☆2013.8発売
☆「AKB48 32ndシングル選抜総選挙」で選ばれたメンバーによる、AKB48の32ndシングル
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さて、いよいよアイドル楽曲大賞の投票開始前、ラストのレコメンド更新になります! *1
最後に持ってきたのはこちら、恋するフォーチュンクッキー。
ポニシュから3年経過し、ここ最近のAKBはさすがにちょっとシングルの方向性が迷走しちゃってたんですが、指原1位の総選挙で悲痛なドキュメントを見事に「お祭り」へと進化させ、そして見事な逆転満塁打!
これをやってのけたあたり、さすが現世代の女王といったところです。
で、私がなぜこの曲の更新を最後に持ってきたかというと、
この「恋チュン」に関しては現国民的アイドルが放った名曲という事もあり、ほんと色んな感想を目にしたんですが、その中で、いくつかこんな表現でこの曲が評価されているものを読みました。
『アイドルヲタの前評判は良くなかったけど音楽好きには好評』
『アイドルヲタはヲタ芸が打ちやすい曲なら何でもいいのだろう』
これを書いた人たちは、よく読むと皆「音楽通」の方でした。
確かに、良い音楽を生み出そうとする人が、自らの造詣を深めていくのはすごく自然なことです。
そしてそれをきちんと評価するために、リスナー側が同じようにその音楽性を高めていくのも、音楽にとってはすごく自然で、そして大切なことだと思います。
ただ、そのやりとりの過程で、追いついてこなくなった人たちを、「わかっていない」という言葉で音楽は切り捨てるべきなのでしょうか?
私はアイドルのライブに行くと、客席を見るのが好きです。
アイドルのライブには本当に色んな人が集まっていて、皆思い思いに楽しんでいるのですが、たまに合唱時にシャレにならないレベルで音を外してる人がいます。
コールやジャンプ時に、1公演通じてほぼ全部ズレてるというリズム感皆無の人もいます。
きっと通の世界では、その人たちは笑われるし、切り捨てられます。
知識がない、造詣がない、知ろうともしない、「わかっていない」から。
しかし今この日本には、”わかっている人たち”が音楽論という評価で切り捨てた人さえも巻き込んで、皆が平等に身を揺らし、歌に聴き入り、時には手拍子で参加すらして楽しんでいる、そんな音楽が確かにあります。
それが「アイドルの音楽」です。
アイドル楽曲大賞は、きっと音楽好きの納得するようなランキングにはならないと思います。
高い音楽性を内包した楽曲と、小中学生アイドルのノリ重視な代表曲が普通に接戦を繰り広げます。
それを見たら皆さんはまた、私たちの事を「ヲタ芸さえ打てればなんでも良い人たち」と嘲笑するのかもしれません。
「わかっていない人たち」であると。
でもいつも、アイドルを入口にして思い思いに体を揺らしてる客席を見ると、思うんです。
やっぱ音楽の本質って、本当は知識や肩書じゃない。
いつだって可愛いコが 人気投票1位になる
プリーズ プリーズ プリーズ オーベイビー
私も見て!
というわけで、もしかしたらあなたの一票があっと驚く奇跡を起こす(かもしれない)アイドル楽曲大賞2013は、いよいよ11月20日投票開始です。
音楽好きも単に可愛いコが好きなだけの皆さんも、思い思いの投票を!
あとノーモア組織票!(※全投票者コメントページで確実にバレます)
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