小娘のつれづれ

一人で自分の”好き”を追いかけています。

「2017年、私にはまたハロプロを応援する理由ができました」

「カントリー・ガールズの新体制に前向きでありたい、一ファンの気持ち」

natalie.mu

 

「大好きなアイドルグループ℃-uteへ。北海道から、15年分のありがとう」

*1

ハロー!プロジェクト・キッズの合格者15名が発表された2002年、私は北海道の大学生でした。
嫌だなとは思いませんでした、しかしあまりにも年齢が離れすぎて、私はこの子たちを果たして応援できるのだろうかと不安に思いました。
それが始まりです。

℃-uteがインディーズの初シングルを出した2006年春、私は横浜で新社会人になりました。
引っ越しや研修などで慌ただしい日々がやっと少し落ち着いた6月頃、『大きな愛でもてなして』を聴いてとんでもない衝撃を受けました。
当時のハロプロではインディーズだからこそ実現できた実験的なピコピコサウンド*2にこれまた実験的かつ奇跡的な曲構成、そして何より、あの世界観をとにかく心から楽しそうに、生き生きと歌い踊る幼い女の子たち。
身長も年齢もデコボコな8人だったのがなおさら良かったのだと思います。
それから仕事が終わると毎晩、家のPCで℃-uteの映像を見ていました。
初のメジャー作品『キューティー クイーン VOL.1』はずっと通勤電車で聴いていました。
仕事や慣れない一人暮らしが辛かったけど、℃-uteの歌を聴くと、今日も乗り切れた、明日も頑張ろう、そんな風に毎日の幸せを感じられていました。

直前で村上愛ちゃんが抜けてしまったのは本当に残念だったけど、それでもデビューが決まったときは、自分のことのように嬉しく思いました。
初めての歌番組出演、初めての単独コンサート、スポットライトを浴びるごとに少しずつ垢抜けていく℃-uteの成長は、見ていてとても頼もしかったです。
『都会っ子 純情』で日本レコード大賞最優秀新人賞を獲得したとき、紅白に初めて出場したとき、今思い出してもあの時の記憶にはちょっと涙腺が緩みます。
だけどその後くらいから、少しずつ、グループは苦しい時期に差し掛かっていきました。
それは決して明確な理由があるものではなく、しいていえばデビューの特需が落ちつき、続けていくことの難しさに気づくタイミング。
個々のプライベートでもデビュー時の小中学生だった環境から、ちょうど中高生へと移り変わる多感な時期に差しあたっていたので、ファンの想像以上に、メンバーには苦しく感じることも少なからずあったのではないでしょうか。
それでもひとたびステージに上がれば、℃-uteのみんなはいつでもかっこよくて、そして可愛くて楽しい、そんなプロのアイドルであり続けました。

私が仕事を辞めて横浜から北海道に戻り、Zepp Sapporoで℃-uteの単独ライブを見たのは、2009年の春のことです。
「℃-uteコンサートツアー2009春~AB℃~」、その時もう有原栞菜ちゃんは活動を休止していて、久しぶりに見た℃-uteは6人になっていました。
そしてツアー終了後にそのまま彼女の脱退が発表され、1ヶ月後にはキッズ時代から℃-uteメンバーを支え続けた年長の梅田えりかちゃんも卒業を発表。
夏秋ツアーの「℃-uteコンサートツアー2009夏秋~キューティーJUMP!~」は、ついに6人で最後のライブステージになりました。
その時も北海道公演の会場はZepp Sapporo、今でも覚えています。
春ツアーでは元気に次の北海道公演の告知をしていたメンバーが、夏秋ツアーではついに次の北海道公演のお知らせができなくなってしまった、そのシーン。
「次はまだ北海道でのコンサートは決まっていないんですが、また来られるように頑張ります」
最後にその言葉をこの街に残して、8人から始まったアイドルグループ℃-uteは、ついに5人になりました。

5人になった初めの頃、地方のファンが会えなくなっていったその頃も、インターネットを通じて℃-uteの苦しみはずっとずっと続いていることを感じていました。
メンバーカラーの変更や活動に関してのメンバー間の行き違い、この辺になるともう、映像でも隠せてないほどメンバーの感情の動きは表に出てしまっていました。
14~18歳の5人で迎える芸歴8年目の女性アイドルグループ、ファンとして振り返ると、彼女たちが言う一番の「危機」は、このあたりの実感を指し示しているように思います。
それでもファンはメンバー自身がその困難を乗り越える瞬間を、ずっと信じ、それぞれの場所で待っていました。
そして「℃-uteコンサートツアー2010夏秋~ダンススペシャル!!『超占イト!!』~」の頃から、やっと少しずつの前進を持って、願い続けた彼女たちのブレイクスルーは現実になっていきます。

