第六回も先週に引き続き、戦後の「新たな若者」たちと「新たな音楽」が生んだビッグスター、エルヴィス・プレスリーの話。
ここで個人的に興味深かったのは、リアルタイム世代じゃないとつい忘れがちなんですけど、エルヴィス・プレスリーってそういえば人気絶頂期に2年間兵役行ってるんですよね(当時はまだアメリカに兵役義務があったため)。
アイドルの世界史というテーマだと若者の兵役義務はまったく他人事ではなく、現在も韓国アイドル、また少し前だと台湾アイドルにも兵役によるキャリアの中断期間が存在していました。*1
そういうことを踏まえると、記事でも引用しているエルヴィス・プレスリー(当時23~24歳)の兵役義務に対する本音は、現代のアジアアイドルファンにも相当響いてくるものがあります。
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【アイドルの世界史:研究ノート】1-5 アメリカ/若者の欲求を体現した“キング・オブ・ロックンロール” (前編)
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【アイドルの世界史:研究ノート】1-6 アメリカ/若者の欲求を体現した“キング・オブ・ロックンロール” (後編)
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(「アイドルの世界史:研究ノート」についてはこちら)
*1:あとアイドルではないけど、エルヴィス・プレスリーの少し前にアメリカ軍へ徴兵されているのがジャニー喜多川氏