小娘のつれづれ

一人で自分の”好き”を追いかけています。

「小娘のハロプロ楽曲大賞2017」

本家の楽曲大賞に間に合わなかったので、ブログで!(トピック「楽曲大賞」
2017年にリリースされたハロプロ関連楽曲の中から、個人的に好きな10曲を選びました。
並びはリリース順です。

1 カントリー・ガールズ『ピーナッツバタージェリーラブ』(2017年2月リリース)

今年はももちこと嗣永桃子さんの卒業もあり、その卒業関連の楽曲をリピートしてる人もかなりいると思うのですが、SMAPでここ数年色々あった経緯的に「日常が最上の幸せ」に至った個人の現在、あえて通常リリースのシングルです。

ハロプロ史に残る名曲『愛おしくってごめんね』で華々しくその扉を開けたカントリー・ガールズが、出会いと別れを経てついにたどり着いた、可愛いの最適解。
スキル重視ではなくあくまでも”カワイイ重視”で走り続けたその姿は、2017年のハロプロだけでなく、未来のハロプロにも、忘れてはいけないアイドルの原点の輝きを見事に残してくれたと思います。
そしてこの曲出だしの高音を綺麗に歌い上げる歌手・嗣永桃子の尊さ。
昔のハロプロでこの手の高音パートをやはり綺麗に歌い上げてくれていたのがZYXで一緒だった矢口先輩でしたが、グループメンバーとしての最後のシングルでもらったソロパートがこのメロディだったことに、歴史の美しさも感じました。

※余談ですがなかなかこの手の更新できなかったところで、最近『恋はマグネット』(2016)にもう一度ハマってます。ももちは難しいとしても、経験を積んでもう少し大人になったオリジナル参加の6人で、今この曲が見たい

2 モーニング娘。'17『ジェラシー ジェラシー』(2017年3月リリース)

今年は久々のアルバムもリリースされ、やっと現体制の音楽作品が潤ってきた感じがあるモーニング娘。ですが、2017年のインパクトはやっぱりつんく♂ワールド全開の『ジェラシー ジェラシー』につきる。結局全体でもついつい再生に手が伸びてたのは、個人的にはこの曲かな?

まずテーマが”ジェラシー”って時点でつんくPの女子力を愛して育ってきた我々にとっては勝ち確定なもんですよ。そしてラップがキーアイテムになってるのがもう最強。古くはこちとら『抱いて HOLD ON ME!』やら『NIGHT OF TOKYO CITY』で散々飼いならされてきているわけです、なのに2017年でもハロプロラップがまったく古びることなく、むしろ新しい時代を彩ってるんだもんなぁ。素晴らしい、素晴らしいよつんくP!!!わーん!!

あともう一つ、どうしても『邪魔しないで Here We Go!』の飯窪&尾形コンビには、2017年の特別賞みたいなものを捧げたい。あの語りパートは後年に必ずや繋がる出来。開眼。

3 吉川友『さよなら、スタンダード』(2017年5月リリース)

さよなら、スタンダード(通常盤)

さよなら、スタンダード(通常盤)

  • アーティスト:吉川友
  • アップフロントワークス
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今のハロプロ界隈で一番大森靖子さんの曲を歌いこなせてるのは、私はこの人じゃないかと思うんですよ。

正直今の吉川友はもっと注目されていい!!
2011年のデビューからさまざまな路線を経て今差し掛かってる大森靖子&サクライケンタの提供ターン、美人で歌うまくてちょっとめんどくさい、そんな吉川友の音楽性はここにきて今ものすごく花開きかけてる感じがする。
今の吉川友には私が好きな遠藤舞(ex:アイドリング!!!)のあの匂いがするんです。(引退が惜しいくらい『MUJINA』は聴いてるしこれからも聴く)
アイドルかアイドルじゃないのかというところじゃなくて、良いものは良い!

