小娘のつれづれ

一人で自分の”好き”を追いかけています。

「アイドルを否定したいアイドルファンたち」

ももクロが売れて以降、「アイドルを否定したいアイドルファンたち」の話は、色々とつきません。

アイドルを応援する理由は、基本的にはどんな形でもいいと思っています。
例えばアイドルの歌う楽曲がロックだったから、メタルだったから、そういう入口から始まった応援も、誰にも邪魔されることのない自分の大事な「好き」の1つだと思うんです。

でも、一部の人たちが言う「アイドルを超越していること」って、ちょっと中身が違うじゃないですか。
「アイドルとアイドルファンのネガティブな関係性を超えた」
「消費されるアイドルの枠を超えた」

一体誰が、アイドルとファンの関係性や存在は「消費されるネガティブなもの」と決めたんだろう?


drifter-2181.hateblo.jp


私、人間の中の本当に好きな気持ちって、そもそも「恥ずかしい」って感情が介入できない領域に発生するものだと思うんです。
もちろん、その人の環境によって、家庭内で/学校で/職場では言いにくい、という事情はあります。
ただ、自分自身の気持ちの中にまで、外部基準の「好き」の制約は必要あるんですかね?
なのに、そこに無理やり入ろうとする外野の”ネガティブ”な感情。

私が疑問に思っているのは、その感情を心で抱くだけにとどめず、今目の前のことを頑張っている人たちに対し、「ファン」がどうして行き当たりばったりに投げつけるのか、ってことです。

それは「あんなもの」という評価を下した自尊心の、ただ迷惑な押し付けに過ぎない。