小娘のつれづれ

一人で自分の”好き”を追いかけています。

「2期・田村芽実のフィーチャーソング。アンジュルム『恋ならとっくに始まってる』」

☆2016.4発売
☆アンジュルムの21stシングル(トリプルA面)
* * *

今回のトリプルA面シングル、最後は「恋ならとっくに始まってる」!
こちらは今回の作品を最後に2016年5月30日をもってアンジュルムを卒業することを発表した、2期・田村芽実のフィーチャーソングとなりました。
作詞作曲を手がけたのは彼女をオーディション時から見守ってきた恩師、つんく♂。
ライナーノーツには制作秘話だけでなく、つんく♂から田村芽実と生まれ変わったアンジュルムへのメッセージも掲載されています。

スマイレージからアンジュルムという名前に変わって初めての作詞作曲です。

この歌詞に出てくるヒロインは、それまでの人生では、自分に自信もなく、目立つなんて世間様に申し訳なくって、恋するなんておこがましくって、まして付き合うなんてそんな大それたこと・・・
そんな風に思ってたわけです。
ですが、彼に出会い、彼の一言一言に背中を押され、自分の弱さを知り、それと同時にだからこそ個性を前に打ち出してもなんとかやっていけるんじゃないか!
そう思わせてくれる彼や恋愛と出会った瞬間の曲です。

今までとはうって変わった知らない世界に突入していくので、主人公も不安はいっぱいだけど、でも、期待やドキドキ、ワクワクの中で、日々楽しくって仕方がない!
そんな感覚・・・
これはまさに今の田村の心境なのでしょう。
いえ、もしかしたらまたさらに気分新たにその先に進んでいく、アンジュルム全体のメンバーの気持ちなのかもしれません。

そういう意味でも、メンバーにもこの曲を楽しんでもらいたいし、ファンの皆様の心にも暖かく存在する曲であってほしいと願っています。

アンジュルム 4/27 sg 「恋ならとっくに始まってる」ライナーノーツ | つんく♂オフィシャルブログ 「つんブロ♂芸能コース」Powered by Ameba

もうめいめいについては本当に、彼女を見てきたこのコメント以上の言葉って存在しないと思うので

卒業していく田村ですが、器用そうに見え、不器用なところもありました。
それをパワーで乗り越えてきましたが、年齢的にもここからはきっと不器用なところは不器用なりに丁寧に個性的に乗り越えていくんだと思います。

アンジュルム 4/27 sg 「恋ならとっくに始まってる」ライナーノーツ | つんく♂オフィシャルブログ 「つんブロ♂芸能コース」Powered by Ameba

この距離の私がなんだかんだ語ったところで、という気はするのですが……
でも最後なので、一人のファンから見た、めいめいの話。


めいめいを含めた2期メンバーが旧名:スマイレージに加入したのは、2011年の夏のこと。
当時のオーディションは2次審査からニコニコ生放送での中継も入っていて、私が一番最初に彼女を見たのは、その時期でした。
幼いのにすでに舞台経験もあってオーディションの時から経験値が高くて、でもだからこそ、ハロー!では苦労する部分も大きかったんじゃないかな。
しかも加入当初はサブメンバーという後にも先にもない立ち位置で「タチアガール」や「ブスにならない哲学」をやって、それでもやっと正規メンバーとしてフロントを担当した「プリーズ ミニスカ ポストウーマン!」ではゆうかりんの卒業がきて……
年明けにはオーデ時には本人の想像になかったろう6人での再出発、加入4か月で再出発!?
こう書いててなんですが、やっぱり今思い返しても、あの辺のスマイレージって怒涛の日々だった。
ファンでもリアルに思い出すくらいなので、きっと本人たちにとっては、何十倍も何百倍も怒涛の日々だったろうと思います。

6人スマイレージの新しい形が見えてきたのは加入1年後の「好きよ、純情反抗期。」くらいからで、あの辺から彼女が元々持っていた感性や経験値と、ハロー!プロジェクトの田村芽実が少しずつ距離を縮めていったんじゃないかと思います。
でもあの時はあの時で、公式の「チケット売れ残り」事件もあり。あの頃はモーニング娘。あたりがやっと「One・Two・Three」で気付かれ始めたくらいで、他のハロー!のグループにはまだほとんど新規ファンの波及がなくて。
実際翌年の「旅立ちの春が来た」の時点ではすでに、6人スマイレージの完成形が一つできていたと思います。

スマイレージは最年少のめいめいとりなぷーが中学卒業まであと1年切るので、その間にパフォーマンス力を伸ばしておかないと、へたしたらさゆ卒後のモーニング娘。はちょっと食われますね

「6人の充実が笑顔に表れた!スマイレージ『旅立ちの春が来た』」 - 小娘のつれづれ

これくらいの実感があったのにファンとしてちゃんと当時伝えきることができなかった、それは今でも、悔しくて申し訳ない記憶の1つです。


実際「ええか!?」「エイティーン エモーション」「嗚呼 すすきの」のあたりにはもう、今の1期・2期の形っていうのはすっかり完成していて。
この頃のパフォーマンスですっごい好きだったのが、「ええか!?」のめいめい。
前段のつんく♂コメントにある「器用そうに見えて不器用なところをパワーで乗り越えてきた」、私が思い浮かぶその姿は、間違いなくこの「ええか!?」で持ち前のエネルギッシュさを現代っ子のリズム感で全解放していった、このめいめいです。


「モーニング娘。'14さんは道重さん以外、みんな同じ時期にハロプロに入ったメンバーなんですよ。そのメンバーが満員の武道館で活躍しているのを見て凄く悔しかったんです。」

スマイレージ田村芽実が話す「大親友・鈴木香音」と「モー娘。’14へのライバル心」 | ドワンゴジェイピーnews

このモーニング娘。武道館公演で、私は「ええか!?」を歌う彼女たちのステージも見ていました。
あれから2年半、2016年5月30日のめいめいは、同じ武道館でどんな景色を見るんだろう。


田村芽実ちゃん、卒業おめでとう!
めいめいならきっと、素敵な女優さんになれるよ。
必ずなれる。

ファンだから、わかるんです。


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