小娘のつれづれ

一人で自分の”好き”を追いかけています。

「一人で行ったアンジュルム ライブツアー 2015 SUMMER/AUTUMN ~FIGHTING NINE~ @札幌」

2015年8月24~25日の2日間、北海道札幌市の札幌 cube gardenにて、「アンジュルム ライブツアー 2015 SUMMER/AUTUMN ~FIGHTING NINE~」が開催されました!

11月29日にはスマイレージ時代からグループを支えた1期メンバー・福田花音の卒業がすでに決まっているアンジュルム。
彼女の卒業予定日まではまだ3か月あるものの、地方公演を含められるライブハウスツアーはこれが最後の機会となるため、今回の北海道公演を皮切りに、地方では一足早い”ラストライブ”が始まっていきます。

…もちろん北海道在住の私にとっても、地元で福田花音ちゃんのステージを見ることができるのは今回がラスト!
というわけで悔いを残さないよう、8月24日(北海道1日目)のライブに参加し、その姿をしっかり目に焼き付けてきました。

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秋の早い北海道ではすでに学校も始まっているため、今回は普通の平日ライブ2公演ということになるのですが、とにかく女性、女性、ほんとに女性の参加者が多い!!!
アンジュルムに限らずハロプロの北海道ライブハウス公演ではほぼ毎回、女性優先エリアが溢れかえってる状況。
そして遠征紳士の方がそれを見て驚く光景もほぼ毎回、北海道現場では定番になりつつありますw

ライブは予定通り18時からスタート。
私は今回もセトリを見ずに臨んだんですが、ネタバレしない範囲で書くと正直ちょっと驚きのラインナップ!
春がアンジュルムに生まれ変わって”名刺代わり”のようなライブ内容だったのに対し、夏秋はよりコアなところ、既存ファンの思い出が思わず頭に蘇ってくるような選曲。
これからグループ初のホールコン、そして福田花音ファイナルライブが待っていることを考えると、特にスマイレージ時代の楽曲は、このライブハウスツアーでしか聴けないものも大分出てくると思います。

もちろんファンと同じように、きっとメンバーにも思い出があるからこそのあのラインナップだとも感じられるわけで、スマイレージ、そしてアンジュルムの歴史を補完するという意味では思いがけず後に重要な記憶になる、そんな感想を今回のライブハウス公演では抱きました。

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あとアンジュルムといえば、昨年リリースされたシングル「嗚呼 すすきの」からの縁で、北海道ライブは特に盛り上がる!というのがメンバーとファンの共通認識になりつつありますが


ameblo.jp
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今回もMCでは色んなメンバーがその話題と喜びに触れ、地元ファンを中心にやはり大きな歓声が!
4人のスマイレージ時代から「北海道でのライブを実現させたい」と言い続けてくれたリーダーの和田彩花ちゃんは今回も「これが”夢が叶ってる瞬間なんだな”って思いながらステージに立っていた」と実感を持って話してくれたり、
2期の竹内朱莉ちゃんも「アンジュルムは北海道では1番人気があるグループ!」と改めて宣言!
一番若手の3期・室田瑞希ちゃんも小さい頃から旅行で毎年北海道に来ていたという縁に触れ、MCではちょこちょこ地元感覚の北海道ワードを入れてくれます(今回のダジャレネタにも「いももち」が入ってた)。

あと最近、特に北海道現場への特別な思いを話してくれるのが、2期の勝田里奈ちゃん。
彼女は現アンジュルムの中でも、昨年のハロコン北海道での大歓声を特に喜んでくれていたメンバーの1人で、今もその思いは続いているらしく、24日の最初のMCでも
「「嗚呼 すすきの」以来、北海道を勝手に第二の故郷だと思っているので、今日はアンジュルム全員の凱旋だと思って頑張りたいと思います」と話してくれました!
(※これはハローのライブ干され時期も長かった道民ファンとしては本当に泣きそうになるくらい嬉しかったです)

あとこれは3期の佐々木莉佳子ちゃんあたりがMCで話題にしていたのですが、1日目の時点ですでにメンバーは北海道の味覚を堪能していたよう。
ライブ前のお昼にはみんなで味噌ラーメンを食べに行ったとか!
ちなみに莉佳子ちゃんはそこでエネルギーを蓄え、最後のMCで「全て消化した」したとの報告がありましたw

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春ツアーの記憶、そして今回の夏秋ツアーを通して今のアンジュルムに改めて感じたことは、今の9人のステージは、すでに一つのアンジュルムの”完成形”になっているということ。

3期は加入当初からパフォーマンスの力になっている室田瑞希ちゃん、佐々木莉佳子ちゃんはもちろん、春ツアーではかなり強張っていた相川茉穂ちゃんも特に表情が豊か、自然な笑顔が出てくるようになってきました。

2期は今全員が急激に伸びています。田村芽実ちゃんは今回あるソロで以前にも増して柔らかで伸びのある声を披露しますし、勝田里奈ちゃんはここに来てビジュアルがさらに大人っぽく洗練されてきた。
竹内朱莉ちゃんは可愛いんだけど、どこかアンジュルムの”イケメン担当”っぽい要素も表情に漂ってきたのが新鮮!
あと今回特に必聴なのが、中西香菜ちゃんの歌声。ついに夏秋ツアーで彼女のスキルは”歌唱メン”の表現になりました。
しかもあの人のあの曲をカバー。そしてそれがまたびっくりするくらい”あの人”と声質リンクしてんの!!
ここ5年のハローで一番の衝撃を受けた!!

1期(和田彩花ちゃん&福田花音ちゃん)はスキル的にはさすがにもう充分な貫禄なんですけど、あえて変わったところを上げるとしたら2人とも後輩への、グループへの”信頼感”がすごく増したなって。
今回の夏秋ツアー、彼女たちが後輩を引っぱる場面よりもむしろ後輩の目立つパートをグループの一員として後ろで支えたり、無邪気に楽しそうに見ているその表情が時折'14時代の道重さゆみちゃんがしていたそれと、似てるものを感じさせる時があるんですよね。

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最後に会場を出て一人考えていたことがあって、
後輩が成長して先輩が信頼感を得た今のアンジュルムは、やはり今が一つの答えで。
だからここから福田花音ちゃんが卒業していくという決断は、続くグループにとっては必ず意味をもたらすものに成り得るし、「メンバーにとっては意味がある必然にしなきゃいけない」んだよなぁ。

このあたりは人によってはまだ若干温度差あるかもしれませんが、次にここ北海道で会えるのはもう、かにょんがいなくて、合格者がいれば4期が加わっているアンジュルムです。
そのスタートラインを引くために、私は今回のステージを見といてやっぱり本当によかったと思います。

 夢がいつか叶いますように
 流れ星はないけど 3つ数えた

(スマイレージ「シューティングスター」)


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