「℃-uteコンサートツアー2011春~超!超ワンダフルツアー~」や「℃-uteコンサートツアー2012春夏~美しくってごめんね~」、気づけば身長差もなくなり、グループ全員が同じ方向を見てステージに立つ、そんな素敵なアイドルグループへと彼女たちは確実に変わっていきました。
地元で見ることが叶わなくなったので、このあたりからはよく飛行機に乗ってコンサートを見に行っています。
遠征して見に行った今までの℃-uteライブの中で一番思い出深いのは、やはり結成10周年の横浜アリーナ。
いつもどんな時も、思えば「この子たちをもっと大きなステージに立たせてあげたい」、そんなことばかり心の中で願っていました。
そして決して簡単には行かなかった道のりと長い年月を乗り越えて、あの光景を見たとき、自分のことじゃないのに、なんだか自分の夢まで叶ってしまったような気がしました。
22歳の新社会人の私が狭いワンルームのPCの中に見ていたその夢を、31歳の私はあの日確かに現実の中で観ていました。
未来の私はその同じ年月で、この世界には叶う夢の方が少ないということを身をもって知っている、そんな大人になっています。
それでもあの時見たものは、本当に素敵な、夢よりも素敵な光景でした。

2017年6月での解散を決めた℃-uteがこの北海道で最後に立ったのは、あの8年前と同じ、Zepp Sapporoのステージでした。
メンバーもMCで言っていたのですが、ステージを見ていると、1曲ごとに色んなことを思い出します。
私にとって℃-uteの歌声は、大人になっていく自分自身の15年間でもありました。
嬉しいこと、楽しいこと、思うようにいかず苦しかったこと、前を向けずに辛かったこと。
晴れの日も、そして雨の日だって、いつも℃-uteが諦めずに歌い続けてくれたから、私も足を止めずに、思い出を希望に変えてここまで歩いてこられたのだと思います。
鈴木愛理ちゃんが幸せそうな表情で℃-uteのステージに立っていると本当に幸せを感じます。
岡井千聖ちゃんが責任を胸にセンターで堂々歌い上げるのを見ていると本当にシビれます。
中島早貴ちゃんの迷いのないダンスパフォーマンスを見ると本当にグッときます。
矢島舞美ちゃんがずっとずっと変わらぬ笑顔でファンを見てくれること、本当に安心します。
そして萩原舞ちゃん。


舞ちゃんは、きっと覚えていないと思います。
東京体育館での「Cutie Circuit 2007 ~MAGICAL CUTIE 感謝祭~」や℃-uteが日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞する直前の「℃-ute Cutie Circuit 2007 ~都会っ子 純情~」、メンバー全員がまだ小中学生で、会場に女性ファンはほとんどいなかったあの頃のイベント。
まだ女性が女性アイドルを現場で応援することにものすごく勇気が必要で、メンバー自身も女性ファンの存在にまだ慣れていなくて、お姉さんメンバーにすら驚いた表情をされることがあったあの時、中でもまだ小学生だった舞ちゃんは、ずーっと女性ファンが来たときの反応に戸惑っていました。
しかも私は同年代でもない、微妙な年の差のすでに大人の女性ファン。
当時の握手会で一度、舞ちゃんから明らかに顔を見てもらえずに、そのまま握手が終わったことがあります(笑)。
文章だと伝わりにくいので詳細はハブきますが、明らかに戸惑って、私の番で視線が飛びました。
不愉快だとかそういうことは全然なくて、それよりも、年齢考えれば当たり前ですが、こんなに小さい子が仕事をしているんだという、そういうインパクトがあまりにも強くて、ずっとずっと今まで忘れられずにいました。
それから10年後のラストツアー、私は33歳、そしてステージの舞ちゃんも21歳のお姉さんに。
ファンクラブの抽選で当たった最後の北海道公演、私はステージがよく見える席で、後半の舞ちゃんをずっと見ていました。
ライブが終盤になるにつれて、だんだんと泣き顔になっていく舞ちゃん。
芸能活動は続けないかもしれない、そんな噂をライブの前に目にしていたので、そういう思いも重なって客席の私もだんだん涙が止まらなくなってしまっていたのですが、最後の方のMCでそんな舞ちゃんが話してるときだったと思います、涙が止まらなくなってしまった舞ちゃんと目が合いました。
目が合ったのはたぶん数秒でしたが、たまらなくなって、私の方が思わず下を向きました。

ハロプロのファンになって沢山ライブを観てきましたが、あの瞬間が、今までで一番胸に迫るものがありました。
ヤバかったです。
個別にも行ったことないしライブだって満足に見に行けてない、だけどたとえいつも目の前にいられなくても、アイドルはそうして、ファンに忘れられない大事な思い出をくれるものです。
一番切なくて、寂しくて、別れがたくて、だけど最後の最後に、ファンの私の時間は意味を成して、全ての悔いがなくなりました。
私にとっては、とても大切な一瞬でした。
℃-uteを好きでいつづけてよかったし、最後まで応援できて本当によかった。


ラストのさいたまスーパーアリーナも行きますが、たぶんそこまでいくともう冷静に文章書けそうにないので、このタイミングで、思いを残します。
アイドルを卒業する女の子にはああしてほしい、こうしてほしいという具体的な望みはありません。
思うまま自由に人生を歩んでほしいです。
でもできるならば、どんな道でも幸せに。
ただただ、幸せでいてください。
私もアイドルが好きで幸せだったと自信を持って言えるように、これからも自分の日々を生きていきます。




