小娘のつれづれ

一人で自分の”好き”を追いかけています。

「一人で行ったチーム・負けん気 7大都市ツアー ~本気☆輝きます~@札幌」

2015年3月23日、札幌ペニーレーン24にて行われた、チーム・負けん気のライブに行ってきました!
チーム・負けん気とは2014年に結成された、ハロプロエッグ出身の「THE ポッシボー」「吉川友」「アップアップガールズ(仮)」の3組からなるスペシャルユニット。

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この日は彼女たちにとって2月から始まった全国7大都市ツアーのファイナルでもあり、チーム・負けん気としては初めての、北海道公演でもありました。

このツアーは最初にチーム・負けん気名義のシングル曲『無限、Fly High!!』を歌った後、各チーム(ソロ)が順番に個別のステージを担当していくという流れになっていました。ここでは北海道公演のセットリストも振り返りつつ、感想などを書いていこうと思います。

アップアップガールズ(仮)

キラキラミライ』(サードアルバム (仮)
全力!Pump Up!!』(11thシングル
美女の野獣』(サードアルバム (仮)
ジャンパー!』(10thシングル
チョッパー☆チョッパー』(1thシングル
サイリウム』(4thシングル C/W*2

北海道公演のトップバッターを務めたのはアプガ。
アプガは2013年頃から定期的に、北海道でライブやイベントを開催してくれている事もあって、この日の3チームの中では一番、演者・客双方に安定感がありました。
だけど、パフォーマンス自体は相変わらず120%のパワープレイ!!
『美女の野獣』なんかは一見、ライトファンの多い地方でやるのは勇気いりそうな作品にも感じますが、それを物怖じせず完璧にやりきったあたり、最高にかっこよかった。
東名阪はもちろんなんですが北海道でも、アプガのライブは着々と次の段階に進み始めてる、そんな印象が残りました。

仙石みなみ

この日は足首の怪我によりフォーメーションに参加できず。ただ、安定感は健在!どこ切り取っても可愛い。
全体MCでは相変わらず吉川友さんからの求愛っぷりがハンパなかった。気持ちはわかる。

古川小夏

グループの”北海道エリアマネージャー”でもあり、この日はコーナープロデュースも担当。
愛され小夏!ずっとずっとずっと君がスキだ!!
最後の『Beautiful Dreamer』で1曲ずっと踊ってる姿は、本当に美しかった。

森咲樹

タッパがあり、さらに真顔と笑顔の使い分けですごく鮮烈なインパクトを与える子。
熊井ちゃんと似てるようで違う、大学生アイドルっぽさもまた魅力!
女の子が好きになれる女の子ですよね。同級生になりたい。

佐藤綾乃

アプガナンバーワンギャル、握手でさらに明るくなった髪を間近で見れてテンション上がった!
アプガ単独ではグイグイくる印象だけど、負けん気単位だと彼女がエッグ加入期では一番下になる事もあってか、ちょっと出てこれない感じがまた新鮮で逆に良かった。

佐保明梨

エッグ時代に夏焼雅、鈴木愛理とのスペシャルユニットに抜擢もされたくらい、その歌唱力は折り紙つき!*3
腕力も折り紙つき。この日最初が佐保ちゃんだったんですけど、女性アイドルの概念をぶっ壊すレベルの力強さに、しょっぱなから痺れた!(※しかも当人は満面の笑みなのが最高)

関根梓

アプガの小悪魔担当。普通そういう子って同性受けはあんまりよくないはずなんだけど、この子は女性もしっかり落とせる小悪魔なのが貴重。
女性限定ゾーンへのアピールもかなりうまいんです。後輩アイドルが勉強できるところ沢山!

