「ハロプロ楽曲大賞2013のまとめ(展望もあるよ)」に引き続き、今日はアイドル楽曲大賞の方も振り返ってみたいと思います。
ほんとは1記事で終わらせるつもりだったんだけど、やっぱ長くなったので分割。
今回はメジャーアイドル部門についてです。
こっちはノミネート対象がむちゃくちゃ多いので、気になるところをちょっとずつピックアップする形にしました。
「トップ5について」と下位の「注目グループ」、それから「ランキングの気になる動き」についてざっくり。
※楽曲タイトルをクリックするとYoutubeで視聴できるようになっています
※アイドル楽曲大賞2013の公式サイトはこちら
- アイドル楽曲大賞2013 トップ5
- アイドル楽曲大賞2013 注目グループ
- 気になる動き
- 中堅グループの推移
- 大手アイドルグループの楽曲大賞2013(最高評価曲)*4
- 2013年初登場 *5
- 2013年トレンド
- 2013年解散
アイドル楽曲大賞2013 トップ5
第1位 AKB48『恋するフォーチュンクッキー』
実験的意味合いも強かった初回(2012年)の投票傾向が改善され、その上で文句なしの逆転満塁ホームラン。知名度的にもこれが順当だったと思います。
ただ年間通して見ると、やはりシングルは徐々に一般浸透度が弱くなってきてるのがちょっと心配。
ついに大島優子卒業も決まった2014年は、ブレイク後一番の頑張りどころ。2012 最高73位 『上からマリコ』
2011 最高21位 『フライングゲット』
2010 最高4位『ポニーテールとシュシュ』
第2位 Negicco『アイドルばかり聴かないで』
2012年のトマパイ投票層を、2013年はNegiccoがうまくつかんでった印象。
実際1年通してかなり楽しませてもらったので、こちらも順位に文句なしです。
11年目がどう動いていくのかは、T-Palette Records次第!2012 最高9位 『あなたとPop With You!』
2011 最高149位 『ガッター! ガッター! ガッター!』
2010 最高43位 『スウィート・ソウル・ネギィー』
第3位 乃木坂46『君の名は希望』
『君の名は希望』はとにかく歌詞が素晴らしかったなぁと。
プロデューサーとしての威信が恋チュンなら、作詞家としての矜持はこの曲にあった!
センターをがんがん入れ替えた効果が2014年、メンバー内にしっかり出てくれればまだまだ上にいけるのでは。2012 最高46位 『ぐるぐるカーテン』
第4位 私立恵比寿中学 『誘惑したいや』
2012年はデビュー年(ご祝儀投票あり)だった事を考えると、2013年のこのポジションはきちんと評価されるべきで、力もしっかり備わってるという事。
ていうかたむらぱんが凄い。果たしてメンバーの入れ替わりは今後の楽曲にどの程度影響を及ぼすのか?2012 最高3位 『仮契約のシンデレラ』
第5位 でんぱ組.inc 『でんでんぱっしょん』
でんぱ組は2012年からさらに二伸びくらいしたのが凄かった!
実は楽曲傾向はそんなに変わってないんですけど、順位見比べるとやっぱ『W.W.D』の存在が異質ででかかった。
そしてここはスタッフの動き方もちょっと異色。武道館の後をどう練ってるのか注目したい。2012 最高13位 『キラキラチューン』
2011 最高118位 『Future Diver』
アイドル楽曲大賞2013 注目グループ
おはガールちゅ! ちゅ! ちゅ! 最高9位 『夏サンキュ!!!』
おはガールちゅ! ちゅ! ちゅ!は2014年3月で卒業が決定済]。
歴代で1番ドルヲタ方面の展開も見事なグループでした!2012 最高7位 『こいしょ!!!』
BiS 最高10位 『Fly』
楽曲の評価は相変わらず安定しているBiS。
ここがほんとに解散となったら、以降の楽曲大賞のラインナップも大分変わりそう。東京女子流 最高14位 『Partition Love』
2011年第1位の実績を持つ女子流は、2013年で若干持ち直し *1。
『Partition Love』は元々2013年に配信限定で発表された為、今回のランキングに登場したのですが
2014年2月に改めてシングルでの発売も決まりました。2012 最高20位 『Bad Flower』
2011 最高1位 『鼓動の秘密』
2010 最高6位 『おんなじキモチ』
HKT48 最高32位 『メロンジュース』
シングルA面縛りでいくとAKBグループ内では、恋チュンに次ぐ高順位がHKT48の『メロンジュース』だったんですよね。
誰がやってるのかわかんないけど、曲の決め方とか後ろがちょっと聡明な匂いがします。個人的に今年は結構注目しておきたいポジション。2013 次点36位 『スキ! スキ! スキップ!』
lyrical school 最高34位 『PARADE』
2013年のアルバム「date course」が今年、音楽好きのブロガーさんあたりにやたら評価されてました。
T-Palette Recordsの人がそれを見てないわけないので、ここから2014年の掘り方は相当大事でしょう。2012 最高66位 『そりゃ夏だ!』
