小娘のつれづれ

一人で自分の”好き”を追いかけています。

「一人で行った安倍なつみ Summer Live 2014~Smile…❤~@小樽」

実は今週、北海道ではもう一つ現場がありました。

安倍なつみさんの凱旋ライブ!!!

私がハロプロのファンになったきっかけは紛れもなく、モーニング娘。になっちがいたからです。
生まれて始めて行った女性アイドル現場も2004年の「安倍なつみ コンサートツアー 2004 〜あなた色プレミアム〜」です。

…今気づいた、私なっちの単独ライブを見れたの、丸10年ぶりだ!

10年後の安倍なつみは素晴らしい歌手になっていた

約10年ぶりになっちのライブを見に行って、まず度胆を抜かれたのが、その歌声ですね。
ほんっっっっっとうに安倍なつみはむちゃくちゃ歌がうまくなった!!!

もちろんモー娘。卒業後の活躍を知らないわけじゃないし、グループ活動単位では、ドリームモーニング娘。のライブも見に行ってるんですけど、単独ライブのなっちは、まず後ろが生バンド。
そしてその生音を完全につかんだ圧倒的な歌唱!

モーニング娘。時代の安倍なつみで歌唱力を評価してる方、はっきり言ってかなり損してます。
彼女の歌はもはや、アイドル出身という概念を大きく上回ろうとしている。

10年後の安倍なつみは奇跡的に可愛い30代になっていた

そしてその歌と同時にハートを射抜かれたのが、なんつっても、なっち可愛い!!!!!!!!!!何あの可愛さ!!!!!!!!!!!!

なっちは1981年生まれで今年33歳、1983年生まれの私はちょうど同世代になるんですが何がすごいって、あの人もんのすごい肌つるつる。
あとステージという事を考慮しても、本当に加齢のかけらが見当たらない。

私同性だからわかります、動いてる状態で全方向ずっと可愛いままの30代を、人は奇跡と呼ぶ。

なっちから「Smile」が唯一消えた瞬間

今回のツアータイトルは「皆の心が笑顔になるような歌を届けたい」という願いの元、安倍なつみ本人によって「Smile」と名付けられました。
実際のライブでもその言葉通り、安倍なつみはずっと笑顔で歌を歌います。

ただ北海道公演では、安倍なつみからその「Smile」が一回だけ消える瞬間がありました。

急遽メニューにはないナンバーを歌わせていただきました。

"on my own"♪
(「LiveLiveLive!!。」 / 安倍なつみオフィシャルブログ)


『On my own』はあの有名ミュージカル、「レ・ミゼラブル」の劇中歌。
実は安倍なつみは、グループ卒業後の2008年頃からミュージカルへとその活躍の場を広げ、近年では舞台女優として、新たな支持を獲得し始めています。

…しかし彼女の出身地、北海道では、舞台女優としての安倍なつみを見られる機会がなかなかありません。
そこで「今自分が頑張っているものを、地元の人たちに見てほしい」という言葉の元、開演直前に歌う事を決めたのが以前彼女が本田美奈子.さんのメモリアルコンサートで歌った『on my own』でした。
この曲はエポニーヌという女性の、叶わぬ恋心を歌ったものです。

なっちが話していた通り、北海道に住んでいる私は、今まで一度も安倍なつみのミュージカルを観に行ける機会がありませんでした。
北海道のあの会場で、そんなファンは私以外にも、やはり確かにいたと思います。

凄かった。本当に凄かった。
私たちが知らない今の安倍なつみの姿。
曲が始まると、ライブハウスが一瞬で彼女が立ってきたその舞台に変わりました。
そして安倍なつみから、笑顔が消えた。

その直前、「仕事以外でも、時間があればミュージカルを観に行く」と話していた安倍なつみ。
そこには自らの夢を今も追い続ける、生き生きとした人の輝きがありました。

* * *

今回のライブ、本当に楽しくて、聴きごたえがあって、言葉通り「夢のようなひと時」でした。
でもたったひとつだけ、本当にもったいないなって思った事があって、それは会場のファンの中で、女性の姿があまり見られなかったということです。

今の安倍なつみは、素晴らしいアーティストへと成長を遂げています。
そして今の彼女が歌うメッセージには、当時なっちに憧れていた私たちが成長した時間と同じだけの、一人の女性が歩んできたその人生が確かに存在していました。

今の安倍なつみは、男性ももちろんですが、安倍なつみと共に育った同年代の女性にもっと聴いて、見てもらいたいです。

ちなみに私(30歳)が一番涙腺に来たのは、彼女が25歳の時(2007年)に発表した『25〜ヴァンサンク〜』という曲の歌詞を新たに書き直した、『33 ~Smile Life~ 』という曲を聴いた時でした。

生まれてきた意味 見つけたくて 夢を叶え
進むは簡単には いかないけれど いつか 辿りつける

時には孤独が 胸締め付け 切なくなる
でも迷いはしない すべて抱きしめ 私のまま 歩き続けていく


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