アイドルになってくれて、℃-uteになってくれて、本当にありがとう。


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*1:℃-ute「℃OMPLETE SINGLE COLLECTION」:http://www.helloproject.com/c-ute/release/detail/EPCE-7325/

*2:ちょうどPerfumeの『コンピューターシティ』や『エレクトロ・ワールド』がネットで注目を集め出したのと同タイミングでした

「一人で行ったハロプロ研修生北海道 定期公演 Vol.2」

※時間の都合上、簡素な感じですみません

2017年5月4日「ハロプロ研修生北海道 定期公演 Vol.2」

(札幌スクールオブミュージック&ダンス専門学校 7階イベントホール)

1 女の園

 <MC 自己紹介+自慢できる特技>

2 リアル☆リトル☆ガール

※ハロプロ研修生北海道のオリジナルソング

<MC 初めて参加するハロプロ研修生・実力診断テストについての意気込み>
<ミニゲーム ジェスチャーゲーム>

3 天まで登れ!

4 「恋したい新党」

※佐藤・石栗・河野

5 Say! Hello!

※太田・北川・工藤・山﨑

6 彼女になりたいっ!!!

※北研の1stシングルには北研verの収録あり

・オールスタンディング
・司会はアラケンさん
・その他スタッフは会場の専門学校に通う学生さん
・終演後にハイタッチでお見送りあり

ハロプロ研修生北海道 定期公演 Vol.2の総評

前回の定期公演 Vol.1から3ヶ月、まだわずか3ヶ月なのに、全体的にめちゃくちゃ成長しています。
歌のマイク乗りひとつからとてもよくなってるし、パフォーマンスも初回と全く違って、躍動感が出てきてる。
今回は司会にアラケンさんが入ってるのも大きいと思うんですが、MCの返しもハキハキしててテンポ含めすごく良かったです。
それでいてミニゲームはこどもまるだしな全力っぷり!今回は素直にただただ楽しかったなぁという印象。

お披露目からもうすぐ1年、チームとしてのまとまりはここに来てかなり良くなっています。
ただ研修生の難しいところが、あくまでもこのチームは「デビューを目標とした研修」という意味での集まりなわけで…*1
ここから少しずつ育っていく「自分の個性 / 好きなもの」がその後の活動でも人生でも最も大切な部分だと思うので、ぜひそこだけは忘れずに、見失わずに、この北の地でぐんぐん伸びていってほしいです。

メンバー評+5月5日東京開催「Hello! Project 研修生発表会2017 ~春の公開実力診断テスト~」での注目ポイント

【石栗奏美ちゃん】中1

特技→世界の国の言語で「こんにちわ」を歌いながら言える
実力診断テストでの披露予定曲→M4(No.1)Only you (モーニング娘。)

ロコドル経験があり、現時点で一番ステージ慣れしてる女の子。
歌もダンスも安定してるし、トークも周りがよく見えてて、聞いてて安心できます。平均点が高い印象。
とはいえ地方組は地方組なので、今後の伸びしろも加味して採点していただけるとありがたいです!

【山﨑愛生ちゃん】小6

特技→エレクトーン
実力診断テストでの披露予定曲→M5(No.2)チュッ!夏パ~ティ(三人祭)

現時点で北研唯一の小学生。とはいえたった3か月でちょっと見た目がお姉さんになりました!
この子は思いっきりカワイイ系の声なんですけど、それで選んだのが三人祭ということを知って正直ビビりました。
しかも出順が2番目ってすげぇな。ただ一言、「紳士たちよ震えて待て」!!

【工藤由愛ちゃん】中1

特技→両方のほっぺに空気をいれてしゃべる”ぷっくりちゃん”
実力診断テストでの披露予定曲→M9(No.6)チョット愚直に!猪突猛進(こぶしファクトリー)

とにかくタコが大好きな美人系女の子。髪を切ってすこし大人っぽくなりました。
ダンスの動きが大きくて、そこに魅了されてる人が多い印象。度胸も意外にあります、実力診断でもそこはしっかり見ていただきたい。
ちなみに特技は「両方のほっぺに空気をいれてしゃべる”ぷっくりちゃん”」。ゴーイングマイウェイ!

【北川亮ちゃん】中1

特技→田んぼの角刈り
実力診断テストでの披露予定曲→M10(No.7)Danceでバコーン!(℃-ute)

お米の美味しい蘭越町(←北海道内では有名です)からやって来た、田んぼの角刈りが特技の女の子。きっと知名度はピカイチ。
ハロプロならではのリズム感に長い手足含め身体がうまく追いついてない感じですが、そこじゃないんです、
この子には言葉にできないスター性がずーっと漂ってる。そこが伝わるか伝わらないか、です!

