小娘のつれづれ

一人で自分の”好き”を追いかけています。

「私が最近とあるアイドル界隈を苦手な理由」

『ももクロがCDショップ大賞受賞「次はノーベル賞!」』

ももクロちゃんがCDショップ大賞を受賞したそうです。
それはアイドルヲタとして大変嬉しいことなんですが、この出来事に関してのくだりで、どうしてももう一言いいたい気持ちがたまりたまったのでここで言ってしまいたい。


私は基本的に女性アイドルという人たちをすごく応援しています。
ハロプロは言わずもがな、他グループでも、アイドル卒業した人でも、アイドルという浮世稼業に一番輝かしい自分の青春を投じてくれる、何よりもその姿勢にほんとに尊敬の念すら抱いてます。

・・・なんですが、実は私は最近、ももクロ界隈にすごくもやもやしたものを感じてます。
この場合のもやもやは、メンバー本人ではなく、かといってスタッフでもなく、一番感じてるのは最近急増してきた一部の”ファン”に対してです。

その一部の”ファン”たちは、ここ最近のももクロの活動を見て、口々にこう言います。

「アイドルなんか興味なかったけどももクロは好き!」
「ももクロは普通のアイドルとは違う」
「ももクロはこれまでのアイドルの枠を遥かに超えている!!!」

それまでアイドルに興味なかった人にとって、確かに今のももクロはすごく新鮮に見えるのでしょう。
この時点でもちょっと感じることはちょっとありますが、でもまぁそのへんまでは、私がとやかく言う事ではないので、ふむ、と思いながら見てたんですが

今日ついに、こんな文章を見かけました。

「昔からアイドルヲタの人とかってももクロ見てアイドルのパロディみたいに見えたりとか不快感ないんだろうか??」

おいおいおい、さすがにちょっと待て。

ももクロはパロディなんかじゃない、本当の意味で彼女たちが<アイドル>だって事を、私たちは良く知ってるんだよ。
だけど最近急増してきた”ファン”ほど、「これはパンクだ」「ロックだ」「アイドルの枠に収まりきらない」って言って、アイドルだったももクロを「アイドルのパロディ」に押し込めてしまう。
なぜ「パロディ」に押し込めてしまうかというと、その人たちの中でアイドルという響きは格好悪い、ダサイ、恥ずかしいものであるから。

推しの違いはあれど、どこのアイドルヲタも一生懸命頑張ってるアイドルに対して「アイドルのパロディ」なんて言葉は絶対使わないよ。
青春かけてアイドルやってる彼女たちに、それほど失礼な言葉はないじゃないか。

もちろん全ての人がそういう思いを抱いてるわけでもないし、新規のファンでアイドルのももクロがものすごく好きな人もいるでしょう。
てかあの発言自体にも、悪意はないと思うんだよ。
でもももクロは今までに比べて、それまでアイドルに興味がなかったり、既存のアイドルは嫌いだけどももクロは好きって人の比率が多いから、今の路線で人気が出るに従って、ああいう言葉が本気で出てきて、それが仮にももクロ界隈でまかり通ってしまったら、ももクロだけじゃなく、ももクロの次の世代のアイドルファンにも影響がいってしまいそうで怖い。

ももクロは、すごいいいグループだと思います。
楽曲も面白いし素晴らしい個性とパフォーマンス力を持ってるグループと思います。
だから彼女たちのやってる根本をファンが否定しないでください。
ももいろクローバーZは素晴らしい「アイドルグループ」です。