「唯一無二のNegicco色に自然に溶けていく、Negicco『ねぇバーディア』」

☆2015.8発売
☆Negiccoの18thシングル
＊　＊　＊

アイドル楽曲大賞ではもはやトップ5の常連、前作『光のシュプール』では念願のオリコン週間5位入りも果たし、12年の道のりの先で今だ成長を見せてくれているNegicco。
『ねぇバーディア』はそんな彼女たちにとって、2015年初のリリースシングルとなります。

MVを再生すると5秒でほぼ直感的に気づきますが、タイトル曲の作詞作曲・プロデュースはレキシこと池田貴史。
女性アイドルには過去に私立恵比寿中学へ『頑張ってる途中』や『U.B.U.』を提供したことがあって、その時もエビ中の歌声を活かした仕事っぷりがすごく印象的だったのですが、
Negiccoの作品として、いざKaedeちゃんが歌声を注ぐと唯一無二のNegicco色に自然に溶けていくのが見事！

あと先日も別のレビューでちょっと触れてたんですが、ブームをもってしても女性アイドルではあまり根付かなかった「コーラスワークも取り入れた歌声の繋がり」をきちんと聴かせてくれることで、それが今結果的に彼女たちの強い魅力の一つになりつつあって、そういう視点からも今回の楽曲からは輝きを感じます。

ちなみにカップリングの『おやすみ』は、作詞が女性ミュージシャンのMEG、作曲にconnieさんというまた一味違った布陣で、最初の音色だけで私はもう買いだと思いました。*1