☆2015.10発売
☆乃木坂46の13thシングル
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活動開始から4年、いよいよ本格的に”AKB48の公式ライバル”となりつつある乃木坂46の13thシングル。
今作は彼女たちにとって初のダブルセンター制を採用、14人の仲間に支えられ白石麻衣と西野七瀬が作品の顔となっています。
西野七瀬といえば彼女のセンター抜擢で生まれたのがかの名作「気づいたら片想い」ですが、今回の「今、話したい誰かがいる」のMVも、西野七瀬を主人公に据えた少女たちの青春群像劇。今回もなんだかんだと思わず最後まで見てしまうドラマストーリー、こういうときの作詞家・秋元康だけはガチ。
ページをめくるような音楽と少女の歌声は何度聴いてもやっぱ素晴らしい発明だと思う。
一人でいるのが 一番楽だった
誰かと一緒にいると 僕は僕じゃない
乃木坂作品の良さって一番発揮されるのはこういうYoutubeを介して視聴できるような映像媒体で、だから初週売上50万枚を突破した今(=AKB48でいえば「ポニーテールとシュシュ」の時期)、ここから次の一手をどう打つのかっていうのは女性アイドルジャンル全体としてもすごく注目を集める点だと思われます。
地方のちょっと遠い場所から見てると、AKB48はテレビという日常にいるアイドルで、乃木坂はスマホやコンビニの雑誌棚という日常にいる、そんなアイドル。
絶妙な距離感を湛えながら、きっと乃木坂は今、次世代のアイドルが掴むべき扉に一番その手が掛かってる。
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