☆2015.3発売
☆T-Palette Records所属・lyrical schoolの2ndアルバム
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普段アルバムはあまり単独ピックアップしないのですが、これは別ですね。
名盤『date course』から約1年半、lyrical schoolが満を持してぶっ放す、2枚目のオリジナルアルバムです!
2012年に『プチャヘンザ!』の紹介記事を書いていた時、まさかここまでワクワクさせられるグループに成長するとは、ちょっと想像ついてませんでした。
そもそも私が当時のtengal6に惹かれたのは、そのおぼつかなさというか、素人っぽい言葉運びに”女の子”をものすごく感じたのがきっかけなんですよね。
そしてバックストーリーやキャラクターが音楽面にも大きな影響を与えた2010年代のアイドルブームの中で、声質一本で勝負かけるスタイル、っていうのも結構面白かった。
それが女の子とヒップホップが描き出す、スープの冷めないリアリティの始まり。
時は2015年、ステージにあるのはラップをやっているアイドルという以上に、今まさに新しい波を生みだそうとしている、そんな”6本のマイク”。
「IDOLRAP」、これほど愛と敬意に溢れた言葉は他にないじゃないですか。
そしてステージを降りた瞬間、ラップはやはりいつでも彼女たちを”女の子”に戻してくれる。
…こんな魅力的な音楽作品を、リアルタイムで聞き逃すのはやっぱりもったいない!
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