☆2014.8発売
☆AKB48の37thシングル
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今年の総選挙選抜作品!
まぁ言ってしまえば恋チュン路線の踏襲なんですけど、今のAKBは、これでいいんじゃないかと思います。
それは彼女たちが、今の「国民的」を背負っていること。
音楽の聴かれ方が急激に変わりつつある2010年代だからこそ、思い出を共有できる音楽の存在は、とても価値があるという事です。
良い悪いを飛び越えて、もはや今のAKBが持つ意味は「それができる」。
…もうちょい個人的な感想を掘り下げると、
振付師がパパイヤ鈴木(恋するフォーチュンクッキー)からラッキィ池田(心のプラカード)に変わって、さらに振りコピがしやすくなったかなと思います。
元々楽曲的にそうなのもあるんですけど、パパイヤ鈴木の振付はどこかしら裏拍のグルーヴ感を必要とする時があって、ラッキィ池田の振付は、とにかくリズムが普遍的にとりやすい(表拍に重心があるから)。
あともう一つ、心のプラカードのダンスは、サビの手拍子がものすごく印象的。
やはりグルーヴ感の演出要素が強かった恋チュンの手拍子に比べて、心のプラカードの手拍子は、1発で曲進行とリズムとダンスを全回収してるのがすごく面白い。
曲のルーツは『センチメンタルジャーニー』*1だったり、『可愛いい人よ』*2っぽいっていうのも見かけたんですが、ダンスの、っていうかリズムの対全方向な回収形態は、どこかドリフっぽい。
ここ10年のブレイクアイドルとドリフ。
普遍的なダンス要素がAKB、ビジュアル構成がももクロ、音楽素養がハロプロ。
思えば運営はみんなドリフ世代なのでした。
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