☆2015.4発売
☆℃-uteの27thシングル(トリプルA面)
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2015年1発めの℃-uteシングルから、今回は『次の角を曲がれ』をピックアップ。
こちらはアンジュルム『大器晩成』も手がけた、あの中島卓偉の提供楽曲である事も話題になっています。
2015年からいよいよ非つんく体制のハロプロ楽曲も増えてきていますが、どっぷりつんくソースに浸かってきた一ハロヲタとしては、「この世界をもしつんくPだったら、どういう歌詞で表現しようとしただろう?」ってついつい妄想してしまいます。
つんく世界の女の子がもし、”この道を行くことが苦しくなって”きたり”どれだけ歩いても答えが出ない”なんて壁にぶち当たったら、
…なんとなく、まず美味しいものを食べにいきそうな気がしますw
いや、それは言語センスのさじ加減というより、最近結構思うんですけど、つんくPを楽曲制作面で突き動かしているのは”異性への神聖な憧れ・尊敬”なんじゃないかと。
つんく世界の女の子は、例えそれが中学生でも20代の成人女性であっても基本根が素直で、すごくピュアなんですけど、女性のかなり細かいディティールを描いていてもつんく世界は薄皮一枚、絶対に”こっち側”へ踏み込んでこない所があるんです。
周囲の状況から女の子の内情を推察してみたり、上から優しく見守ってみたり。
決して横並びで寄り添って励ますような事をしないのは、それは男性のつんくPが異性世界を広く発信する際の敬意でもあって、
だから多分つんくPなら、とっておきのご褒美スイーツや母や友達との会話、または創造主のような第三者的目線を用いて、主人公に明日を生きる活力を与えるんじゃないかなぁと。
だけどそこで今回℃-uteに指し示された答えは、「次の角を曲がれ」。
言ってみれば思いっきり横並びで、取り巻く環境ではなく、その道に立つ女の子自身のコアな部分に思いっきりメッセージを打ち込んでる。
一応補足しておくと、この曲は元々中島卓偉さんが自身のアルバム楽曲として準備していたもので
(→2015.4リリースの『煉瓦の家』に収録)
必ずしも最初から℃-uteへの提供が想定されていたわけではありませんが…
でも1つだけはっきりしているのは、事務所内部の意思として今までとは全く違う視点の女性ソングを、ここで℃-uteに表現させた。
もしかするとこの先のハロー!プロジェクトに関する大きなメッセージが、この曲には隠されているのかもしれません。
…なーんてね!
その先を曲がったら 見たこともない星空が広がってるさ
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