【佐藤光ちゃん】中1

特技→モノマネ(今までに定期公演で披露したレパートリー・芦田愛菜、野原しんのすけ、ブルゾンちえみ)
実力診断テストでの披露予定曲→M21(No.18)One・Two・Three(モーニング娘。)

涼し気な目元が印象強い一見クールビューティーな女の子です、しかし特技はモノマネ。
過去2回の定期公演でもフリに臆せずしっかりやりきってます。実力診断のトークでは披露あるのかな?
ちなみに定期公演の選抜曲ではいつもいいポジションをもらってる子です。現時点での北研の歌エース枠!

【河野みのりちゃん】中1

特技→ギターの弾き語り
実力診断テストでの披露予定曲→M24(No.21)Oh my wish!(モーニング娘。'15)

清楚タイプのビジュアルで、アーティスト方面でのステージ経験がある子です。
特技はギターの弾き語りというあたり、音楽面でも今後大いに期待ができる子。
おとなしそうな第一印象と違って、意外にステージでの表情は熱があってすごくいいんですよね。そこがうまく出ますように!

【太田遥香ちゃん】中2

特技→料理
実力診断テストでの披露予定曲→M32(No.29) ちょこっとLOVE (プッチモニ)

北研の”小さい最年長”。声はカワイイ系で、見た目も中身も良い意味でこどもっぽい女の子。
体を動かすことがとにかく好きな子なので、ダンスや踊ってるときの表情にご注目を!
いつも「元気なクラスメートの女の子」感があるので、つんく♂Pの世界観が好きな方はその辺の彼女の雰囲気もぜひ見ていただきたい。


その他最新の情報は彼女たちの公式HPをどうぞ!


5/5 追記


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*1:でも今日の公演見てて正直、内心「もうこの7人でそのままグループデビューしてくんないかな」と思ってしまいました

「道重さゆみさんのインタビュー記事を担当しました」

自分でもまさかこんなご報告をここで出来る日がやってくるとは思っていませんでした。
ウェブメディア・Spotlightで道重さゆみさんのインタビュー記事を担当しました。
……取材させていただきました!!ぎゃあ!!!!!


「“再生”道重さゆみに独占取材「自分で何かをしないと、何も生まれないって気づいた」」
http://spotlight-media.jp/article/401171508997294048spotlight-media.jp


このブログを長く読んでくださっている方はよく知っていると思うのですが、1998年にハロープロジェクトのファンになって以降、あえてヲタ友は作らないまま、ここまで来ています。
ファンの友だちをあえて作らなかったのは人間関係や時代に影響されない、自分だけの「好き」を貫きたいという気持ちがずっとありました。
そして今もそれは変わってないのですが、14歳からずっと変わらないその気持ちのまんま、初めて大好きなモーニング娘。のメンバーとお話しました。
しかも自分にとってもう一つの大事な「好き」である、執筆の仕事で。
まず何よりも、人生こんなことってあるんだなって思いました。
さすがにこればかりは現実が想像を越えました。現実が想像を越えると、ヒトハキンチョウヲスットバシテスグオナカガイタクナル……*1

最近だいぶ体感でわかってきたのですが、編集方針だけでなく雑誌とウェブメディアにはその読ませ方に沢山の違いがあるので、その中で今回はウェブメディアの形式で、ベストを尽くそうと努めました。
実は人生初のインタビュー取材でもあったのですが、不慣れな聞き手にも関わらず丁寧に、そして楽しいお話をたくさんしていただいて、道重さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。


私は2013年11月28日のあの武道館の日に、卒業者のいない7年ぶりの単独公演で歌い踊るモーニング娘。を見て、30代は人生一度本気で好きなことを頑張ろうと決めました。
その日は私の30歳の誕生日でした。

「30歳、人生1度だけ自分の好きなことに本気になろうと決めた」 - 小娘のつれづれ

今33歳、自分の大好きなものの魅力を文章でもっともっと伝えられる人になりたいです。
あとやっぱり、くそつまらないと思っていた自分の人生がちょっと面白くなる瞬間を自分に見せたい。



sayuminglandoll.com

ameblo.jp

*1:前後はとにかくR-1ヨーグルトをめっちゃ食べました

「一人で行ったハロプロ研修生北海道 定期公演 Vol.1」

※時間の都合上、簡素な感じですみません

2017年2月5日「ハロプロ研修生北海道 定期公演 Vol.1」

(札幌スクールオブミュージック&ダンス専門学校 7階イベントホール)

1 リアル☆リトル☆ガール

※ハロプロ研修生北海道のオリジナルソング

<MC 自己紹介>

2 彼女になりたいっ!!!

