小娘のつれづれ

一人で自分の”好き”を追いかけ続け、執筆業になりました。著書『SMAPと、とあるファンの物語 -あの頃の未来に私たちは立ってはいないけど-』(双葉社)好評発売中

「地方でのライター業と2018年のこと」

あけましておめでとうございます!
私の書き始めはやっぱりこのブログからです。

2017年の振り返り

昨年、2017年はいろいろと節目になった年でした。

著書を出した
・初めてハロプロ関係で直接のお仕事できた


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まずこのブログだけを頼りに地方で執筆活動を初めて5年、まさか北海道に住みながら本出せる時が来るとは思ってなかったし、それがずっと書きたかった『SMAPの歴史本』であったことも、未だ”まさか”な未来でした。
そしてその本を書いてる苦しい最中の春に、東京での道重さんのインタビューの話が入ったこと。

こないだブログ見返したら、私数年前にこんなことを書いていたんですよ。


drifter-2181.hateblo.jp

ここは北海道です。
きっとさゆは私の名前も、顔も知りません。
でも私の生活の中には、いつも大好きなモーニング娘。がいて、
そしてこの12年のモーニング娘。には、いつもあなたがいました。
家族ではない。友達でもない。
だからこそきっと、ずっと私はモーニング娘。を想って、
大好きでいられ続けるのだと思います。



道重さんのこのインタビューの話は後に著書にもエピソードの一つとして入ることになるんですが、これたぶんまだどこにも書けてなかったと思うんですけど、
実は道重さんのこのお仕事の時の集合場所が、偶然にも20代の私が一度未来を諦めた、まさにそのきっかけの場所だったんです(本のP221~222あたり)。
東京のその場所で今の夫が北海道に戻ることを決めて、20代の私はそこからの日々にとうとう心身耐えきることができなかった。

2017年、ライターになった33歳の私が同じその場所に一人着いたとき、「神様は私たちにもう一度スタートするチャンスをくれたんだ」と、素直に思いました。
だからあのインタビューは個人的に色々と大きかった。
その前日に見させていただいた舞台『SAYUMINGLANDOLL~再生~』もやはり家族でも友達でもない、だけどよく知ってる人の素敵な”再生”の物語になっていて、すごく綺麗で楽しい作品でした。
またいつか巡りあわせがあれば、仕事という形でお会いすることができたらいいなぁと思います。
(ちなみに道重さんの舞台は今年もあります

2018年のこと

なんかもう、地方でエンタメ主軸の書き物をやるというのは、正直目標の立てようがなくて。
というのは出版社もレコード会社もメディアも芸能事務所も、全部東京が中心なので、そこの円から外れてると在住の人と同じようにというのはまず難しい。
ここ数年東京に通ってみて、何気ない雑談や交流から生まれるモノづくりの可能性も、そしてそのワクワクする機会が地方ではどれだけ限られ失われているのかも、肌でひしひしと感じています。
時には悩むことも、そりゃ、あります。

でも私がこの活動を続けているいくつかの理由の一つに「実験」というのがありまして、
それは30歳まで未経験の縁なしでしかも地方住みの人間が、この書き物の道で果たしてどこまでやれるのか、というのを純粋に知りたいんです。
実際30歳未経験地方スタートのハードルは高いし東京の人が思ってる以上にお金死ぬほどかかるし、誰もあんまりやらない、やる前にどこかで諦めちゃう可能性が高いものを、すでに人生一番の夢が叶わなくなってしまった人間としては、そっちに残り全部ぶっこみたい。
そしてそれを後年の証しとして残すためには、いくら時間かかろうが焦ろうが、最終的に階段を一つ一つ飛ばさずに歩くしかないんです。

それにネットの時代だからこそ、地方でしか気づかないエンターテインメントの切り取り方というのも、私はもっと自由に生まれていいと思っています。
なんちゅうかな、3大都市圏に日本の人口5割が集まってるとして、そこに響く展開や広告を集中させるのは効率的だけど、その生活環境に重ならない人口5割の日常とエンタメとの接点を、もっとポジティブに発信できたらいいなと思う。
コンテンツとしてももっと面白がりたい。


色々考えた末、今年はもう少し北海道でも仕事したいな、というのがおぼろげながらの基本軸になりそうです。
もちろん変わらず東京も行くしそこでお仕事もするんですけど、実際に住んでる北海道をすっ飛ばしてお仕事が成り立ってしまっている現状が、実はちょっと前から結構気になっています。
どんな企画内容だとしても北海道での取材経費が抑えられるというポジションをもっと活かしてほしい…んだけど北海道だといまだ同業者との接点がないんだよな私!!(絶望的に縁と知名度がない)
北海道ローカルの小さなエンタメ発信でもいいし、あと北海道に来たアイドル(現場)を北海道でひたすら定点レポし続けるとかやりたい。*1
もちろん自分自身でもそれをできる新しい場所の開拓をしていかねばならないというのは当たり前にあるので、もう少し説得力が出せるように、動いて考えて精進します。


というわけで今年は何があるやら、でも何があってもいいように、1日1日を楽しく生きていきます。
2018年もどうぞよろしくお願いいたします!


乗田綾子 / 小娘 @drifter_2181


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*1:規模の大きいアイドルグループほど地方公演は色が変わって面白いんですよ、あとアイドル自身も意識して変化をつけようとする、MCも最初はみんな揃ってご飯と風景の話しかしないのが、現場回数増えるたびにその地方の客層を具体的にとらえてレスポンスするようになったり、つっこんだ地方思い出トークが増えていく。もちろんグループによってはそこだけの凱旋MCもあるし地方は定点観測ならではの面白さがある、だけど雑誌やウェブメディアではほぼ取りこぼす形になってる現状が、いつももったいないと思っています。