※楽曲タイトルをクリックするとYoutubeで視聴できるようになっています。
※アイドル楽曲大賞2014の公式サイトはこちら
- メジャーアイドル楽曲部門 トップ5
- アイドル楽曲大賞2014 注目グループ
- 気になる動き
- 中堅グループの推移
- 大手アイドルグループの楽曲大賞2014(最高評価曲)
- ハロプロ楽曲大賞とのダブルノミネート(100位以内)
- 2014年初登場 *2
- 2014年トレンド
- 2014年解散
- 総評
メジャーアイドル楽曲部門 トップ5
第1位 Dorothy Little Happy 『恋は走りだした』
2014年のアイドル楽曲大賞・メジャーアイドル部門を制したのは、Dorothy Little Happyの『恋は走りだした』でした!
この曲は2014年2月に発売されたアルバム『STARTING OVER』に収録されており、2011年の楽曲大賞で第2位に選ばれた『デモサヨナラ』と同じく、ライブ空間を幸せで一つに包んでいく楽曲。
新たなアイドルアンセム誕生との呼び声も高く、最後はポイント配分(思い入れ)の高さが1位の決め手となりました。2013 最高48位 『永遠になれ』
2012 最高51位 『Life goes on』
2011 最高2位 『デモサヨナラ』
2010 最高79位 『ジャンプ!』
第2位 BABYMETAL 『ギミチョコ!!』
2014年の女性アイドル界で一番活躍したグループと言えば、やはりこの名前が浮かぶのでは?
2014年唯一のCDリリースとなったアルバム『BABYMETAL』から、公式MVが2000万回再生を突破した『ギミチョコ!!』が第2位に。
アイドル楽曲大賞ではデビューイヤーの2011年から『ド・キ・ド・キ☆モーニング』が5位に入るなど
高い支持を受けていましたが、世間の注目もついに重なり始めた2015年、今年は一体どこまでいくのか一瞬たりとも目が離せません!2013 最高21位 『イジメ、ダメ、ゼッタイ』
2012 最高11位 『いいね!』
2011 最高5位 『ド・キ・ド・キ☆モーニング』
第3位 清竜人25 『Will♡You♡Marry♡Me?』
第3位にランクインしたのはなんと、投票受付の2週間前にデビューした”一夫多妻制アイドルユニット”清 竜人25!
男性がセンターという衝撃的存在でありながら2014年1番の票数を獲得したのは、やはりシンガーソングライター・清竜人がアイドルジャンルでポジティブに提示した音楽の力、その純粋な評価でしょう。
…っていうごちゃごちゃした解説よりこれは正直聴いた方が早い!!次点 35位 『ラブ♡ボクシング』
第4位 でんぱ組.inc 『サクラあっぱれーしょん』
2014年に初の日本武道館公演を行ったでんぱ組.incが、3月発売のシングル曲『サクラあっぱれーしょん』で第4位に。
最高118位だった 『Future Diver』から約3年、2014年は前年の5位からさらに最高順位を塗り替えました!
もともとこのグループは王道の電波ソング(高速BPMとぶっ飛んだ歌詞で畳みかける楽曲)が高めの順位を叩きだす傾向にありますが、『サクラあっぱれーしょん』は割と間口が広い楽曲になっていたので、DDの支持も評価に重なったのかもしれません。2013 最高5位 『でんでんぱっしょん』
2012 最高13位 『キラキラチューン』
2011 最高118位 『Future Diver』
第5位 Negicco 『トリプル! WONDERLAND』
第5位はこちらも近年根強い支持を受けているNegiccoの楽曲!
2013年の第2位『アイドルばかり聴かないで』に続き、2年続けてのトップ5入りを達成しました。
ちなみに楽曲大賞2014の投票〆切後にはグループ初のオリコン週間売上5位も獲得、 *1
さらに全国CMにも出演するなど、結成から12年目ながらNegiccoは今も確実に成長を続けています!2013 最高2位 『アイドルばかり聴かないで』
2012 最高9位 『あなたとPop With You!』
2011 最高149位 『ガッター! ガッター! ガッター!』
2010 最高43位 『スウィート・ソウル・ネギィー』
アイドル楽曲大賞2014 注目グループ
lyrical school 最高8位 『FRESH!!!』
楽曲大賞ノミネート4年目にして、ついに初のトップ10入り!
2013年のアルバム「date course」の評価をきっかけに、一気に駆け上がった1年でした。
投票者コメントには絶対書かれていることでしょう、「ラップをするのは楽しいです!」2013 最高34位 『PARADE』
2012 最高66位 『そりゃ夏だ!』
2011 最高32位 『プチャヘンザ! / tengal6』
東京パフォーマンスドール 最高9位 『BRAND NEW STORY』
17年ぶりに復活した東京パフォーマンスドール(第2期)が、デビューイヤーにいきなり第9位へランクイン。
ノンストップで歌やダンスを披露する「ダンスサミット」など、初代のDNAは今もしっかり受け継がれています。次点54位 『DREAM TRIGGER』
乃木坂46 最高10位 『何度目の青空か?』
2013年の楽曲大賞でトップ3に入った乃木坂46は、2014年の楽曲大賞でも変わらず人気をキープ。
最高位の『何度目の青空か?』では、1期生の生田絵梨花が初めてセンターを務めたことでも注目されました。2013 最高3位 『君の名は希望』
2012 最高46位 『ぐるぐるカーテン』
チームしゃちほこ 最高11位 『いいくらし』
2013年から上昇の動きを見せていたチームしゃちほこは、今年過去最高の11位を獲得。
楽曲大賞2015のノミネート候補にはすでに川谷絵音(indigo la End / ゲスの極み乙女。)の提供曲も控えており、今年さらにどこまで人気を伸ばせるか、大いに期待!2013 最高41位 『乙女受験戦争』
2012 最高63位 『恋人はスナイパー』
私立恵比寿中学 最高12位 『ハイタテキ!』
デビュー年からトップ5を守っていた私立恵比寿中学ですが、2014年は最高12位と少し足踏み。
ただメンバーの転校・転入もあった中で、12位、13位と複数の楽曲を上位でキープしたあたりはさすが!
