☆2014.6発売
☆バニラビーンズの11thシングル
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バニビの新曲は、なんとあの「コップのフチ子」とコラボ! *1
戦国時代を通り抜けたアイドルたちが次々とイマジネーションの壁にぶち当たっていく中、逆にそこをスルリと抜けつつあるのが、最近のバニビ姐さん。
小学校の先生に扮した『プリーズミー・ダーリン』も相当良かったんですが、この”フチ子”感、これは今全てのアイドル含めてまさにバニラビーンズしか絶対表現できないもの!!
楽曲自体もなんだかとってもクセになる逸品。
力強く発してもどこか気が抜けてしまう「フ」という言葉とその直後にパチっと弾ける「チ」という響き、この言葉の組み合わせが音の楽しさとしてすごく活きているし
基本はコップのフチ子をイメージした歌詞なんですけど、
大サビ前で歌詞がいきなり現実のバニラビーンズにクロスするのがまたたまらない。
ギリギリだって全然いいのよ
だって あたし迷ってないし
瀬戸際だって言われてるけど
そうよ あたし歌ってたいだけ
カプセルトイの公式ソングなんですが、同時にある女性の瞬間を切り取った一種の”ドキュメンタリーソング”にもなっているこの作品。
歩き続けた彼女の先にあるものは一体どんな「フチ」なのか。
私もギュッとお腹に力を込め改めて、北の地からこのエールを発したいと思います。
<MUSIC STORE>
*1:コップのフチ子:2012年から発売されているカプセルトイ。OL風の女性「フチ子」によって表現されるその世界観が注目を浴び、現在ムック本や写真展にまでその人気を広げている