小娘のつれづれ

一人で自分の”好き”を追いかけています。

「一人で行ったHello!Project 2014 SUMMER ~KOREZO!~@札幌」

今年も、夏の北海道にHello Projectがやってきた!!

今回の会場は札幌市民ホール。
チケットは開催よりだいぶ前に完売し、多くのファンが、今か今かとこの日を心待ちにしていました。
個人的にも約8か月ぶり、そして1回きりの2014年夏ハロー!

それでは今回も、レポや感想を書いていきたいと思います。
まず今回は先に、ライブ通しての事項をいくつか。
<以下、ネタバレ等含みますのでご注意ください>

北海道のハロコンはチケット完売でした

まずこれをもんのすごく強調して伝えておきたいのですが、平日の金曜日のハロコン北海道、チケットは完売でした!!

今までメンバーには悔しい思いをさせてしまう事もあったのですが、ハロプロのライブで、ついに北海道でも一度会場を満員にする事ができたのがとにかく嬉しくて。
みんな忘れかけていますが、思えば北海道は昨年まで、約4年間干されて続けていた場所。
そこで客席を満員にできるくらい人気が戻ってきたという事は、本当に凄い事だと思います。

良会場すぎる札幌市民ホール

そして今回の会場となった札幌市民ホールですが…はっきりいって良会場!!良会場!!
私は以前も℃-uteの単独コンで行った事があるんですが、正直他会場と比べると、座席配置が尋常じゃなく見やすい場所です。
ちなみに以前ニトリ文化ホールの3列以内でライブを見た事あるんですけど、札幌市民ホールだと5~6列めでも同等の景色。
道内の皆さんも遠征ヲタの皆さんも、札幌市民ホールでハローのコンサートが開かれる時は、マジおすすめです!
(※ただニトリで開催される時は、客席数的にもっとハローの人気が出てる証拠です)

シングル衣装が見れて私は地味に嬉しかった

あと今回のハロコンでは、ハロコン専用の衣装以上に、シングル衣装を見た印象が強くて。
これは正直賛否両論な所もあると思うんですが、少なくとも私は…シングル衣装が見れて、嬉しかったです!

いつもTVやYouTubeでみてるあの服だ!!という嬉しさ。
北海道公演で曲披露の際に歓声があがったのは、その部分も少なからず関係していたんじゃないかなぁ。
単独ライブではなく、そして地方も周るハロープロジェクトのコンサートという意味で、今後もそういう視点はどこか残して続けてほしいなとちょっと願いつつ。


では続けて、各グループの感想も。
(そして今回は後輩グループから)

ハロプロ研修生

ハロコンや各単独コンなどで、北海道でもすっかりおなじみになってきたハロプロ研修生!
そして北海道公演では、やはり稲場愛香さんの活躍が目立ちます。
まだあまり知らない方のためにもう一度説明すると、稲場愛香さんは北海道出身の高校2年生。
過去に北海道の「PEACEFUL」*1 というグループでも活動していた事があり、2013年からハロプロ研修生に加入しました。

久しぶりに愛香ちゃんのダンス見ましたけど、小さい身体でグイグイ大きく踊っていくそのパフォーマンスは現在のハロープロジェクトの中でも結構キャラ立ちしてる、すでにいい姿だなぁと。
年齢的にも環境的*2にも、チャンスが巡ればいつデビューしてもおかしくない存在なので、北海道民としてはなおさら、愛香ちゃんの活動から目が離せません。

…あと、研修生の新曲『Crying』がマジで良曲すぎる!!
研修生のステージって、デビューグループにはないドキドキがあってクセになりますね。
愛香ちゃんの事ばっか書いてるけど、佐々木莉佳子ちゃんも一発で判別つくくらいのスター性が健在でやっぱ好き!


Juice=Juice

思えば北海道でハロコンが開催されるようになったのと同タイミングで、ハロコンにフル参加し始めたのがJuice=Juice。
あれから1年が経ったわけですが、やはり日数を重ねるごとに、グループの成長は見えてくる!
今回のセトリは先輩グループと比べても、ちょっと大人っぽい(王道の盛り上がり曲からは離れた)曲調が多かったですが、そのステージコントロールもまだ2年目の彼女たちには、とても大事な経験なのだと思います。

…もう少し掘り下げて書くと、宮本佳林ちゃんと高木紗友希ちゃんがすでに安定してフロントでグイグイグループを牽引してる中で、金澤朋子様!!!!!!金澤朋子様がやばい!!!!!!!!!

グループの1年で一番変わったのは、やっぱりあの子かもしれません。
今ハローに所属するどのグループにもいないタイプで、この存在感はJ=Jの絶対的な個性です。
かなともの場合、フロントじゃなくて、あくまでもちょっと横のポジションからすっと出てくる感じが一番人を惑わせる。
表情の暴君感は今ぐらいのバランスがどっちにも転べてツボだと思います。


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スマイレージ

北海道で定点観測をしていて、グループ単位で今年一番変わったのはやはりこのスマイレージ!!
そして前回のハロコンと違うのは、北海道を題材にしたラブソング「嗚呼 すすきの」の発表。
彼女たちの努力は東京から遠く離れたこの街に、ちゃんと伝わっていました。

「MCのまことさんが、各グループの曲順を言ってるときに、スマイレージで『嗚呼 すすきの』って言った瞬間の声援は本当にうれしかったです!」

(「Thank you♪勝田里奈」 / スマイレージ2期メンバーオフィシャルブログ)

