小娘のつれづれ

一人で自分の”好き”を追いかけ続け、執筆業になりました。著書『SMAPと、とあるファンの物語 -あの頃の未来に私たちは立ってはいないけど-』(双葉社)好評発売中

「年に1~2回、avex移籍後の後藤真希さんの『宝石』を聴いて心震える日があります」

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 年に1~2回、avex移籍後の後藤真希さんの『宝石』を聴いて心震える日があります。気づいたらもう8年も前の曲になるんですが、音もパフォーマンスも、そして後藤真希という女性も、まったく古びません。いつまでも眩いまんまで、泣けてしまうほど綺麗なんです。

 『宝石』の何が良いって、avex移籍後の後藤さんは当初ちょっとavexらしいゴリゴリ系ディーヴァというか、グイグイ系ディーヴァというか、アーティスト活動において、そういう雰囲気を身にまとっている節、本人にもまとわなきゃいけないという気負いのようなものがあったんですね(たしかにハロー!プロジェクト在籍後半も、ライブがちょっとそういう方面に開けていたので、決して間違いではない)。

 ただ、一見ゴリゴリでグイグイ系に見られる後藤真希さんが本当に人の心をつかむときって、あの外見の奥にある「人としての芯」に、視聴者/リスナーが思わず触れてしまったときなんじゃないか、と思うんですよ。

 あれは、届かない美しさを見てしまったときの見惚れる感じに近い。


 『宝石』は、彼女がプライベートでいろいろ辛い体験をした直後の楽曲でもあります。

 あんまりそういうことを安易に重ねたくはないですが、それでも誰よりも他者の幸せを願い、愛を注ごうとする人である彼女が、ひとりのアーティストとして残したこの曲は、今からでもいいからもうちょっと多くの人に知ってほしいなと思います。





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