「ほんのりまぶされた、大人たちの熱量。チームしゃちほこ『いいじゃないか』」

☆2015.9発売
☆名古屋発・チームしゃちほこの1stミニアルバム
＊　＊　＊

昨年末のメジャー4thシングル「いいくらし」以来のご紹介。
今回取り上げる「いいじゃないか」はグループにとって初のミニアルバム形態となっており、しかも次月には、同じくミニアルバムの「ええじゃないか」もリリース予定となっています。（いわゆる”2か月連続リリース作”）

2か月で計10曲の新作発表、と聞くと一見そこに「ひまつぶし」*1以降の2シングルを足してフルアルバムという形に全リソースをぶっこんでもいいんじゃないの？とも考えてしまいがちですが、
このミニアルバムにはちゃんと分かれる理由があって、
今回発売のいいじゃないかは”全曲浅野尚志とタッグを組んだ”、
来月発売のええじゃないかは”豪華アーティスト達とコラボ”というコンセプトがすでに発表されています。

そのうち浅野尚志さんといえば、チームしゃちほこにとって初のシングル曲「恋人はスナイパー」からLIVE鉄板曲「抱きしめてアンセム」まで彼女たちの音楽面の魅力を最高に引き出してきた立役者の１人。

元々固定の提供作家、音楽プロデューサーみたいな存在を置いてないグループだからこそ、このやり方はグループにもファンにとっても双方が得をするし、楽曲が活きますよね。
公式解説で収録曲の1つを担当したCMJKさんがさらっと話してる内容も面白い。

「今回の「いいじゃないか」は浅野くんが他流試合をすることでこれまで彼が一人で完璧に作り上げてきた世界観を解体・再構築し、浅野くんもしゃちほこちゃん達も成長を経て次へのチャプターへ進む企画だというのをディレクター（という肩書きの近所の飲み友達）から飲み屋で聞かされて」
（CMJK / http://syachihoko-ep.com/iijanaika.html）