このタイミングで久しぶりに手に取った、「黄金町マリア」(亜紀書房)。横浜の黄金町にいた娼婦たちのノンフィクションなんですけど、内容はもちろんのこと、個人的に大岡川の描写がすごく好きで。時折ボラが飛び跳ねて、ビニール袋がゆらゆらと流れて。
— 小娘 (@drifter_2181) 2016年8月30日
雑然としすぎなんだけど、大岡川沿いで育つと、それが原風景でもあるんですよね。ランドマークが出来る前の「曳き船が係留されている」っていうのもすごく懐かしい。下校中に橋の上から一人でよくクラゲを覗いてた。
— 小娘 (@drifter_2181) 2016年8月30日
横浜市・中区中心部って特にここ30年風景の塗り替わりが激しい場所で、そこに子供の記憶がポチャンと落ちてしまうと、時にすごく苦しいこともある。ましてやみなとみらいだと、二度と戻れない記憶を上書きしていくのは誰かの沢山の思い出とか笑顔とかで。
— 小娘 (@drifter_2181) 2016年8月30日
でも30代になって、やっと横浜のその街に生まれ落ちた意味を感じる。私は紛れもなく街の歴史の中に生きていたんだなぁと。今も生きてるんだけども。いつかそういうのがちゃんと書けたらいいな
— 小娘 (@drifter_2181) 2016年8月30日
とメモ的な独り言を。北海道、さすがに風強い。
— 小娘 (@drifter_2181) 2016年8月30日
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