新井愛瞳

アプガ最年少。何回かステージ観戦を重ねると、この子の表情に急に心掴まれる瞬間が訪れる。
「北海道でも雑誌の表紙よく見かけたよ」って言ったら素で喜んでくれた!
あんな表情見れたの初めて…(遂に見つかった)

THE ポッシボー

乙女!Be Ambitious!』(8thシングル
永遠ファイヤーボール!』(6thシングル C/W
勇気スーパーボール!』(9thシングル
希望と青春のヒカリ』(2ndアルバムが初出、『あらためまして、THE ポッシボーです!~入門編ベスト~』にも収録)
さぁ来い!ハピネス!』(7thシングル C/W
全力バンザーイ!My Glory!』(7thシングル*4


続いては、ライブ形式のステージはこの日が北海道初公演*5となった、THE ポッシボー。
…実はポッシボーに関しては個人的な思い出がありまして、私前回直接見たのが、2007年の夏ハロー!


(当時初披露だったインディーズ6thシングル『風のうわさ』)

その時はなんか、真っ白すぎる衣装もあいまって、小枝のような…
ちょうどアリーナ席で見てたんですけど、SSAのだだっぴろいステージではとにかく1曲やりきるのが精いっぱい、特に表情がガチガチだった*6という光景は、今でもずっと覚えています。

それからなんやかんやと時は過ぎ…なんと8年!
活動の停滞や解散危機を乗り越えて、久々に観たポッシボーは最高にかっこいいアイドル、そして素敵な女性へと、立派に成長を遂げていました。
ステージの1つ1つに、私が見れなかった努力や苦労の跡があった。もんのすごく感動しました。

諸塚香奈実

ポッシでも負けん気でも最年長、だけど穏やか。
昔はもうちょい強めの顔つきだったと思うのですが、今のメイクが歴代ベストだと思います。
良い意味で大学の友達にいそうな、親和性のあるビジュアルが個人的にどストライク。ぜひともお友達から始めたい…!!!

橋本愛奈

最近テレビで「チーママ」と紹介された彼女。実際近くで見ても…ホンマや!!
83年生まれの自分でもなぜか同世代的な安心感があったよはしもん…!!
握手の時に8年ぶりに見ると伝えたら、びっくりした後「(全員)こんな感じに成長しちゃって…」と言われたのは笑った
そんなあなたたちが大好きです!

秋山ゆりか

全方向型・美髪美人。この子はもろりんとは逆で、シュッとしたメイクで一気に垢抜けました!雰囲気もいい感じ。
特に目のあたりの黄金バランスが美しい人だなーと。
ステージで特に歌パートじゃない時も、ぐっと目立つオーラを放っていました。

岡田ロビン翔子

ポッシの現リーダー、本名はストューカス・ロビン・翔子。
…ちょっとなんでみんなもっと早くこの人の煽りすごい事教えてくれなかったの!!!
芸歴引き算しても煽り進行トークの間合いちょっと凄すぎるわ!!!
あのロビンちゃんが!!!あんなスーパーパフォーマーに!!!!

後藤夕貴

ポッシ最年少、でもこの子もパッと見はあんま年少感ないんだよな…ある意味時空が曲がってるアイドル、THE ポッシボー。
現ハロプロってこういう系統の顔の子ってあんまいないんだよなー。
魅惑の末っ子。だから、なんかふとした拍子に落とされそうな吸引力があります。大いにある。

吉川友

YOU the 3rd. ~WILD FLOWER~

いいじゃん』(7thシングル
きっかけはYOU!』(1thシングル
こんな私でよかったら』(3rdシングル
世界中に君は一人だけ』(6thシングル
URAHARAテンプテーション』(7thシングル
ずっとずっとずっと君がスキだ』(2ndアルバム『Two YOU』

本編のトリは満を持して、ソロの吉川友。
彼女は2011年のデビュー時期と2013年の2ndアルバム発売時にそれぞれ、リリイベで北海道へ来てくれた事があって、ただそれ以降はハロコンゲストも含めて結構ご無沙汰だったので、北海道ではかなり久々の生きっかとなりました。

ここんとこはずっとグループアイドルのステージングしか見てないので、ソロのパフォーマンスは今やかなり貴重。
そしてアプガの森咲樹ちゃんもブログで触れているのですが、当たり前だけど何もかも一人でやらなきゃいけないから使う体力も精神力も、やっぱりソロはハンパないなと…
グループなら誰かがフォローしてくれるところも自分だけで乗り越えなければならなかったりとか(昨日もそういう瞬間いくつもあった)、今回改めて、ソロアイドルのハードワークっぷりを実感しました。