4 ハロプロ研修生北海道『リアル☆リトル☆ガール』(2017年7月リリース)

これはもうほぼ定期公演全通の北海道ヲタとしては絶対推さざるをえない、『リアル☆リトル☆ガール』!!
しかしほんと2017年の北研の成長率はすごかった!!

メンバー7人、この公式MVよりも現状はもっと個性が出てきていたり、垢抜けてたりしていてさらに見応えがあります。
見応えあるんんだけど言ってることや話し方はあまりにも普通の北海道の子そのまんまで、全員可愛くて仕方ない。
アップフロント札幌の城太郎さんによる詞も、さすが方言セリフは地元民らしくすごくナチュラルで、個人的には『トウモロコシと空と風』『二人の北海道』と肩を並べる聖地・北海道の名曲です。
たぶんハロコンとかでもCD現物売ってるはずなので、見かけたらお早めにご購入ください!

5 つばきファクトリー『笑って』(2017年7月リリース)

ある程度のヲタ歴を積んでる皆さんがそうという噂を聞きましたが、私もそうです、今年一番楽曲的に盛り上がったのはつばきファクトリー。間違いないつばきファクトリー。
そして誰がどう考えたって今年推すなら『初恋サンライズ』、しかし私は!!『笑って』が!!大好きなんです!!!!『笑って』!!!!

今年あまり現場に行けなかった関係で、現場要素を抜くとこの曲が家で聴いてて一番楽しかったです。2000年代あたりにありそうなちょい懐かしい感じ、記録よりも記憶に残るタイプの楽曲。アレンジとかメロディとか間奏にグループ名入ってる感じとかいちいちニクくてたまらない、作詞作曲やっぱりか津野米咲(赤い公園)!MVもクセになる可愛さでとても良いです。

6 一岡伶奈、段原瑠々、川村文乃、高瀬くるみ、清野桃々姫『誤爆〜We Can't Go Back〜』(2017年8月リリース)

今年から始まった「アプカミ・ミュージック・デリバリー」(ウェブ公式番組からの楽曲発表)の中の一作。

こりゃめっちゃマイケルジャクソン!!そしてこういう風味の楽曲をデビューグループではなく研修生に歌わせる判断はしっかり支持したいです。経験値のある子じゃダメなんです、あくまでも舌足らずな年齢の子が思う存分ドヤって魅せてくれることに価値がある!
そして私の一番好きなパートに清野桃々姫さんが入ってたことにたった今気づきました(今まで映像見ずに配信音源ばっかり聴いてた)。モモヒメ元帥いけるやん!!
高瀬くるみさんも含め、セリフがリズムにしっかり乗ってるのも好印象。
いっちゃん頑張れ、来年は一岡ファクトリー(仮)の年です!!

7 アップアップガールズ(2)『二の足Dancing』(2017年8月リリース)

今年の思わぬ穴馬がこの『二の足Dancing』。というかアプガ(2)。
2期オーデの合格発表からCDデビューあたりがちょうど本の原稿やってる時期で、SNSで本人たちのつぶやきは見ながらも、パフォーマンスでの個性やその下地については一切触れる時間がないまま、CDジャーナルさんのレビューで初めてちゃんと聴く機会が訪れました。

そしたらまさかの強者揃い。めっちゃ良かった。めっっっちゃ振り切った子たちだった。
後追いで知ったのはそれなりにアイドル経験者もまざった布陣だったんですね、それでもMVでこれだけやれるのはちょっと衝撃すぎました、鼻リコーダーもあそこまで行くともはや芸術的であった。
第二弾の『どしゃぶりのテラス席』もしっかりキャッチーで、2018年の女性アイドル界でこれからどこまで暴れ回るのか、純粋に楽しみです。

8 Juice=Juice『Fiesta! Fiesta!』(2017年8月リリース)

Fiesta! Fiesta!

Fiesta! Fiesta!

  • UP-FRONT WORKS
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まさかの7人体制が生み出したまさかの名曲『Fiesta! Fiesta!』、喉元すぎれば新体制もなんとやら、今後の展開が一番ワクワクするのはこのJuice=Juiceではないですか!!

