がSMAPが好きだという以上に、SMAPのことを好きでいてください」

*1

誰が悪い、何が悪いじゃない。
私は今この瞬間から、SMAPがいなくなる世界を生きていく。


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*1:1997 ライブツアー「ス」最終公演 中居正広