小娘のつれづれ

一人で自分の”好き”を追いかけています。

「期待高まる新体制!カントリー・ガールズ『わかっているのにごめんね』」

☆2015.8発売
☆ハロプロから生まれた新生グループ「カントリー・ガールズ」の2ndシングル(両A面)
* * *

さて8月、最初の紹介は今春ハロー!プロジェクトからメジャーデビューしたカントリー・ガールズ!
6月にオリジナルメンバーの島村嬉唄が脱退した為、今作は初めての5人体制シングルになっています。

言ってしまえば”ごめんねシリーズ”の第二弾となるこの作品。
第一弾の『愛おしくってごめんね』は愛ゆえに少しいじわるに甘えてしまう、そんな女の子が曲の主人公でしたが、今回の『わかっているのにごめんね』でフィーチャーされているのは男の子の鈍感さに恋心を振り回される、そんな女の子。
『愛おしくって~』はどちらかというと男性ファンの理想の女の子像に近くて、『わかっているのに~』は逆に女性ファンが親しみを感じるような女の子像になっているように感じます。*1

どっちにしてもやっぱり際立っているのは…児玉雨子さんの少女描写の上手さ!
ちょうどベリキュー世代(児玉さんは1993年生まれ)ということもあって、特にメンバーの年齢が近いアンジュルム、Juice=Juice、そしてカントリー・ガールズあたりはかなり相性いいはず。
実際に楽曲オファーもやはりそのあたりですし、同年代の女性ならではの化学反応は、今後も大きく期待できるところ。

ミュージックビデオは可愛らしい楽曲とクロスするように学園ミニドラマのような作りになっていて、
主人公の女の子役の森戸知沙希ちゃんと恋人の男の子役の小関舞ちゃん、
その2人を見守るクラスメートに年長チームの山木梨沙ちゃんと稲場愛香ちゃん、
そして学校に住み着く(←公式設定です)可愛いおばあちゃんに最年長のももちこと嗣永桃子ちゃんと、これまた絶妙な配役。

メンバーが5人体制になったことをあえて前向きにとらえるとしたら、後輩チームが2-2で綺麗に分かれるようになったので、ももちの存在が、いい意味で”浮ける”ようになりつつあるところかな?

※参考画像
*2

これ3-2-1で不揃いだと、どうしても1人のももちに非ヲタ層は(無意識でも)あぶれちゃった感を感じてしまって、カントリー向きの明るさとかポップさには、いつかちょっとハードルにもなりえたんじゃないかと思います。
(※まぁ元々は後輩5人でいずれ自立させるつもりだったと思うので、少なくとも結成時点はそこを気にしないであの形で間違ってなかったと思うのですが)

だけど流れで2-2-1になったことは、うまくとらえれば結果的にももちが1人でかき回し役に立っても、特にライト興味の層が「割り切れないからしょうがないよね」的にパッと初見でも消化できる舞台になったというか。
人数のパッと見のバランスって意外に重要な要素だと私個人は考えていて
中学生-高校生-社会人と世代差、最大10歳の年齢差があることも踏まえて、
現ハロプロの5人グループの中では一番コミカルに、さらに良く書くと普遍的に立ち回りやすいポジションに、この子たちはなれるんじゃないかと思います。

…とりあえずオフィシャルチャンネルのどっかでカントリーのミニドラマかミニコント希望!!
(ハロモニ劇場が超好きだったファンより)


<MUSIC STORE>

*1:男性の鈍感さに振り回されるのは割と全年齢共通の女性あるあるだと思う

*2:http://ameblo.jp/countrygirls/entry-12043116881.html