☆2013.4発売
☆モーニング娘。53rd&田中れいなの在籍ラストシングル
* * *
『ブレインストーミング』と両A面のシングル曲です。
楽曲的には、私はこっちの方が好き!
久々に全メンバー評をメモ。
・譜久村聖(9期)
『ブレインストーミング』でも書きましたけど、どんどん前に出てきて、なおかつポジションを安定させてきてるのは素晴らしいの一言。
んでこの子、(ヲタには周知の話だけど)意外に勝気じゃないですか。
どんどんポジションが前になってくると自信がつくのと同時に、いい意味で”センターを喰ってやる”みたいな野心がにじみ出てきてる感じがあって、私はそういうのが大好きです。やったれ譜久村!
・生田衣梨奈(9期)
歌の面ではまだまだ前に出してもらえない生田ですが、本人がブログで常々「パフォーマンスを向上させたい」と口にしてるように、ダンスはどんどんよくなってきてるのがわかる。
あとは自身が抜かれてない合間でももう少し表情作れるようになるだけで、かなり変わるんじゃないかなぁ。
・鞘師里保(9期)
この子にとっては譜久村・石田の成長がむしろ好材料。
やっぱ鞘師一強では本人の魅力も出し切れなくて、同年代のメンバーとガチンコで勝負できてきてこその鞘師里保じゃないですか。
田中れいなが抜けて隣のポジションに誰がくるかっていうのが、この子のモー娘。人生の本番スタートなんですよ。
・鈴木香音(9期)
地味に今のモーニング娘。を支えだしてるのが鈴木なんだぞ!といま、声を大にして言いたい。
(フォーメーション構成のための移動距離もいつも長いイメージ)
しかし本人にはあえてサブポジに甘んじる事無く、もっと上のポジションを目指す自信を持ってほしいですね。
案外、つんくPはそういう細かいところもちゃんと見てる。
・飯窪春菜(10期)
この子は加入時の想像よりもずっと、魅せ方がすごい伸びてるんですよね。
なんていうのかなぁ、上の生田で挙げてるような”合間”にあんまりスキがない人。
どこで踊っていたとしても、ダンスがキマる時にちゃんとキメを作るんだよね。だから通して見ていて見栄えがすごくよくなってる。
自分をしっかり客観的に見れてるって事なのかなぁ、その辺はやっぱ年齢の差なのか。
・石田亜佑美(10期)
『ブレインストーミング』では鞘師とのシンメダンス、『君さえ居れば何も要らない』ではついに目立つポジションでのソロパート抜擢。
この子が長らく前に出てこれなかったのって、このストレート高音声がれいなとまるかぶりしちゃってたからなのでしょうか。
スッピン歌姫の小田が加入して、石田のポジションどうなるんだろと思ったりもしたのですが、やっと周囲の期待に本人のパフォーマンスが追いついてきてるので、ここから加入時の勝気さを取り戻してぐいぐいいってほしい。
やったれ石田!
・佐藤優樹(10期)
前2作の無双に比べると、どうしても今作は少し印象が弱い。
PV撮影までの練習時間が今回、特に少なそうだったので、それなのだろうか?
『One・Two・Three』から徹底して田中れいなの近くに置かれていた集大成が『君さえ居れば何も要らない 』のラストで、田中れいなのパフォーマンスを後ろから見てきた時間、そしてスタッフがそこにずっと配置してきた意味を、今すぐにじゃなくても、いつか本人が成長と共に気づけたらいいなと思う。
・工藤遥(10期)
目立つパートはあまりないのになぜか帽子のかわいい子が印象に残る、それが工藤遥という人。(※スピリッツ史上最年少でグラビアに抜擢)
歌声は決して悪くないんだけど、ただ現行のシングル曲に持ってくるのも難しいっていうのもわからんでもないしなぁ。
まぁこの子は年齢がまだ幼いのと、12期が入ってきたら自然とポジションの移行を求められてくると思うので、その辺からかな。
しかし『ブレインストーミング』のビジュアルまじでかわいいな!!
・小田さくら(11期)
たった参加2作なのに、やたら馴染みすぎてる小田。
ブレストでは出だしのダンスメイン選抜やおいしいパートに選ばれていたり(見得を切れ)、君さえでも1番でちゃんと目立つパートをもらっていたり、それなりに1人加入の実力を買われてる様子。
間違いなく実力はあるのと、やっぱこの子の歌声は”過去と現在の繋がり”という意味でも、現モーニング娘。において絶対に外せないポイントになってくるのは確かなので、
あとはもっぱら910期の先輩メンバーに「小田さくらを埋没させない=全体を盛り上げる」余裕が出来てくれば、モーニング娘。の今後って、明るいだろうなぁと思います。
そして年長2人
・道重さゆみ(6期)
長年赤点扱いだった道重も気づけばプラチナ最後の戦士になり、これからは唯一の成人メンバー&10年選手として、このグループの中に存在していくわけです。
まぁそんなに卒業時期が遠くないことは内外誰もが見据えてるだろうけど、れいなが卒業した後、自身の卒業までの間に道重さゆみが見出す、自身のパフォーマンスの集大成とはなんなのか。
それが地味にすごく楽しみで仕方がない。
道重さゆみの10年はこれからのモーニング娘。にとって、価値がありすぎる。
・田中れいな(6期)
モーニング娘。として最後になる感想は、「ここまで柔軟に対応したエースメンバーは、今までいなかったんじゃないだろうか」。
キャラ立ちがナンボだった時代から始まり、高スキルのプラチナ期を経て、最後にはフォーメーション特化の時代までこなしてたエース。
なんで?って思う時間ももちろん多かっただろうけど、それを全て飲んだ田中れいなは驚くほど様々な世界観を表現できる、そんな歌声の持ち主になっていました。
LoVendoЯ楽しみにしています。おつかれいな!
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