小娘のつれづれ

一人で自分の”好き”を追いかけています。

「あえてセンターが、しかも低音を響かせて先陣を切る。欅坂46『サイレントマジョリティー』」

☆2016.4発売
☆”坂道シリーズ第2弾”欅坂46のメジャーデビューシングル
* * *

名実ともにAKBの公式ライバルへと成長した46グループから、第二弾のデビューです!
2015年に結成された欅坂46(けやきざか46)が、いよいよその坂を登り始めます。

大きく育った48グループではできないスタイルを、乃木坂46が時代に沿う形で一気にかっさらっていって、そこに続く欅坂46の音楽活動は乃木坂46との差別化をどう図るかってところが大きな鍵だったと思うんですが……これはまた上手くやったなぁと。
乃木坂の1期生たちがほとんど18歳を越え、成熟した大人の姿に足を踏み入れなければならなくなったタイミングで、かつて乃木坂が担っていた未成熟の発露を、妹である欅坂が担う。立ち位置も完璧だし、出すタイミングも完璧。

あと何気に初期乃木坂との決定的な違いが、デビュー曲の出だしがセンター・平手友梨奈ちゃんのソロなんですよね。
乃木坂のデビュー曲「ぐるぐるカーテン」は幼さの残る一律のユニゾンが印象的だったんですが、欅坂はあえてセンターが、しかも低音を響かせて先陣を切る。
ここには音楽性の差別化もそうだし、姉と妹、二人の女性の間にある言いしれない刺激も表してるような気がして、かなりゾクゾクさせられます。

平手友梨奈ちゃん、オーラもそうですけど、動きもいいし相当勘も良い。この子グループ入る前に何か経験あったのかなぁ、それがあったとしても、14歳でこれなら相当凄いですよね。

いやぁとんでもないアイドルがまた一人、誕生してしまった。


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サイレントマジョリティー(TYPE-A)(DVD付)

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  • アーティスト:欅坂46
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