一昨日、2012年の中古屋納めに行ってきました。
そこでこの年の瀬に、ついに巡ったこのタイミング。
「アイドル中古屋雑記 その5 AKBの小さな変わり目」
「真夏のSounds good !」 200円
・・・この200円という値段付け、
すごく小さい事ですが、実はすごく大きな意味を持っています。
先に前提として、中古市場での「人気作」の最低値は、大体900円。
基本的に発売半年以内の人気曲は、この値段は割りません。
発売1年をすぎると、徐々に値段は下がっていきますが
買い手がそれなりにつく有名曲であれば、700円あたりは維持します。
中古市場で「過去作」に認定されるのは、大体発売1年半後くらい。
普通のCDはそこで初めて、500円を割って、ゆるやかに105円に近づいていくのです。
その中で、真夏のSounds good !につけられた200円。
しかも今年の年間シングル売上1位の作品。
* * *
・・・もう少し補足で書いておくと
AKBのブレイクをポニシュとしてこの2年、
中古市場でAKBシングルの値段が著しく崩れる事は、一切ありませんでした。
ミリオンが当たり前になってきたBeginnerあたりから、在庫こそ増加したものの
どんなに同タイトルが並んでも、最低ラインは1枚4〜500円。
一般層、=非ドルヲタの市場の中では、ある程度
「それなりに値段をつけても、AKBのシングルは買い手がある」
という”国民的人気への信頼”が熱を保てていたように感じられます。
しかし、2012年の年の瀬に、コップの水はついに溢れた。
・・・さらにいえば、先の店頭で、
200円になっていたのは「真夏のSounds good !」だけではありませんでした。
「フライングゲット」も。
「Everyday、カチューシャ」も。
今年の上半期まで約3年、ずっと崩れる事のなかったAKBの防壁が、
ついに大きく動き出した。
* * *
ここ2ヶ月くらいの更新でもちょこちょこ言ってますが
2013年はいよいよアイドル戦国時代の大転換期になりそうだなー、とすごく感じています。
アイドル自身の変化もそうですが、
中古屋という一般層の末端でも、はっきりと変動が始まっている事をこの年末に感じました。
もしかしたら、AKBあたりは2013年が一番面白くなるかもしれない。
・・・とりあえず自分もここでついに、AKB関連の作品を色々集め出そうと決意。
とりあえずシングル3枚と、総選挙ガイドブック2012を購入しました。
総選挙ガイドブックは550円。