はじめまして、小娘という名前でブログをやっています。
私も14歳の頃、モーニング娘。のファンになりました。
アイドルに限らず人が自分の好きなものを自覚するのって、やはり10代が一番多いと思うんですけど、
「周囲に仲間がいなくて寂しい」というのは、割といつの時代も共通の悩みなんじゃないかなーと思います。
私もそうでした。
そういうときに一番募るのは『自分の好きなものの良さが伝わらない』ってもどかしさかなぁ。
私も中高生の頃は同じようなもどかしさを経験していて、辛かったり悔しいなぁって思ったことも少なからずあって。
でもこれは先に結論から言ってしまうと、ある程度は「仕方ない」ことでもあるのかなと。
自分に譲れないものがあるように、周囲にも同様にその人なりの譲れないものがあって、それがたまたまメジャーだったり、マイナーなものだったりするだけで。
ジャンルの大小よりもっと大事なのは、好きな気持ちとの関わり方は「自身が納得できる方法」こそが一番の正解だという事です。
特に中高生の頃って学校が世界の全てで、仲間内でワイワイ楽しそうにやってる人が勝ちみたいな所があるけど、少なくとも趣味の世界は本人が楽しい気持ちで継続できることが一番だと、今の私ははっきり伝える事ができます。
その上で
私は1人で好きなものを楽しみたい性格で、14歳の頃からずっと、1人でアイドルファンを続けています。
ファン仲間がいないことのメリットは、本当に自分の好きなものだけを好きと言えること。
仲間との人間関係で自分の気持ちを見失うことがないので、気持ちに嘘が交じりません。
もちろん仲間がいてもうまくやってる人もいると思うんですが、私はそのあたり不器用なので、自分の大切なものに対して自分の一番適した接し方を保つようにしています。
例え早くから仲間を作ったとしても、高校卒業まではなかなか満足な交流ができないと思うし(金銭面と学業面の両方で)、
今の時代はネットで色んなファンのあり方を知る事もできるから、
自分なりの接し方が見つかるまではムリに歩幅を合わせず、自分のペースで、じっくり「好き」と向き合っていけばいいと思います。
今回こんな内容で更新するのは、先日「ツイッターをやっていないので」というタイトルでメールを1通いただいたのがきっかけです。
中には中学2年生の娘さんがモー娘。のファンなこと、だけど周りに同年代の仲間がおらず、大学生・専門学校生あたりのファン仲間がうらやましいようだ、というお父さんからのメッセージがありました。
実は、私がこのブログを始めようと思ったのは、中高生の頃にファン仲間がいなかった経験が元になっています。
私が10代だった頃はファン仲間がいなかっただけでなく、各方面で自分の好きなものが「落ち目」と言われまくっていた時期とも重なっていました。
でも遠距離の引っ越しをして友達が1人もいなくなった当時の私にとって、「好き」の気持ちは、自分を支えてくれる唯一のものでもあったんですよね。
だからずっと、10代の私は「ファンの選択肢」が知りたかった。
仲間がいなくても、周りが何を言っていても、好きなことは好きでいてもいいんだという、そんな選択肢が知りたかった。
だからたとえ1人ぼっちだったとしても、好きなものは好きといえる、そんな文化の切り口があってほしいなと、私は今このブログをやっています。
その方がきっと、未来は楽しいよ。
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