歴代のモーニング娘。って、ほんとに色んな人がいましたけど道重さゆみほど突き抜けて”女の子”をやってきたメンバーって、実はいないんです。
「かわいい」って単語だけだと、それは石川さんとかそれなりに思い浮かぶ人もいますけど、さゆはなんというか、『doll』の域。
彼女はそれを10年やってきた、しかも面白いのは、ずっと先輩や同期の一歩後ろで自意識を磨き続けていた彼女がこのタイミングでいよいよ、すっとグループの顔に躍り出た。
それが、道重さゆみの声で始まる<わがまま 気のまま 愛のジョーク>
しかも道重さゆみが表現してきた「女の子」というワード、これは彼女以外、10代で構成された今のグループととても相性が良いんです。
現モーニング娘。の9割を構成する、10代のメンバーたちは今まさに<女の子にだけわかるトーク>の時間を生きている。
その思春期の瑞々しさ、純潔さ、一方で彼女たちはアイドルのプロであり、高い目標と向き合い、一丸となってグループを表現していく。
One・Two・Threeから約1年。
これが、今のモーニング娘。です。
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