「過去の自分たちを超えていくアイドル。℃-ute『I miss you』」

☆2014.11発売
☆℃-uteの26thシングル（両A面）
＊　＊　＊

さて、今回の『I miss you』。
この作品は発売前からその構成や最大３つに分かれる歌メロがかなり話題になっています。
さらにMVは、この複雑な楽曲を表現するため、全編ワンカットで撮影している事も判明。

さあ、少し変わった形態の楽曲を制作しました！
構成はA→A´→B→A´´→A´→B→Z→B→A´´です。
で、メロディ構成が複雑でAからA´に入れば新しいメロディが出現します。
Bでは歌詞のあるメロディとコーラスのパートが出現し、A´´ではA´よりさらに1ライン別のメロディが出現します。
そしてZメロディに突入して感情が爆発します。
（つんく / 楽曲コメント）

『THE FUTURE』がダンスパフォーマンスに特化した℃-uteなら、『I miss you』は歌唱パフォーマンスに特化している℃-uteですよね。
もちろんそれぞれの能力が高い事は今までも楽曲で証明してきていますが、それを両A面、１つの作品としてここまで明確に組み入れたのは、今作が初めてじゃないでしょうか。
そしてそこにあるものはアイドルを超えたという言葉ではなく「過去の自分たちを超えていくアイドル」。
だから思うんです、℃-uteって本当に凄いって。

これは間違いなく意欲作であると同時に、面白いのは、音と映像を合わせて初めて一つの正解が見えてくるという事。
音楽をネットで聴く時代、Youtube時代に完全対応した作品なんですよね、この曲。
℃-uteはまだまだ大きいステージに行ける。

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