※北研の1stシングルには北研verの収録あり

<MC 初レコーディングの感想+スクリーンでその時の様子をスライド上映>
<ミニゲーム 歌パート争奪・イス取りゲーム>

3 「アイドルはロボット」って昭和の話ね

※事前選抜4名

4 青春Beatは16

※椅子取りゲームの勝者3名(優勝の北川センター+太田・石栗)が1番歌唱、2番で全員合流

<MC 次回公演のお知らせと今日の感想>

5 リアル☆リトル☆ガール

・オールスタンディング
・スタッフは会場の専門学校に通う学生さんで、場内アナウンスと進行は声優コースの女の子が担当
・終演後にハイタッチでお見送りあり


太田遥香ちゃん

現時点では唯一の中学生メンバー、最年長ですが最年長に見えないお姉さん。
声も身長もとても幼い感じで、めぐが抜ける前のなかさきちゃんにすごく似てて、おさげ髪がよく似合う。
ラジオで体を動かすことが大好きだと言っていたのが印象的で、アイドル活動の楽しさもきっとそこに結び付いているのかな?という感じ。
ダンスの伸びに注目したい。椅子取りゲームで一番表情が真剣だったのも可愛い(たぶん遊びじゃなくて勝敗に夢中)。

佐藤光ちゃん

涼し気な目元が印象的な女の子ですが、実は特技はものまね。
定期公演 Vol.1では野原しんのすけと芦田愛菜を披露、恥ずかしがらずにきっちりやりきる舞台度胸は意外にモノホン。
あと初レコーディングについてのMCでメンバーがぽそっと「光ちゃんは歌が上手いんです」と言ってたはず。
アイドルはロボット~でも選抜メンバーの1人だったので、スキルメンの可能性あり。

石栗奏美ちゃん

現時点で小学6年生ですが、すでにステージではかなり仕上がって見えるのと、唯一進行にアンテナが伸びてる子。
もともとロコドル経験があるので、ファンへのレスポンスも初回からぐいぐい。一番最初に強い固定ファンが付くのはきっとこの子。
ただハローだと今後必ず広いファンへの対応も求められるので、経験とこれからがうまく重なり合っていけばいいなと。
場をまとめるタイプの先輩誰か一人を研究すると面白そう。実質キャプテンポジションに転ぶのか否か。

河野みのりちゃん

お嬢様タイプの顔立ちで、爽やか。ビジュアル的には長澤和奏ちゃんをちょっと思い出す感じ。
この子もステージ経験のアドバンテージがあるんですが、アイドルというよりは歌手活動に特化してたっぽいので、披露曲の少ない初回はやや不利だったか。
これから回を重ねたときの光り方が楽しみな子。趣味がギター弾き語りっていうのも熱い。
北研の中では大人びてる方なので、中学上がってからの方が特色強くなるかもしれない。

北川亮ちゃん

お米の美味しい蘭越町からやって来た、田んぼの角刈りが特技の女の子。
この子は歌やダンスの経験値じゃなく、はっきりいって意図しないところでスポットライトの星の元に生まれちゃった系のアイドル。
OAだとまだ大人びた上澄みなぞるくらいで出番終わっちゃうんですけど、今回の初単独でしょっぱな出てきたときの笑顔が、ピカーっと光ってたのがダメ押し。
何言ってるかわからないと思うけど、この子はたぶんデビューすると思う。

工藤由愛ちゃん

ツーサイドアップがとても似合う女の子。この子もちびっ子と長身ズが目立った初回はやや不利だったか…
ただとにかく印象に残ったのが「タコが好き」という自己紹介。
最近お気に入りのタコグッズを話すくだりで”サンタさんにもらった”というパワーワードが出てきた時メーターが一気に触れました。
アンジュルムの中西香菜ちゃんもそうでしたが、タコ好きキャラは今後も張り切って推してほしい。北海道だしなおさら。

山﨑愛生ちゃん

今春以降も唯一小学生な、現時点での最年少。写真もそうですが実物もそのまんま子供です。紳士ホイホイ。
ただ自己紹介が名前の”愛生”に引っかけたものだったりして、意外とステージ対応は濃厚。
こないだの娘。コンでは小田ちゃんが、そして℃-uteナルチカでは岡井ちゃんが可愛がってたっぽいエピソードトークあり。
岡井ちゃんが毎回「うちの妹に本当よく似てるんだよ」って話しかけてくるって話すごい良かったw

* * *

こないだ東京で本丸の研修生発表会を見たばかりですが、首都圏のヲタが見たらびっくりするぐらい牧歌的な北研。
初回の定期公演見てて思ったのは、東名阪から距離がある(ゆえに簡単に道外へ出れない)北海道の子供ってすごく面白いなってことで、やっぱこの土地ならではの育ち方、輝き方が彼女たちにはあるんですよね。
今後もし彼女たちが東京の研修生発表会に出たとして、石栗奏美ちゃんや山﨑愛生ちゃんあたりは押し負けずにプラスにできそうだけど、北川亮ちゃんとかは最初の方は場にのまれちゃうんじゃないかなとか。
でもそんな彼女が地元北海道だと今の時点でもすごくキラキラしたアイドルをやれてたりして、北研の定期公演はそういう細やかな地方候補生の機微と成長を、ものすごくリアリティをもって共有できる場所。そんな面白さがありそうです。
あとここで育った研修生がデビュー決まったときに、出演最後の定期公演が涙の壮行会状態になりそうなのもちょっと熱い
(北海道はデビュー=超遠距離の上京なので、その辺も東名阪組と差異があって興味深い)。
定期公演は今後も続きます。
最新の情報は彼女たちの公式HPをどうぞ!


