小娘のつれづれ

一人で自分の”好き”を追いかけています。

「黒髪をラテンになびかせ、大胆に夏の恋を憂う。寺嶋由芙『カンパニュラの憂鬱』」

☆2014.8発売
☆寺嶋由芙の2ndシングル
* * *


ソロアイドル・寺嶋由芙の2作め。
2014年2月のソロデビューから彼女を取り巻く環境は一気に変わり始めていて、所属事務所の決定、TOKYO IDOL FESTIVALやROCK IN JAPAN FESTIVALへの出演、そして今作はメジャーレーベルのユニバーサルミュージックなどのバックアップを受けて発売!!



MVを初めて見たときに抱いたのは、『…こうきたか!!』という感触でした。
というのも、ライトな層にとっては、やはり前作の「 #ゆーふらいと」がアイドル・寺嶋由芙のイメージで。
そして従来ならば、2ndはまだそのイメージを固めていくような段階です。

でもゆっふぃーは、いきなり真逆に振った。
黒髪をラテンになびかせ、大胆に夏の恋を憂いた。



「ソロになってから特に思うのは、グループだったらそれぞれのメンバーの"色"を出していけば個性のあるグループになれるけど、一人しかいないので"担当"とか言ってる場合じゃないじゃないですか(笑)
だから自分で色んな面を見せていかないといけないなっていうのはあるんですけど、なんか自然とこういう風になってますね。

「2ndシングル「カンパニュラの憂鬱」インタビュー」 / ガチ恋! -ガチで恋した音楽サイト-)

2014年のアイドル界では少しずつソロアイドルに復権の動きがあって、それはグループアイドル時代に生まれ落ちた彼女たちが、より自らの感覚を研ぎ澄ませ光を放とうとしているから。
そしてアイドルとしてもそうなんですけど、それ以上に、私は寺嶋由芙という人の表現活動に、とてもワクワクさせられてしまうのです。


こういう出会いは、例えひと夏の恋だったとしても、ずっと胸に残るもの。

「永遠は誓えない愛情を受け止めてくれますか?」


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