☆2014.11発売
☆Berryz工房のラストシングル(36th)
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Berryz工房の結成記者会見を見た時、はっきりいって私は彼女たちを、アイドルという視点で受け止める事ができませんでした。
当時すでに20歳だった女性の私にとって、Berryz工房のみんなはあまりにも幼かったからです。
でもその幼さが、彼女たちと同じ90年代生まれの子たちには憧れに映っていたことを、私は後に知りました。
「あんなに小さい子供だったあの子達が
大人社会の中で必死に成長しながらプライドを築いていった」(つんく / 楽曲制作コメント)
彼女たちの活動時期は、ちょうどハロプロが苦しくなる時期と重なっていきます。
売上や露出が縮小していき、それまで会場を埋め尽くしていた沢山の人々も少しずつ背を向けて、去っていきました。
でもそんな中で、懸命に活動するBerryz工房と℃-uteの姿にはファンだけでなくハロープロジェクト全体が、本当に助けられていたと思います。
モーニング娘。は確かにハロプロの顔です、
でも今日ハロープロジェクトが活動を続けられているのは、確実にBerryz工房と℃-uteの12年のおかげです。
自分たちで未来を決めたBerryz工房のラストシングルは、何よりも希望に満ちていて、本当に彼女たちらしいなって思います。
青春の最後を笑顔で歌う姿、今なら12年前の私に胸を張って言えます。
Berryz工房は、最高に素晴らしいアイドルグループになったよ!
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