おまけ


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「地方民も行った Hello! Project 研修生発表会 2016 12月 ~EXCITING!~」

※先月から1か月ほど、仕事で東京滞在中です



地方民も行った「Hello! Project 研修生発表会 2016 12月 ~EXCITING!~@東京」

先輩の貫禄・こぶしファクトリー

今もなお変化の途中・つばきファクトリー

トークメン系の横山玲奈、”未知数”の加賀楓(モーニング娘。13期)

【その他】女ヲタ、はじめての気持ち

総評



【ハロ!ステ#201】ハロプロ研修生『Say! Hello!』(Hello! Project 研修生発表会 2016 12月 ~EXCITING!)


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Rainbow×2

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「決断こそが引き出した、今の℃-uteの美しさ」

℃-ute『Singing~あの頃のように~

来年6月に予定されているさいたまスーパーアリーナでの単独ライブ開催をもって、12年の活動にピリオドを打つことを発表した、5人組アイドルグループ・℃-ute。
まだ活動期間は8か月あるので、今回リリースされる30thシングルがラスト作品というわけではないと思いますが、それでも人生の大きな決断をした女性の歌声は、すでに今までとまったく違う、強い意志とメッセージで彩られています。

たぶん前にも一度どこかで書いたと思うんですけど、彼女たちと同期のBerryz工房もそう、モーニング娘。の卒業生たちもそう、
もっといえば今までハロー!プロジェクトに所属していたすべてのOGたちもそう、
この20年近くで旅立ちを見送った沢山の女性たちはみんな、卒業を決めてから旅立つその瞬間までが”アイドル人生の中で一番美しい表情を見せる時”、だったんです。

なんというか、あれはたぶん特有の、決断こそが引き出す女性としての極限の美しさなんだろうなと。
もちろんそれはきっと誰もが持っているものだけど、少なくとも10代や20代の若さで極限、自己ととことん向き合うチャンスが巡ってくるのは、何よりも彼女たちが「アイドルという人生」を選んだから。
しかも℃-uteは小学生から成人するまでずっとアイドルの世界で夢を追い続けた女の子たち、今の℃-uteを見ていると、可愛くて、強くて、その姿には一切迷いがなくて、
同じ時代を共に生きていられたことをどこか誇りにすら思います。

今年の春頃だったか、リーダーの矢島から「私たちもそろそろ次のことを考えて メンバーで話し合いをし、℃-uteに区切りをつけ、それぞれが次の道に進んで行こうと思います」というような連絡がありました。

そうだね。あなたたちはすべきことは全てやってきたよ。
僕はそう思いました。

℃-ute 11/2 sg 「Singing~あの頃のように~」ライナーノーツ | つんく♂オフィシャルブログ 「つんブロ♂芸能コース」Powered by Ameba


ちょうど先週末KAI-YOUさんにて、℃-uteに関する記事を書かせていただいたのですが

今からだって本当に、彼女たちの最後を見届けるには何も遅くないんです!


まだまだ℃-uteを新しく知ってもらって、素敵なこの5人の女性のことを沢山知ってもらって、
来年には一人でも多くの人と一緒に、彼女たちの大きな花道を作ってあげたいなと思います。


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「"夢を追え、何も恐れるな"。Juice=Juiceが進む次の道」

Juice=Juice『KEEP ON 上昇志向!!


CDデビューから3年、ハロプロエッグ(現研修生)時代を含めれば最長のメンバーで8年、さらに全国220公演という試練まで乗り越え、
今年11月7日についに日本武道館のステージに立つ、5人組アイドルグループ・Juice=Juiceの8thシングルです。

今年は特に諸事情ありまして夏以降、近い距離での現場全般をお休みしているので*1、基本在宅という形で各グループを応援しているのですが、
家の距離からJuice=Juiceを思い改めて浮かぶことは…とにかくJuice=Juiceって「ライブの掴みが最強すぎるんだよな」という。
見た目が結構優等生揃いなのでYoutubeの動画とかで見ると一見、やたら収まりよすぎるところがあるんですが、
寝ても覚めても今だ忘れられないほど、ライブ空間で見る彼女たちはすごい。やばい。
歌が全然ブレないし、その上でグループ内の個性の出し引きも上手い。そんでよく客の顔を見てる。
あの近さといい感じの余裕はどこから湧くのだろう…っていうくらいとにかく密度の濃いアイドルグループ。

勝因の一つはもちろん宮本佳林、高木紗友希、金澤朋子の見事なボーカル・トライアングルが初期から早々と確立されていったところが大きいんですが、見逃せないのはここ1年で植村あかりの歌唱力が劇的に上がりつつあること。
菅井先生のボイトレ結実
ライブではすでに今までの想像をひっくり返す大戦力になりつつあります。
いま在宅と現場で一番評価が離れてるのは彼女じゃないかなー、これまで在宅が続いてる方にはぜひとも、次の武道館公演のステージをできればライブビューイングあたりの大画面でしっかりチェックしていただきたいところ。
あともう一つ付け加えておきたいのが、パフォーマンス3強がいて、最終兵器植村がいて、
そこに華奢な足で必死に踏ん張ってる宮崎由加のアイドル性最高(SMAPでいうと稲垣吾郎のような、他で類似キャラがなかなかでてこないアイドルグループの中の”武器”の人)。