でも逆にソロだから出来る事もあって、それは楽曲1つ1つに、ドラマ性をより色濃く反映させられること。
恋愛のテーマ1つにしても、グループアイドルはパート割のリレーでどうしても勢いがある程度ついてしまう所があるのですが、ソロアイドルは最初から最後まで、1人が統一された時間軸のなかで歩んでいけるから、より没入感がありますよね。
『こんな私でよかったら』とか『世界中に君は一人だけ』とか、元々原曲も好きなんですけど、ライブではさらにその表現をベストな形で受け取ることができて…グループにはないその引きこみ方がすごく良かったなぁと。
『URAHARAテンプテーション』はちょっとごっちん感*7もあってゾクゾクしたし、ソロアイドルの熱さを久々に思い出しました。
こう考えるとパワーや精神力、あと女優チックなビジュアルも合わせて、やっぱり吉川友はソロが一番ベストだった。

* * *

それぞれのステージが全て終わった後は、全員が登場して3曲を披露。
各会場でメンバーが1人ずつ手がけてきたこの”コラボタイム”のプロデュースを、ラストの北海道ではついに、アプガ・古川小夏が担当!

<古川小夏プロデュース・北海道セットリスト>
Beautiful Dreamer』(アプガ・12thシングル)
ずっとずっとずっと君がスキだ』(吉川友・2ndアルバム『Two YOU』)、
桜色のロマンチック』(ポッシ・2ndアルバム『②幸せの証』)

”ずっと踊りたかった”という理由で選曲された『Beautiful Dreamer』ではメンバーの歌と共に彼女が美しいダンスを1曲まるごと披露し、
愛されピンクの本領を発揮した『ずっとずっとずっと君がスキだ』では、メイン古川小夏を指さし演者と会場が一体となって「君がスキだ」!!!
ただこの曲の頭、きっかが「小夏卒業おめでと~!」っていいながら入ってきたのはめっちゃ笑いました
(※後に古川小夏本人も「自分メインにしたらなんか卒業ぽくなっちゃって、でも私まだまだ辞めないよ~!」と言ってた)

最後はチーム・負けん気のオリジナル曲『ライとも』(未音源化)を全員で歌って締め。
18時30分開演で、終わったのは21時近くだったかな?


最後に、今回初めてチーム・負けん気としてのライブを生で見てすごく印象に残ったこと。
それは彼女たちって、ステージ上から客1人1人としっかりアイコンタクトをとって、ライブ空間を作り上げていくんですよね。
もちろん会場の大小はあれど、誰一人ステージで、うわの空の子がいないんです。
必ずお客さんの目を見て顔を見て、すこしでも盛り上がろう、熱気を作ろう、とずっと走り続ける。

演者とアイコンタクトして、一緒に汗かいて、全身の感覚でともに一体となって楽しめる空間。
ライブステージとはどういうものなのかを、今回改めてすごく勉強させられた気がします。本当に。


首都圏限定開催だった第一回新人公演から、約8年。
やっと北海道在住の私でも、伝えられる日がやってきました。
ずっとずっと見てたけど、この子たちは

…やっぱりただものじゃなかった!!


<STORE>

*1:チーム・負けん気 特設サイトより http://www.up-front-works.jp/makenki/

*2:シングルの枚数表記はTパレからのリリース換算

*3:2009年の第2期「あぁ!」

*4:シングルの枚数表記はメジャーデビューからのリリース換算

*5:イベント形式だと、直近で2013年に北海道日本ハムファイターズ主催の『秋の祭典』@札幌ドームが1回

*6:当時はまだハロプロ在籍でしかも前例のない初のエッグ選抜。だからこそ、ハロプロのデビューグループになるのかどうなのかという点で、かなり身構えた受け止められ方をされていたグループでもあり…想像以上に当時の重圧はあったんじゃないかと思う

*7:元々楽曲の制作イメージも後藤真希