この曲紹介の時の歓声、ほんと凄かったです。満員の客席から、モーニング娘。と同じくらいかそれ以上の歓声!!
なかなか現場のない道民ファンだけど、やっぱみんな色んな所で、ちゃんとスマイレージの事を応援していたんだなぁって。
この半月ほど、色々とスマイレージについてここでも取り上げてきましたが、今回スマイレージが『嗚呼 すすきの』を歌ってくれた事は、やはり私たち北海道民にとってはとても意味があった事で。
それが他のグループやスタッフさん、遠征してきてくれた道外のファンの方に少しでも伝わったら嬉しいなと思います。

そしてご当地人気を抜きにしても、今のスマイレージは初期メンバーの2人を中心にして、本当にいいグループになったなぁと終始しみじみ。


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℃-ute

℃-uteは2013年は、秋ツアーこそ単独で北海道公演を行ってくれたのですが、2014年はまたツアー先から外れてしまったので、
遠征をしない北海道在住の℃-uteファンにとっては、2014年1月以来の生ライブでした。

…でも北海道って、実際は℃-uteファンものすごく多いんですよね。
特に女性ファンがかなり多くて、ハロコンでも℃-uteメンが出てくる度に黄色い歓声が飛びまくってる状態。
MC(KOREZO!写真館)で愛理が出てきた時なんか、感情を抑えきれなかったのか女性ファンたちがものすごい歓声を上げてたw

そしてステージも、もはや「Queen」の名に相応しい風格。
個人的に一番感動したのは『心の叫びを歌にしてみた』のパフォーマンスで、私は1月以降見れてないから知らなかったんですけど、今あの曲って掛け合いやってるんですね。
最近の℃-uteは割とダンスを魅せるステージが多い中で、『心の叫びを~』だって決して王道のアイドル路線ではないし、でもその中で、グループがしっかりライブの全景をとらえてステージパフォーマンスを行う姿。

改めて生で℃-uteを見て、やっぱ℃-uteって素晴らしいグループだなぁって心底思いました!
もしかしたら、昨年の今頃よりさらにグループの状態は良くなってるんじゃないだろうか?
それだけにいつかまた、北海道でずっと待っている℃-uteファンの為に、どうか単独ライブで来てあげてほしいです。


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Berryz工房

Berryz工房は℃-ute以上に近年北海道との縁が遠く、やはり北海道では、2014年1月以来の生ライブでした。
そして今年のライブは、今までと全く意味が違います。
来年はもう見られない。

私の席はななめ横からステージを見る形だったんですが、そこでベリの横顔をずっと見ていて、いつの間にか、こんなにもう大人だったんだなぁって。
小学生でアイドルを始めて、それからずーっと元気で、いわゆる「Berryzらしさ」のイメージで私たちは見ていたけれど、ハロコンで見たメンバー1人1人の横顔はすごく綺麗で、自立した美しい女性の顔になってきていて。

これは本当に個人的な言葉ですけど…

もしかしたらBerryz工房が心から「Berryzらしく」いられる時間はもうそんなに長くないことを、何より成長していくメンバー自身が、一番知っていたのかなって。
大人になっていくBerryz工房にとってBerryz工房はやっぱり、『青春の全て』だったんだと思う。

でもステージではそんな美しい人たちが、時折変わらない笑顔で楽しそうに歌うから、やっぱり辞めないでって、何回も何回もそんな言葉が浮かんだ。


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モーニング娘。'14

そして、ハロコンでは最後の「モーニング娘。道重さゆみ」。
前回モーニング娘。'14が北海道に来てくれた時は、まださゆが卒業発表をする前で。

でも不思議なもので、前回来てくれた2014年4月12日の札幌公演の時点ですでに、ライブ中のさゆの姿や表情から「あぁ、もう道重さゆみはモーニング娘。に悔いがないんだろうな」ってなんとなく感じていました。
んで記事にも少しその事を書いて、やっぱり、2週間後(2014年4月29日)に卒業発表があって。

そういう経緯もあって、今回はやはりどうしてもさゆを中心にステージを見てしまったんですけど、いよいよ卒業に向かって突き進んでいく道重さゆみは、あの時とはまた違う表情でそこにいて。
清々しいほどの覚悟と、グループへの愛情を華奢な身体にすべて背負って、彼女はステージの上に立っていました。

1回しかない地方公演で、一番最後にステージから去る瞬間、さゆは何を思っていたんだろう。
道重さゆみの卒業公演まで、今日であと86日。
でも遠征をしない北海道のファンにとって、モーニング娘。の道重さゆみと会える最後の日は、あと7日。


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* * *

…なんだかどうしてもやっぱり、今回のハロコンの感想は、ちょっとしんみりしてしまう!
仕方ない。
地方ファンは、みんなが想像してるよりもずっと別れのカウントダウンが早いんです。
きっとあの会場で、そんな思いでステージを見ていたファンも少なからずいたと思います。

…そんな地方民だからこそ、言わせてください。
KOREZOコン楽しかったよ!!本当に楽しかった!!!

当たり前に大好きなアイドルに会えるわけじゃない私たちにとって、KOREZOのセトリは、本当に最高の時間でした。
「反応が新鮮」という言葉の空気感や、一つ一つのパフォーマンスを心から楽しむ歓声、あの空間にいられたことが、本当に今でも幸せです。

ツアーの日程表が出るたびに、今でもドキドキしている北海道です。
でもあの日、ここには、沢山の人の歓声と笑顔が確かにありました。

どうかまた、ハロコンが北海道で開催されますように!

そして私も一人の、そして北海道に住むファンとして、もっともっとここ北海道でハロプロが沢山の人に見てもらえるように、また一つ一つ出来る事を頑張っていこうと思います。


<STORE>

*1:ZONEを輩出した芸能事務所・ランタイム発のアイドルグループ。結成までのドキュメントがHBCで特番として流れた事も

*2:オーディションの募集要項に「東京でのレッスンに通える方」と明記されている事からもわかるように、地方在住の子でデビュー前から積極的に活動させているパターンはほとんどない