…すっかり新曲の話すっとばしてますけど、今年は色々とアイドルを応援していて辛いと思ってしまうことも多くありまして、体調崩すくらい日々の抱えた悩みが極まっていたときに、ハロコンで彼女たちの「Dream Road~心が躍り出してる~」を聴いて、私は一人思わず泣きました。
それはきっと一ファンの私がアイドルに託している祈りのような「夢」と、作詞作曲を手がけたつんく♂が彼女たちに託した「夢」が、思いがけず近い距離で交差していたからなのだと思います。

「夢を追え、何も恐れるな」ということを言いたくって。
「夢」というのは、人生を変えるのに大いなる原動力となります。 特に日本では「歌手を続ける」というようなことに対して「給料ゼロでもいいからがんばりたい!」的な根性論も登場するほど、「夢があればなんだって出来る」そのように思います。 なので、Juice=Juiceのメンバーもそうですし、まだまだこれから時代を背負っていきたい世代には「夢」を持ち、シャニム二突き進んでほしいとそう思います

Juice=Juice 2016年10月26日 Sg「Dream Road~心が躍り出してる~」 | つんく♂オフィシャルブログ 「つんブロ♂芸能コース」Powered by Ameba


モーニング娘。とアンジュルムが激しいトップ争いを繰り広げる中で、思わぬところから次の夢の扉をパッと開けてしまうのは、案外このJuice=Juiceかもしれません。
いや充分に、彼女たちだって負けるつもりはないはずです。


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*1:とりあえず今年いっぱいは近くで大好きなアイドルの記憶を刻み付けるのが怖い、すっごい葛藤もあるけどこれはもうどうしようもない

「あの続きの、正夢。BILLIE IDLE『bi bi bi bi bi』」

BILLIE IDLE『bi bi bi bi bi

www.youtube.com


BiS解散後のファーストサマーウイカ・ヒラノノゾミが参加する形で2014年に結成された”NOT IDOL”な4人組ユニット、「BILLIE IDLE」の3rdアルバム。


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bi bi bi bi bi

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「ハロヲタなら知っておくべき、アンジュルム・笠原桃奈のこと」

アンジュルム『上手く言えない


アンジュルム『忘れてあげる

昨年11月に加入した4期・上國料萌衣の成長を半年見届ける形で、2011年からグループを盛り立ててきた2期・田村芽実が卒業、誰もがさて新たな8人体制の幕開けか……と思っていたところにまさかの5期新メンバー・笠原桃奈が電撃加入!!!
ということで、ちょっと前には誰も予想していなかった”新たな9人体制”で、堂々船出のハロー!プロジェクト所属・アンジュルムです。

新人の笠原桃奈ちゃんについて。
2015年4月にハロプロ研修生へ加入*1した彼女について、在宅目線だと多くの人がはっきり存在を確認し始めたのは、きっと2016年5月の研修生発表会でベストパフォーマンス賞を獲得したあたりじゃないかと思います。

【ハロ!ステ#168】Hello! Project研修生発表会2016~春の公開実力診断テスト~(ダイジェスト映像)

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www.oricon.co.jp


2016年5月の研修生発表会におけるステージは、(たぶん本人も自覚しきれていなかったのであろう)高いセルフプロデュース力、あまりの垢ぬけっぷりにかなり驚かされた半面、ファンとしては大人びたビジュアルにそれでも残る、ぽや~っとした彼女の幼さもまた印象的で、だから最初アンジュルムに新加入したことが発表になったとき、本音は「えっ!?」と思いました。
アンジュルムって(スマイレージからのメンバーも含めて)基本的に存在感がビビットな女の子の集まりのイメージがあって、実際に近年の新加入も3期(室田瑞希・相川茉穂・佐々木莉佳子)4期(上國料萌衣)とその路線が極まっていたので、なおさらあのポワっとした色気が、アンジュルムにハマるのだろうか……という心配を少し覚えたんです。
それは実際にハロコンお披露目の「大器晩成」を見ても、その直後にあったテレビ初登場の「FNS うたの夏まつり」を見ていても、まだぬぐえないところが正直ありました。

ただそれが思いっきり変わったのが、ハロ!ステのダンスレッスンの映像を見たとき。
1998年から幾度となくメンバー加入を繰り返してきているハロー!プロジェクトにとって、新メンバー参加のダンスレッスン映像はもはやおなじみの公開コンテンツの一つであり、長いファンはもう18年近く、継続して色んなメンバーの奮闘を見てきていることになります。
で、笠原桃奈ちゃんの場合。

【ハロ!ステ#179】アンジュルム新メンバー笠原桃奈 ダンスレッスン

この映像の中で、グループに合流したての前半部分こそ、今までの新メンバーと同じように必死でいっぱいいっぱいになっている、
研修生経験はあれどやっぱりハローの新人さんらしい感じだなと、繰り返される歴史のそれを確かめるように見ていたのですが


とにかくビックリしたのが、まだ合流まもなく、何度かの合同練習とリハーサルだけを行った上で、そしてまだお客さんの前には出ていない時点で、見せていたこの表情





なんと音の中で度胸がプレッシャーに勝って笑ってるんですよ、この子!!!!!!!!!
新人!!!!!!!!!!
合流まもないリハーサル!!!!!!!!!!!


