☆2013.9発売
☆Base Ball Bearの小出祐介が楽曲提供を行った、東京女子流のオリジナル曲
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東京女子流×配信といえばもう1つ、そして絶対に外せないのがこの曲。
Base Ball Bearの小出さんが作詞作曲、そして女子流ではおなじみ松井寛さんが編曲を担当し、2013年9月に配信限定シングルとして発表。
まずAメロだけで相当ヤバい。特にあの10代の滑舌で「かぎかっこ」言わせたあたりはかなり評価されるべき。
あとそこを「~私です」で回収してるのも相当いい。
ありそうであんまないように思う、そういう上品なしまい方。
でもやっぱこの曲のキモは「ねぇ先生」なわけで、そこに続く言葉が「私の知らないことを優しく教えて」
小出さん、あんた漢だ!!!!さすが都会っ子純情の矢島舞美をコマ送りで視聴して酒が飲める男!!!
…っていう(半分本気の)冗談は置いといて、倫理観うんぬんもひとまず抜きにして、
この「10代の女子生徒が先生へ抱く恋心」の風景は、必ずどこかで生まれているものだと思うんですよ。
今も多分進行形で、この日本のどこかで存在をしているはず。
息を潜めて。
AメロBメロがすごく丁寧に描かれているから、けして下世話に落ちる事なく、その言葉を持ってしても「Partition」のこちら側で息を潜めている鼓動が、純なまま保たれている。
(とはいえ、やっぱ20代成人男性がぶっこむにはほんとギリギリのラインだったとは思うけども)
しかもこの曲がニクいのは、その後も「パパにもママにも教わっていない事教えて」「子供じゃいられないよ」と散々煽ってるように見せて、最後をこれでオトす。
ねぇ先生 この壁が何の為にあるのか教えるね
誰にも聞かれちゃわないように 小さい声で伝える
Partition Love
これ、AKBがやるともっと生々しくなるし、ハロプロではまずハナからできない作品なんですよ。
かといって他運営が安易に真似ると火傷する。
音楽制作にしっかり腰を据えられる環境で、なおかつ10代女性アイドルという存在に相当造詣が深くないとここまでうまく扱えない。
これは東京女子流にしかできない楽曲だし、今年の女子流ではNo.1だったと思います。
<2014.2追記>
2014年2月に改めてシングル化されました!
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