小娘のつれづれ

一人で自分の”好き”を追いかけています。

「引き出されたロビンの自然な歌声に驚き。THE ポッシボー『なんじゃこりゃ?!』」

☆2012.8発売
☆ビクターエンタテイメント移籍後初、THE ポッシボーの6thシングル
* * *

ポッシボーは2012年後半から急激に息を吹き返しましたねー。
ハロプロ楽曲大賞2012でも、30位の「永遠ファイヤーボール!」を筆頭に多数の楽曲がランクインしてきた事がその象徴かと思います。
(※2011年はランクインがわずか1曲、というか全体でたった3票という結果だった)

そしてその転機は間違いなく「ビクター移籍」にあったと思うのですが、これはその、ビクター移籍第一弾シングル。



この曲で最初に驚くのは、「ロビンが自然だ!」ってとこ。

っていうのは、以前- Family~旅立ちの朝~の感想を書いた時に触れたんですけど、特にフロントメンバーのロビンという子は、つんく楽曲とかなり相性がいいボーカリストで、それゆえに、ポッシボーは自然と「つんく楽曲をかなり濃いテイストで提供できるグループ」だったんです。
まぁつんくPのテイストが濃厚に投影されると、どうなるかっていうのは色々賛否両論あったわけですが…

何はともあれそれがビクター移籍によってつんくと少し距離を置ける事になり、引き出されたロビンの自然な歌声。
これってまさに「なんじゃこりゃ?!」であり、「ヌード」なのです。

そもそも高いスキルを持ち合わせながら、対外的にはほぼオワコン扱いだったポッシボーをしっかり引き抜いて、きちんと解析をした上にアイドル戦国時代の末端にぶつけ始めた時点で、ポッシボーに今関わっているビクターの中の人は相当やり手なのかもしれません。
そこまで考えちゃう。

以前ここで触れた、2013年が”アイドル本格派時代”なのだとすれば、スキルある、遊びもできる、(今AKB以外は層が薄い)女子大生世代である、というポッシボーは
もっと伸びてもおかしくないですね。

なんだかエルダ解体以後、今一番メロンに近いのもポッシかもしれない。
メロンに乗り遅れた世代の皆さんは、ポッシボーで追体験するのも面白いと思います。


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なんじゃこりゃ?!

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