これ見たとき、部屋で一人で思わず「かっけー!!!!」って声に出してしまって。
こんな新人、今までにいたっけか…!!??

そしてその瞬間、同時に「なぜこの子がアンジュルムに一人加入したんだろう」というその意味も、ものすごく良く理解できてしまいました。
歌やダンスなど一つ一つの動作はまだまだおぼこいのにいきなりこのド級の120%な表情を出せる子、こりゃあやっぱモーニング娘。ではなかった。
憧れはモーニング娘。でも、才能はアンジュルムに入るべき女の子だったんだ。


ちなみに「愛しく苦しいこの夜に」の時もそうだったんですけど、この子たぶん、口元で感情や表現をコントロールするような癖があるんですよね。
見てくれの概念じゃなく、12~3歳からこういうのを無意識にやってのけるような感覚を持ってる子は、その後の成長も相当著しいアイドルの一人になるのではないかと思っております。
綺麗な顔立ちながらまだ中1なのであと3年して、高校生で眉と髪型いじりが解禁*3になる頃も注目かな。
メンバーこのままと仮定してもリーダー和田彩花・25歳*4、2期の3人が平均21.6歳、3期が平均19.6歳で最年少の莉佳子は18歳、4期のかみこは20歳、に5期のかっさーが16歳、一度メンバー固定でガチのプラチナ路線を追っかけてってもハマるような気もするんですけどね(神のみぞ知る)。


※2023年 追記
2023年秋以降、この笠原桃奈ちゃんが日プ女子こと「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」に出演したことをきっかけに、この記事へのアクセスが再度増えてきているので、この記事(デビュー曲)以降の成長がわかる、ハロプロ/アンジュルム時代の笠原桃奈・映像集も追加で貼っておきます。

デビュー後の成長がわかる、ハロプロ/アンジュルム時代の笠原桃奈・映像集(2016~2021)

【ハロ!ステ#178】アンジュルム新メンバー・笠原桃奈 お披露目ステージ(2016)

アンジュルム『マナーモード』(音源リリース:2017)

www.youtube.com

アンジュルム『46億年LOVE』(音源リリース:2018)

www.youtube.com

アンジュルム『赤いイヤホン』(音源リリース:2019)

www.youtube.com

*1:同期は現カントリー・ガールズの梁川奈々美、現つばきファクトリーの小野瑞歩・秋山眞緒、研修生の前田こころ、金津美月など

*2:https://www.youtube.com/watch?v=LHZZpce-hhc

*3:ハロプロの暗黙っぽいルール

*4:近年でもモーニング娘。の道重さゆみと℃-uteの矢島舞美は25歳まで現役続行

「そこにあるのは”支えの力”。アップアップガールズ(仮)『! ! ! ! ! ! ! ! 』『君という仮説』」

アップアップガールズ(仮)『! ! ! ! ! ! ! !


アップアップガールズ(仮)『君という仮説

いよいよ初の日本武道館公演が11月8日と迫っている、アップアップガールズ(仮)の通算21thシングル。
さすがこのタイミングの新作、気合入りまくりです。
佐保明梨さんのtwitterを思わせる『!!!!!!!!』*1は過去に2マンライブも行っているシンガーソングライターの大森靖子さんが作詞作曲、『君という仮説』はハロー本丸でも人気の高い児玉雨子さんの詞に、1stシングルからずっとサウンド面を支えてきた”アプガの父”、michitomoさんがメロディを重ねているという、渾身の二作。

なんだろな、前にも書いたかもしれませんが、アップアップガールズ(仮)に選ばれた7人の女の子は、やはり「完璧な戦闘力を備えたアイドル」というにはほんの少しピースが足りない、そんな女の子たちなんですよ。
歌えるし、踊れるし、演技もできる、しゃべりもできるのに、それぞれがどこかほんの少しずつ夢に手が届かない。
きっとこれまでの怒涛のプロモーションをもってしても、食いつかない人がまだ沢山いるだろうという現実は、やはりハローでデビューが叶わなかった彼女たちの”ほんの少し”の証、なのだろうと思います。

ただ、そんな人にこそ知ってほしいことがあるんですけど、ほんの少しの脆さを抱えた彼女たちの周りには、不思議と他にはない”支え”が集まるんです。
全力で走れるように、めいっぱい歌えるように、思いをしっかり伝えられるように、夢に少しでもその手が届くように。
今まで21枚のシングルと3枚のアルバムを出してきた中で、今回の2作は、そんな支えの思いが一番強く光を放った楽曲です。
そしてそれを歌う、いびつなピースの彼女たちが放つ光も。

今までに書いたもの、少しでも力になれていればと願っています。
がんばれがんばれがんばれ!!!!!!!!


<STORE>

*1:読み:バンバンバン