小娘のつれづれ

一人で自分の”好き”を追いかけています。

「攻め気のリリース。ひめキュンフルーツ缶『バズワード』」

☆2013.3発売
☆愛媛のご当地アイドル、ひめキュンフルーツ缶の8thシングル
* * *

最近すっかり気になっているひめキュンです。
前作からわずか2か月で次のシングルリリースと攻め気!

前作ではまだアイスクリ-ムに憂いをかけてた彼女たちですが、今回はど直球。
もう歌詞だけじゃ一般人が”ひめキュン”という名前と結びつかない言葉だらけ!

『不甲斐ない世界をののしって 不感症だらけのこの心』
『不平不満の惰性ゆられ 憂鬱と鬱屈霧散』


これ、実は元々ひめキュンと繋がりの深い「ニッポリヒト」のカバーだそうです。
ただ、原曲はものすごくいいんだけど・・・

それをひめキュンが表現するのは、ん?ってなっちゃう。



同じくニッポリヒトのカバーで、モンスターという言葉がハマった「例えばのモンスター」や、アイスクリームでアイドルとの線を繋いでいた「キラーチューン」に比べると、前向きなメロディ×『衝動』『不感症』『憂鬱』『鬱屈』の並ぶ歌詞×ひめキュンの少女歌唱が、完全に喧嘩しちゃってる感。

ひめキュンを見てると、「地方で熟成される都会への強烈な自己意識」ってすごくロックになりうる素材だなぁと思ってるんですけど、

軸がいまだ地方にある少女たちのそれが乗っかるのは、『通勤電車』じゃない気がするんですよ。
どっちかというとこれはやっぱり、ニッポリヒトのような”上京した人のロック”で、それがあべこべな感じを受けてしまうのかなぁ、って感想です。

ごめんなさい、これあんまり<レコメンド>じゃないね。
でもちょっとこれはメモ的に、残しておきたいのと、むしろ今回は原曲がすごく良かった。(PVも)
そういう意味でのオススメというPUSHもしたい。


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