今も、すごくドキドキしています。
何の気なしに見ていたフジテレビ開局55周年記念特別番組、「SMAP GO!GO!」。
目的は『古畑任三郎 VS SMAP』の続編だったんですけど、その後の最後の最後に、どえらい映像流れたと思った。
中居「SMAP GO!GO!という事で、55周年のフジテレビと関西テレビ。さぁ今回はフジテレビの昔の映像や、昔のボクらとコラボして、こちらの歌を届けたいと思います。」
”デビューの頃のSMAPに会いたいなぁ…”
”昔、大好きだったあの番組にも出演したいなぁ…”
そんなテロップから始まる、最新曲「Joy!!」。
『あの頃の僕らを思い出せ出せ』というサブタイトルがついたこの映像は、出だしの香取が<欽ちゃんのドンとやってみよう!>の世界に入り込む所から始まる。
「♪生真面目さんはごくろうさん」と、スーツ姿の萩本欽一に歌いかける香取。
次の場面では香取と草ナギが<なるほど!ザ・ワールド>に出演。
愛川欽也、楠田枝里子の進行を、解答者席から眺めている。
中居・木村・稲垣は<オレたちひょうきん族>に出演。
中居と稲垣は熱々のおでんをつつきながら、ビートたけしと片岡鶴太郎のやりとりを見守り、木村はタケちゃんマンとブラックデビルの対決に立ち会う。
サビでは、5人揃って<夜のヒットスタジオ>に出演。
小泉今日子から番組名物のOPメドレーを受け取り、1本のマイクでアピール。
そしてその先、SMAPが出演した<夢がMORIMORI>をきっかけに、2番は過去のSMAPの映像へ…
っていう流れの映像で、
特に1番のくだりが、正直すごくて。
* * *
なんというか、やっぱどう考えても、世間がテレビに注目する時間というのはだんだん減っていってて
もしかしたらSMAPは、最後の『テレビが産んだ国民的スター』になるかもしれない。
そんな彼らが、テレビに力があった時代の”あの頃の僕ら”に会いに行っている風景が、まずすごくグッときて。鼓動が早くなった。
あとやっぱり、そういうのは、SMAP自身が一番よく感じているんだろうなっていう。
テレビには確かに力があって、時代が変わっても先人が落とさずに繋いできたバトンみたいなものがあって、それを今SMAPが持っていることを、きっとSMAP自身が一番よく知っている。
…これを書いていてなんとなく、ザ・ドリフターズのリーダー・いかりや長介が亡くなった時の事を思い出した。
365 :名無しさん@恐縮です :04/03/21 01:41 ID:0bvbT0tj
7時から昔話みて7時半からクイズダービー
(だいたいこの時にばあちゃんが部長刑事を観たがってたな)
そして8時からは全員集合、楽しみだったよなー
9時はGメンを少し観て寝たふりしながらウィークエンダー始まるのを待ってた
(ガキだったから本当に寝てしまい夜中に目が覚め
子供ながらに激しく後悔したのを覚えてる)
あの頃ほとんどの家はテレビが1台しかなくて子供部屋も無かった。
チャンネル争いしながら親父の強さに尊敬もしてた。
そんな自分も今では結婚もして子供もいる。
チョーさん亡くなっていろんな事、思い出しちゃうよな。
30代半ばの奴には特にツライことかもね
今夜は昔を思い出していつもより念入りに歯みがくよ(【ドリフ】2ちゃんねらに見るドリフと土曜と思い出の原風景【チャンネル回し】)
今やテレビが一人一台、それどころかみんなが自分の部屋にこもってインターネットを見るような時代になったけど、いくら「テレビを見なくなった」と言われても、いくら時代が変わったと言われても、
テレビには最後までテレビの力を信じ続ける理由がある。
だからきっと、SMAPはSMAPをやり続けてる。
”あの頃の僕ら”と対峙しているSMAPには、全国民の視線をたった5人で背負う覚悟がある。
…これをさー、アイドルだからこそ歌える『Joy!!』の世界観に乗せて流すもんだから、またグッときてしまうんです。
”どうにかなるさ人生は”
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