小娘のつれづれ

一人で自分の”好き”を追いかけています。

「青春の輝きを伝えられるのは、運命に選ばれた者だけ。モーニング娘。'15『イマココカラ』」

☆2015.4発売
☆モーニング娘。'15 58thシングル(トリプルA面)
* * *

さてモーニング娘。'15の58thシングル、最後のご紹介となるのは『イマココカラ』。
こちらはすでにご存知の方も多いと思いますがアニメ映画「プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪」の主題歌として制作され、劇中ではプリキュアオールスターズが歌唱を担当、
そしてエンディングで、モーニング娘。'15が同曲の歌唱を担当しています。

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メジャーデビュー以降でつんくPが関わっていないシングルA面曲は過去にも『モーニング娘。のひょっこりひょうたん島』、『ペッパー警部』などがありますが *1
『イマココカラ』が一種の”カバーシリーズ”の中でも一番なじみ良く耳に伝わってくるのは、やはりプリキュアワールドとモーニング娘。という現実の親和性の高さでしょう。
少なくともこの一言でどちらも全てが始まる。

わたしたちは 普通の女の子
だけど何か出来ることあると思う

今回この曲をモーニング娘。'15が歌うことが決まって色々頭に浮かんだのは…
まず現在のモーニング娘。は「全員がプリキュアを見て育った世代」なんだよな、という改めての認識と

彼女たちと同じ13歳~20歳の女の子たちは、きっとまだほとんどが「この曲に込められた夢とか希望の強さに気づけるほど、成熟しきれていない」。

ただその上で、やはりモーニング娘。'15は、その強さを歌うことができる人たちだと感じていて。
それは彼女たちが同世代の女の子よりも少し早く夢を叶えて、そして信念を貫いたその先にある、真の強さと美しさを知ったから。

あとで青春の尊さを振り返るのはとてもたやすいこと。
でも青春のまっただ中にその青春の輝きを伝えられるのは、運命に選ばれた者だけ。

そう考えると、やはりこの曲は、今モーニング娘。'15が歌う意味がすごくあると思うんですよね。
そしてその歌声は、きっとまた新たな未来を導くはず。


あなたもわたしも 未来へつながる 願いなの


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*1:『モーニング娘。のひょっこりひょうたん島』は2003年にNHK「みんなのうた」で放送、『ペッパー警部』は2008年の発売前後に「日本テレビ開局55周年記念番組・ヒットメーカー 阿久悠物語」に高橋愛・新垣里沙が出演したり、モーニング娘。名義で阿久悠カバーアルバム『COVER YOU』を発表するなどの動きがあった