小娘のつれづれ

一人で自分の”好き”を追いかけています。

「SMAP×27時間テレビは紛れもなく「あの頃の未来」だった」

すみません。今日は本当にただただ私的な文章を書きます。


実は森くんの脱退会見が行われるちょうど1か月前、12歳の私は、SMAPのコンサートを見に行っていました。
その時行われていた「Smap Spring Concert 1996」。
このコンサートツアーではMC内に質問コーナーがありました。
指名された客席のファンがマイクでSMAPに直接質問ができる、そのような内容の企画でした。

1996年4月、私の行っていた北海道公演の質問コーナーで、指名されたファンはステージのSMAPに突然こんな質問を投げかけました。

「森くんがSMAP辞めるって本当ですか?」


当時子供だった私は知らなかったのですが、3月末の時点ですでに一部では森くんのオートレーサー受験報道があり、それをうけてファンは質問したようでした。
そして同じように噂を耳にしていたファンも多かったらしく、質問が出た瞬間、会場全体が少しざわつきました。

次の瞬間、SMAPはとっさに口を開きました。

「こういう場だから、違う質問にしましょう」


冗談ぽく、あくまでも穏やかに、違う質問を促したステージのSMAP。
その2か月後、ファンに何も言えないまま、見せられないまま、テレビから6人組のアイドルグループSMAPは姿を消しました。

…それから18年後、30歳になった私は、テレビを通じてあの時ステージのSMAPが何を思っていたのかを、やっと初めて知りました。

「森くんが辞めるっていった時に中居くんが僕に「解散しようか」って言ったのが(SMAPの解散を考えた)1回目です」

(2014.7.27 / 27時間テレビ / 香取慎吾)


「SMAP森且行」が最後に送ったこの言葉を、グループは今までずっと、背負って走り続けてきました。

「ずっと一番でいて欲しいね。絶対に。」

(1996.5.29 / TK MUSIC CLAMP / 森且行)


テレビから生まれ、テレビと共に育ってきたSMAP。
時代が変わったと言われる現代、それでも彼らが全国民の視線を背負ったのは、「彼ら自身にテレビの力を信じ続ける理由があった」からなのだと思います。
そして違う道を選んだ森且行にもやはり、その力を信じ続ける理由がありました。

「SMAPのメンバーであったということを常に誇りに思っててください」

(1996.5.29 / TK MUSIC CLAMP / 中居正広)


18年の月日を経て、2014年のSMAPが限界を越えた先に最後にテレビで映したものは、
あの日テレビから突然消えてしまった、6人のアイドルグループSMAPの未来でした。


* * * * * *


2014年、グループ解散をテーマにしたドラマの中で、18年後の香取慎吾はふとこうつぶやいています。

SMAPじゃなくなったら僕は誰になるんだろう


あの時テレビを見ていた誰もがきっと答えることのできなかった、SMAPという人生の問い。
その問いに答えられるのは、過去も今もそしてこれからも、やはりこの世界でSMAPしかいないのだと、18年の月日を重ねて今回はっきり感じる事ができました。

「SMAPは、SMAPじゃなくなったら一体誰になるんだろう」

「SMAP。僕の友達は5人以外にいません」

(2014.7.27 / 27時間テレビ / 森且行)


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