小娘のつれづれ

一人で自分の”好き”を追いかけ続け、執筆業になりました。2017年に初の著書『SMAPと、とあるファンの物語 -あの頃の未来に私たちは立ってはいないけど-』(双葉社)がでました。



2017年9月発売の『SMAPと、とあるファンの物語』(双葉社)については【こちら】

「全国でドルヲタがアイドルと乗り合わせる事例が同時発生」


これを昨晩読んでいまして、
「ハハハガリバーさん *1 くらいになるとそういう事もあるんじゃのう」
と一人思って眠りについた所、
翌朝思いがけない出来事に遭遇。



いやー、普通にいましたね。
しかもツイートじゃ書かなかったんだけど、乗り込んだ時気づかなくて、
思いっきり隣に座ってしまいました。
ちなみにロコドルではなく、飛行機の距離のアイドル。


* * *


いやー、まぁさすがに、あの通勤のタイミングで出会ったのはビックリしたんですが、
それでも、特に首都圏にお住まいの方は全くないという話でもないわけで、
皆さんこういう時は、一体どうしてるんでしょうかね。


売れ始めのアイドルのエピソードで
「街で声をかけられるようになって人気を実感した」というのがありますけど、
実際ああいう場にいてみると、どうしたらベストなのかさっぱりわからない。


* * *


第一は、やっぱああいう場所って、プライベートじゃないですか。
仕事行くんだか学校行くんだかわかんないですけど、
彼女たちがアイドルをやっているのはステージの上やカメラの前であって、
通勤・通学中の電車の中ではない。


あと、これは私が女だからっていう所に由来するんですけど、
やっぱ女性って同性には必ずある程度、警戒心を解いてる所があって、


緊張感のはんぱない職務からやっと解放されている電車の中、
中高生の女の子が20代後半の女見て
「この人女性アイドルのファンかも」とはまず思わない、身構えないと思うんですよ。
これが男性ならどんな年代でももうちょっと意識はしてると思うんだけど、
少なくとも彼女たちにとって、電車に居合わせた同性の私は
多分限りなく日常のモブとして処理される。
そしてそれはきっと、彼女たちがアイドルじゃない自分に戻る大事な一瞬でもあり。


その、警戒心を少し緩めている普通の日常の女の子に、
モブであるはずの私が「あの…」と話かける事って、
強烈なカウンターパンチを浴びせてしまう行為なのではないかと。


電車の中でアイドルを意識させるのって、
究極のエゴの押し付けなんじゃないかなーって。


…そういう事をぐるぐる考えてたら、
電車はいつの間にか職場の最寄駅で、
私はやっぱり声をかける事なく、日常のモブのまま振り返らずに、電車を後にしました。


なんだか、ちょっとホッとした。


* * *


日常の中で、アイドルを見て思った事は、
やっぱアイドルって、すごい人です。
あれだけ人がいる車内で、やっぱ存在が一般人と違うんですよ。
ストッキング履いてないのに足なんかすっべすべだし。
質感とかそこにいるたたずまいとかもう全てが一段階周囲と違うし。


やっぱアイドルって、奇跡なんだと思います。
奇跡みたいな女の子たち。


あんな奇跡みたいな女の子たちが、わざわざキツい事を背負ってステージで見せてくれているのが
アイドルという存在であり、
そのスゴさを日常の中でリアルに認識してしまうと、
やっぱり私らはアイドルをすごく大事に想って、守っていかなきゃいけないなと、
そう改めて思った次第です。
こちら北海道より。




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*1:ガリバー(@gulliverdj)さん。超現場派のドルヲタさんで、週末は日本各地どこかしらのアイドル現場に参戦している。