2015年には新体制で初めてのアルバム発売も予定されており、楽曲大賞の参加者は絶対抑えておきたいところです。2013 最高4位 『誘惑したいや』
2012 最高3位 『仮契約のシンデレラ』
プラニメ 最高18位 『Plastic 2 Mercy』
元「BiS」のカミヤサキ、そして以前「いずこねこ」として活動していたミズタマリによる
新ユニットのデビューシングルが、いきなり18位に登場!
BiSのサウンドプロデューサー・松隈ケンタも参加している事から、今後の展開次第では楽曲大賞2015のトップ10を充分狙える存在です。次点206位 『too misery』
ベイビーレイズ 最高20位 『恋はパニック』
2013年、『暦の上ではディセンバー』で一気に知名度を上げたベイビーレイズですが、そこに甘えることなく、2014年は怒涛の良曲攻勢で昨年の92位から一気に20位までジャンプアップ!
元々歌唱力が高いことでも知られており、2015年の改名後も目が離せないグループです。2013 最高92位 「ベイビーレボリューション」
2012 最高146位 『ベイビーレイズ』
気になる動き
<上昇or安定組>
2013年秋に北海道から上京したWHY@DOLLが、メジャーデビューのタイミングで30位まで急上昇!
昨年この欄に掲載したDoll☆Elements、キャラメル☆リボンも引き続き上昇傾向にあり、それぞれ最高30位台まで到達しています。
Party Rocketsは新体制になった後も変わらず根強い支持を受け順位が安定、2012年結成の夢みるアドレセンスもここにきて大きく注目度がアップ!
2013年CDデビューのさんみゅ~は着実に人気を拡大中。乙女新党は4人体制最後の曲が、グッと順位を上げました。
中堅グループの推移
2010年前後の『アイドル戦国時代』にデビューや人気を上昇させたグループについて、ここではその推移を追っていきます。
2014年は東京女子流、さくら学院が相変わらず高い順位をキープしているだけでなく、PASSPO☆とSUPER☆GiRLSが、それぞれ順位を大きくアップさせています!
(スパガは大規模なメンバー増員があった事も影響しているのかも)
フェアリーズも2013年に比べると、2014年はグループ活動の増加と合わせて再度上昇の気配を見せました。
(※CDデビュー年はメジャー・インディーズ関係なく、1stシングルをリリースしたタイミングで記載)
大手アイドルグループの楽曲大賞2014(最高評価曲)
ハロプロ楽曲大賞とのダブルノミネート(100位以内)
2014年初登場 *2
Rev.from DVL
2014 最高107位 『LOVE -arigatou-』
Lucky Color’s
2014 最高113位 『グッバイDARKNESS』
おはガールふわわ
2014 最高118位 『トロイメライライン』
X21
2014 最高171位 『恋する夏!』
小池美由
2014 最高174位 『宇宙かくれんぼ』
ななのん
2014 最高186位 『ななななのんのん』
2014年トレンド
2014年解散
bump.y
2014 最高323位 『孤独にVIVID』
2013 最高291位 『SAVAGE HEAVEN』
2012 最高385位 『ガラゲッチャ ~GOTTA GETCHA~』
2011 最高19位 『Kiss!』
2010 最高33位 『2人の星〜離れていても』
総評
ダントツでぶっちぎった前年の『恋するフォーチュンクッキー』のような楽曲がなかったため、各所で接戦が予想されたアイドル楽曲大賞2014でしたが、
1曲に投じる事のできる最高配点が8pts→試験的に3ptsへ変更された事もあわせ、
ここ数年では一番、大体のアイドルファンが納得できるランキングに近づいてきたのではないかな?と感じています。
特にトップ10は過去2年に比べて投票数の多かったものが順当に上から並ぶようになり、アイドルが意図せず組織票で事故る可能性が減った…というのが個人的にはちょっとホッとしたかも(良かれと思った行動でも少ない順位で上にくると組織票のイメージが1年間、それはやはりアイドル本人たちにつきまとってしまうので)。
楽曲大賞の高評価と世間的評価が後に繋がったメジャーアイドルといえば2010年のももクロ(最高1位)、2011年のBABYMETAL(最高5位)などが思い浮かびますが(※音楽面の評価では2012年のTomato n' Pine(最高1位)も)、
BABYMETALが今のような人気を得るまでには約3年の時差があった事を考えると、上位に選ばれたどのグループにも、”チャンス”は等しく存在していると言えるのではないでしょうか。
同時に2014年で、楽曲大賞の上位常連だったBiSやおはガールちゅ! ちゅ! ちゅ!がラストイヤーになった事から、2015年はまだデビューまもない若手アイドルグループにも、十分その機会は訪れる可能性があります。
<歴代記事>
「アイドル楽曲大賞2013のまとめ(メジャーアイドル部門 )」
<STORE>