小娘のつれづれ

一人で自分の”好き”を追いかけています。

「48グループと真逆の制服型アイドル像。夢みるアドレセンス『Bye Bye My Days』」

☆2015.3発売
☆2012年結成、夢みるアドレセンスのメジャーデビューシングル
* * *

結成から3年、地道にその人気を広げてきた5人組アイドルグループ「夢みるアドレセンス」が、ついにメジャーデビューを果たしました!

Bye Bye My Days

当ブログで取り上げ始めたのは2014年のインディーズ3rdシングル『マワルセカイ』から、実際にアイドルファンの中でも2014年はグループがかなり知名度をあげたと思われる時期で、
昨年のアイドル楽曲大賞でも、実はデビューイヤーから2年で500位以上一気にジャンプアップという他にあまり例のない、驚異の記録を叩きだしていました。

【参考資料・楽曲大賞2014・トップ100の中で、これまでに過去記録から100位以上のジャンプアップを記録してるグループ】

でんぱ組.inc:2012/最高118位→2014/最高4位(△114位)
ベイビーレイズ:2012/最高146位→2014/最高20位(△126位)
Negicco:2011/最高149位→2013/最高2位(△147位)
Doll☆Elements:2012/最高272位→2014/最高32位(△240位)
WHY@DOLL:2012/最高376位→2014/最高30位(△346位)
夢みるアドレセンス:2012/最高639位→2014/最高66位(△573位)

風向きが変わったのは、やっぱり前述の『マワルセカイ』あたりからでしょうか。
もっとも2013年11月の『純情マリオネット』から、すでに少しずつその変革を漂わせてはいましたが、やっぱり最高にパンチ効いてたのは、思いっきりモデル路線に振り切ったビジュアルプロデュースのインディーズ3rd『マワルセカイ』。
初期AKBブームの残像を追いかけるのではなく、逆に真逆の制服型アイドル像をやりきることで、それが強いカウンターとなった。
4th『証明ティンエイジャー』ではさらにその方向性が洗練され、そして今作。

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youtube公式掲載の”顔面偏差値”という言い回しはちょっとアレかなと感じるものの(最近この辺ナイーヴだから諸刃)、確かにビジュアルは、多分現行アイドル界の中ではトップ1、2を争うハイレベルなグループ。
それでいてやっぱりアイドルとしてのポジションにちゃんと着地する事ができるのは、ここ身長バランスが絶妙なんですよね。
荻野可鈴ちゃんと京佳ちゃんがちょっと小さく並んでいることで見た目にものすごい没入感がある。
平均年齢も執筆現在で17.4歳と、アイドル的にはちょうど乗ってきてるお年頃。
同年代の競合はハロプロのJuice=Juice(平均17.6歳)やベイビーレイズ(平均17.8歳)、あと東京女子流も(平均17歳)。
ももクロや℃-uteに続いて、5人組女性アイドルの代表格に据えられるのは一体どのグループなのか?
2015年はそんな90年代後半生まれの跳躍も、いよいよ見届けるべきタイミングです。

PS.
…ちなみに今作のカップリング曲『DATE COUNT FIVE』も作詞編曲が□□□(クチロロ)の三浦康嗣さん、作曲があのconnieさんということで、ちょっと目が離せない!


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Bye Bye My Days

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