こんにちわ。
20歳の私は成人式へ行かずにバイト行ってる頃ですね。
今の私はあなたの未来になるんですが、10年後の今日、20歳の私が一番知りたいであろうメッセージを送ります。
「30歳の私が伝えたいこと」
* * *
貯金はほんと大事
いきなり生臭い話だけど、貯金はほんと大事。
20歳の私はまだ実家住みの学生だから、そんなに実感ないだろうけど、特に社会人になったあたりから、金銭管理の大切さは痛感し始めます。
とにかく金がかかったのが車と結婚関係。
あと独身の時は、引っ越しする度に毎回喉から手が出るほど貯金残高が欲しかった。
それから25歳以降は人の結婚式に呼ばれる事もかなり増えるので、ご祝儀とか。
…いきなり最初からめっちゃ世知辛い話をしてるように見えるけど、きちんとした金銭感覚を身につける事は、周囲を支えられる大人になれるという事でもあったんです。
具体的に私は、母親が困っている時に助けてあげられた事がこの10年で一番嬉しかったよ。
感情だけじゃなくそういう面でも人を支えられるようになると、やはり成長と自立を感じました。
とにかく少額でも貯金は今すぐ始めてくれ!
みんな失敗に出会う
20歳からの10年に立ちはだかる一番大きな壁は、「失敗」です。
もちろんそれまでにも色んな経験をしてきたと思うけど、この先にあるのは、『どうにもならない失敗』。
大人の失敗は理不尽なだけじゃなく、取り返しがつかない事もある。
20歳の私に必ず知っておいてほしいのは、それは皆が経験するという事。
そしてあくまでも通過点だという事。
先輩も上司も憧れの有名人も親だって、実はみんな失敗を経験して生きている。
…今書いている事は3日もしたらすっかり忘れられる話だと思うけど、もしこの先思い出す時がやってきたら、自分は一人じゃないんだと思ってください。
ちなみに30歳の私は最近この歌がほんとしみじみ感じ入ります。
幾千もの 幾千もの 星のような 雲のような
「どこまでも」が いつの間にか 音を立てて 崩れるさま
(星野源『地獄でなぜ悪い』)
年上という人たち
あと、これは20歳の私も割とぼんやり思ってた話だけど、やっぱり年上の人が話してる事って、未来の自分が伝えたい事と大体一緒です。
実際聞いてる当時はピンとこなかった話が、その年齢になった時に、実感として助けてくれる事って結構あった。
そして何より、年下がそれに気づくと強いんですよ。
だってその人にとってはこれからの「未来」なんだもん。
いくらでも、変えていける。
だからこの気づきは、早ければ早いほど身を助けるよと伝えたい。
もちろん全てを鵜呑みにするのではなく、できれば複数を自分できちんと咀嚼してください。
これはもちろん30歳の私も変わらず心がけていく所です。
* * *
最後に。
なんで20歳のあなたが今日成人式に行ってないかを私は知っています。
『地元の友達に会えなかったから』、だよね。
今のあなたが抱えているいわばコンプレックスのようなもの、それ、その後かなり技術が進歩して、10年後はもうどうにでもなってるよ。
そう、未来はどうにでもなるんです。
そしてそう言い切れるようになった力を得たのが、まさに10年前の今日、成人を迎えた時でした。
だからみんなこう言うんだと思います。
「ご成人おめでとうございます」
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