もともとの5人がすごく好きだったのと同じくらい、今の7人も私はすごく好きです。
普通あれだけキャラ分けが完成してたらぐずぐずとなってしまいそうな新メン加入を、先輩の5人がここまで昇華させたのはマジ奇跡ですよ。そしてそのプロ魂にめちゃくちゃ感謝しなきゃいけないやつ。
今年はとにかく海外を周ってた印象が強いですが、ここでの来年のかじ取りはすごくグループの運命を左右すると思うので、どうかうまい方に転がってってほしいなというのが今の率直な気持ちです。

9 アップアップガールズ(仮)『上々ド根性』(2017年11月リリース)

こちらも今年は新体制、しかもグループ内では前に推されることが多かった仙石みなみさんと佐藤綾乃さんが揃って卒業するという衝撃の展開で、知ってるひとなら一度は絶対「この先どうすんだ」と思ったはずなんですよ、今年のアプガ(仮)。

でもこの『上々ド根性』を初めて聴いた時、7人時代のシングルではありそうでなかなか実現しなかった新井愛瞳ちゃんの新鮮な歌い出しに、「あ、意外にいけるのでは?」とちょっと安心を覚えはじめました。
途中の「かっこかり!」は紛れもなくアプガ(仮)の声だし。
5人だけど7人から途切れぬ、間違いなくあれはアプガ(仮)の声だった。
というわけで2人が抜けたまま記憶の止まってる方には、ぜひこのあたりで5人の今も、見てあげてほしいと思います。

10 アンジュルム『マナーモード』(2017年12月リリース)

新体制で大きく動いた2017年のハロプロの中で、一番動きづらかったのが実はアンジュルムではないかなと思うのです。
誰が悪いとかじゃなしに、風向きやタイミングの問題で、いろいろと。

その中ですごく印象に残ってるのが、映像商品として発売されたこの『マナーモード』の動画広告を、Instagramで何気なく見たことでした。
アンジュルムのファンから見た魅力ってなんだろうと考えると、私はやっぱり、メンバーの個性と関係性かなと思うんです。
”同じ学年の可愛くて明るくて面白い女の子グループを、少し周りから憧れの眼差しで見ていたい”あたりが割とドンピシャ。
そして今の時代のSNS広告という”日常の続き”に、『マナーモード』のスマホプロモは”可愛くて明るくてどこか憧れる”、そんなアンジュルムの姿がいっぱい映ってた。
それに気づかせてくれたことだけでも、この新たな試みは得るものが想像以上に多かった。

CSの音楽チャンネルでやはりTWICEの『One More Time』MVを見まして、今の10代女子の憧れが詰まったその作りは素直に感服を覚えたんですが、今のハローでハロプロっぽさを残しながらああいう層にリーチできうる活動が叶うのは、モーニング娘。とアンジュルムだと思います!

* * *

☆スペシャル1 モーニング娘。20th『愛の種(20th Anniversary Ver.)』(2017年11月リリース)


☆スペシャル2 こぶしファクトリー『闇に抜け駆け』(2017年6月リリース)

『闇に抜け駆け』は「プッチベスト」に入るのも納得の良曲ですけども、それにしても今年のこぶしは書きにくすぎる…(涙)
とりあえずJKニンジャガールズはみんなもう忘れよう!!!!はよ年明けろ!!!

CDやグッズは処分しない習性なので、2年前に買った赤色のこぶしファクトリー応援グローブは思案した結果、犬の散歩のときに使うことにしました。
おかげさまで毎日現役だしなんなら防寒に役立っています。
私はみんながアイドルだったあの時、歌やパフォーマンスを見ていた時、間違いなく楽しかったです。
ただただもうこの言葉しかない、ありがとう。


※℃-uteに関してはもちろん今年の楽曲大賞の範疇なんですけど、ラストのSSAで心境的にきっぱり見送れた感じがあり、今回は触れませんでした


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