最近改めて考えているのが、AKBってどういう箱なんだろうという。
もちろんAKBはまだ調べ始めたばかりなので、超仮説でしかないんだけど、娘。(=ハロプロ)が「芸能育成コンテンツ」なのに対し、AKBグループは本当に「学校」的だなぁっていう。
改めて色々見てみると、劇場という学校があって、チームというクラスがあって、社会(芸能界)を体験しながら考え、果ては夢(将来)をつかむ、考えるっていうものすごく学校的システムだなぁっていう触り。
SNSで演者と観客のラインが限りなく薄まった時代に、芸能育成コンテンツよりも学校的存在の方が、売れたのはある意味当然だなーって思う。
(一方で芸能育成コンテンツとしてのアイドルの維持を見せたのがももクロ)
そんで一方で、「学校」というシステム上、いつかはそこを旅立たなければならない。それは女性が長くアイドルを続けられないという事実にも直結しているから、女性が学校的にアイドルをやるって事が成り立ったんだけど、問題もそこ。
『上が居座ってるとか下が出てこないとかの前に、学校なんて桃源郷いつまでも続くんか。』
もういっかいいう、AKB系列のエグい所は、学校のような桃源郷を作っているのに、誰もが『学校なんて桃源郷いつまでも続かない』って勘付いているところだ。
ブレイクの当分前から漂っていた、プロデューサーやAKB自身が感じてるっぽいAKBというグループの先の見えなさって、こういう事だったのかなぁとちょっと思ったのと、国民的に集まった人たちがそのへん何割くらい見つめて応援してんのかなと思った。