2011 最高32位 『プチャヘンザ! / tengal6』
ももいろクローバーZ 最高49位 『GOUNN』
近年の楽曲大賞におけるももクロはまじで参考記録という見方でいいと思うんですが(参加層的に不利なんです)、直近のGOUNNでまた少し楽曲制作の空気が変わったのが、2014年ちょっと注目。
2012 最高31位 『DNA狂詩曲』
2011 最高9位 『ミライボウル』
2010 最高1位 『行くぜっ!怪盗少女』
気になる動き
<上昇or安定組>
今年から一部のアップフロント勢(非ハロプロ所属)が投票できるようになり、勢いも合わせて上位に来ているのと、2位のNegiccoも所属しているT-Palette Recordsの所属アイドルが、全体的に上昇傾向となっています。
地方勢はももクロの妹分で名古屋を拠点としているチームしゃちほこや、仙台発のDorothy Little Happyがじわじわと。
アイドルカレッジ、palet、Doll☆Elementsはそれぞれ2013年のメジャーデビュー組。Dorothy Little Happy
2013 最高20位 『GET YOU / BiSとDorothy Little Happy』
2012 最高51位 『Life goes on』
2011 最高2位 『デモサヨナラ』
2010 最高79位 『ジャンプ!』
さくら学院
2013 最高23位 『My Graduation Toss』
2012 最高6位 『FRIENDS』
2011 最高24位 『プリーズ! プリーズ! プリーズ! / さくら学院バトン部 Twinklestars』 *2
アイドルカレッジ
2013 最高46位 『YOZORA』
2012 最高63位 『雨のち晴れ』
2011 最高204位 『二人の未来』
2010 最高142位 『恋なのです / B.L.T.アイドルカレッジ1期生』
THE ポッシボー(※ハロプロ楽曲大賞とダブルノミネート)
2013 最高8位 『全力バンザーイ! My Glory!』
2012 ハロプロ楽曲大賞 最高30位 『永遠ファイヤーボール!』
2011 ハロプロ楽曲大賞 最高100位 『幸せ花火ゴッゴッGOーッ! ~ぶちのめせ! 大ピンチ!~』
2010 ハロプロ楽曲大賞 最高79位 『LOVE2 パラダイス』
2009 ハロプロ楽曲大賞 最高55位 『幸せの形』
2008 ハロプロ楽曲大賞 最高37位 『いじわる Crazy love』
中堅グループの推移
2010年前後、『アイドル戦国時代』にデビューや人気を上昇させたグループもそろそろ活動期間が中堅の域に達し始めています。
ハロプロ楽曲大賞の一部門としてアイドル楽曲部門が立ち上がったのも2010年ですが、その頃上位を賑わせていた各グループは、新勢力にちょっと押され気味。
(これは自分も含め、ドルヲタの習性的に仕方ない部分の方が多いのですが…)各グループが軒並み順位を落としている中で、唯一前年より上昇に転じたのがbump.y。
bump.yは2013年からNONA REEVESの西寺郷太さん *3 が楽曲制作に参加しており、その変化が順位に繋がったのかもしれません。
(※CDデビュー年はメジャー・インディーズ関係なく、1stシングルをリリースしたタイミングで記載)
大手アイドルグループの楽曲大賞2013(最高評価曲)*4
2013年初登場 *5
2013年トレンド
2013年解散
恵比寿マスカッツ
2013 最高429位 『ABAYO』
2012 最高109位 『逆走 アイドル』
2012 最高132位 『スプリングホリデー』
2012 最高28位 『バナナ・マンゴー・ハイスクール』
最初ざっくりって書いてるのにやっぱ全然ざっくりじゃ済まなかった!!すみません!!
今年はメジャーとインディーズ&地方で部門が分かれ、ランキングの形がだいぶ整ってきました。
とりあえずメジャーは上位をかき回すほどのむちゃくちゃな組織票があまりなく、割と穏当なランキングになったのではないでしょうか。
(しかし組織票やる人ってなんで皆こぞって本名でくるんだろう)
今年のメジャーに関してはとにかくAKB系列の良曲がちゃんと上に行ったのが嬉しかった。
このランキングが整ったところでアイドル自体に特に利益があるわけじゃないんだけど、いつも一人でアイドル追っかけてる身としては、年1で例え在宅でも同じ趣味の人とわいわいやれるようなこのイベントがすごく好きなんですよね。
だからこそ、なるべくガチのファン投票であってほしいし、いい楽曲こそちゃんとみんなに知ってほしい、聴いてほしい。
そういう意味で、今年のメジャー部門はなんだかすごく満腹感の高い催しでした。
その他、アイドル楽曲大賞2013(メジャーアイドル部門)の全結果についてはこちらでご確認ください!
(あとインディーズ&地方の方まとめたらこの話終わり)
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