小娘のつれづれ

一人で自分の”好き”を追いかけています。

「名前は変わっても、続く歴史。モーニング娘。'14『君の代わりは居やしない』 」

☆2014.1発売
☆モーニング娘。'14 55thシングル(トリプルA面)
* * *

トリプルA面、2つめの紹介は「君の代わりは居やしない」。
こちらは2014年2月に開催されるソチオリンピックの『日本代表選手団公式応援ソング』に起用されました。

楽曲的に面白い作品がWhat is LOVE?だとしたら、現在のグループを普遍的に伝えやすいのが『君の代わりは居やしない』というイメージ。
モー娘。再ブレイクのきっかけとなったEDMを軸に、確かなダンスパフォーマンスの展開を魅せながら、なおかつ印象に残りやすいフレーズやキメが散りばめられています。



歴代の曲で言えば昨年発売された「君さえ居れば何も要らない」もメッセージ性の強いアップテンポのEDMなんですけど、今見比べると、まず若手メンバーの力量が全く違うのは一目瞭然。
そして実は、グループの売りである”フォーメーションダンス”もちょっとずつ変化してきてる事がわかるんですよね。
2013年と2014年の楽曲は、同じフォーメーションダンスでも個人の存在感が全く違ってきていて、それは周囲の色付けもそうだけど、何よりメンバー自身が自分の役割を信じてそこに立っている。

『君さえ居れば何も要らない』と”誰か”を追いかけていた子たちが今、『君の代わりは居やしない』という強いメッセージを抱いて”自分”の足で立っている。
名前は変わっても、そこにはやっぱりずっと続いている歴史があるんです。


かっけー!!!

個人個人に同じものはないという意味から「君の代わりは居やしない」とさせて頂きました。
我々のDNAそのものが自らが輝く場面を知っていると信じ、歌詞を書き上げました。
努力に勝る敵は無しとよく言いますが、本当にそうだと思います。
自分自身に負けたら、全てが始まらないですもんね。
ものすごいリズムの中でダンスを踊りながら歌う彼女達の努力も
更なる明日への結果に繋がっていくと思います。
楽曲コメント / つんくオフィシャルブログ)


最後に冬季オリンピックといえば、日本代表が大活躍をした長野五輪、
まさにその開催年である1998年は、モーニング娘。がメジャーデビューした年でもあります。

苦労した時期も長かったですが、昨年モーニング娘。はついに返り咲き3作連続オリコン1位を獲得。
年間3作の首位は全盛期と呼ばれた時期をも超え、グループ史上初の快挙を成し遂げました。
彼女たちも同じように、このフレーズを、今も背負って走り続けています。

「今日の答えがどう出るかは 自分次第さ」

がんばれ、ニッポン!


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