小娘のつれづれ

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「空気清浄機とかなら楽してやっていけそうだな」

今週のお題「私のテーマソング」


まだ残り2か月ほどありますが、最近すでに1年回想モードに入っている時があります。
2015年個人的に一番聴いてた曲を上げると、私は間違いなくクリープハイプの「二十九、三十」でした。



”報われる”とか”きっと見てる”といったようなフレーズもすごくグッとくるのですが、一番好きなのは2番Bメロの「もしも生まれ変わったなら…」から始まる四行です。歌は自身の来世を家電に、中でも空気清浄機に委ね、その理由をこう表現します。


何も言えずに黙ったまま空気を読んだ振りをして遠くから見てるだけの俺みたいだし


* * *


20代までの自分を変えたくて、私は自分の好きなこと、文章に本気で取り組んでみようと決めました。成功は何も保証されてなかったけど日々続けることで少しずつ知ってくれる人が増え、応援してくれる人が増え、この2年だけでも随分環境は変わっていったように思います。


ただ今年は、色々と難しさとも対峙してしまった1年でもありました。私がこの活動を始めたのは、自分が何者であるか、どんなことが好きだったかさえ知られないまま死んでいくのが嫌だなと心の底から思ったからでした。そしてある程度形になりはじめた今年、本格的に自分のやっていることを周囲の人へ話していくようになりました。もちろん応援してくれる人が沢山いました。だけど心底悲しい思いをしたこともありました。一番悲しかったのは、何より無形のものへの熱意や道のりを共有できると思っていた、音楽をやっている人たちに相次いで長年の信頼関係をはっきり踏まれた時でした。


私は自分の本気に向き合うことで、自分の存在価値を見出してほしかったんだと思います。特に無形のものに情熱を注ぐ人たちには憧れと何より尊敬を抱いていたからこそ、そこに入るには相応の覚悟がないとダメだと感じていた。そして小さい頃からすでに思い出が分断されている私にとっては、自分の本音を知ってもらいたいというのは大切な願いでも、そして相当の勇気がいることでもありました。


でも結局、言葉以上に先立つ光がなければ、わかりやすいきらびやかさがなければ、言うことの出来なかった情熱を”じゃない”ものとしてあからさまに避ける人がいるんだなということを知りました。


目標を叶えるたびに大きくなっていく悩みや苦しみも、結局実生活では一人のまま抱えることになってしまいました。


* * *


今正直、ちょっと苦しいなぁって時期でもあります。書くことは楽しくて、でも北海道だと共通の仕事をしている人に出会えるチャンスがないのが苦しいです。東京に住んでいたら、もっと出会えたものがあったのかなと思います。


でも北海道にいたからこそ出会えた人も、見えたチャンスもあって、結局は今自分に与えられたこの状況を、めいっぱい次のチャンスに繋がるまで走り抜くことしかないのだと思います。もっともっと仕事で東京行ける機会を作りたいし、もっともっと叶えたい目標がある。ちょっと口にするのが恥ずかしいレベルの目標もできました。でかすぎるんだけど、恥ずかしいくらいでかすぎるんだけど、いつかいけるって信じてることをここなら言える。



やっぱり孤独を支えてくれるのも、音楽なんです。



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