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小娘のつれづれ

ライター / ずっと一人で自分の「好き」を追い続けています。お仕事のご依頼はこちらへ→ drifter_2181@outlook.jp



「ファンと無関心の境界線」



以前高橋愛さんの結婚について書いた時に、
こういうコメントを頂いた事があります。


「こんなに幸せなニュースなのに、冷たいファンもいるんですね」


この記事を見て、その言葉をふと思い出しました。


新日本プロレスの売上を11億⇒25億にする社長の発言からわかるネットサービスが廃れる理由(ITmedia)


まず先に書いておくと、私の考えはもちろんファンの総意ではありません。
沢山のアイドルファンがいる中で、私という1人の人間がいて
その考えが反映されているのが、単にこのブログというだけです。


その上で、私という1人のファンがここで何をやりたがっているのか。
それはいつも、『アイドルがなくても生きてゆける人たちに話を聞いてもらいたい』


アイドルを本気で存続させる、それはまず
あの人たちにいかに話を聞いてもらうかだと思っています。



私が以前「やっぱ1回だけはっきり書くよ、高橋愛の結婚報告は悲しかった」というタイトルにおいて
”やっぱ”という言葉を使ったのは、実際すごく迷ったからです。

* * *
* * *


…というような事をさっき更新して。


この記事を書き始めた時は、特に深い意味はなかったんですよね。
単にITmediaの記事を読んでいて、ふと上のコメントを思い出して。
この記事です。


で、その中の主題でもある「ライトユーザーに対しての訴求」というテーマ、
そのあたりを含めて、自分が普段どういう事を考えながらこのブログをやってるか書いたつもりだったんだけど、
なまじ愛ちゃんの結婚記事を例に出したもんだから、
「高橋愛の記事に批判受けたから反論したんだろ」という感じになってしまった。
もう1か月くらい経つから、当時ほどナーバスな受け取られ方しないかなと思ったんですけど、
判断ミスでした。


…ああもうだめだだめだ。
もうこうなったらはっきり全部書きます。


* * *


自分の考えてる事は、ブログ開設した2年前から全く変わっていません。
そして書いてる内容もとくに変わっていません。


でもアクセス数が増えるに従って、変わってきた事が1つだけありました。
それは人からの反応が増えてきたことです。
もちろん意見などは、何かを書いてる限り当たり前の事です。
それはちゃんと覚悟を持って公開ボタンを押すし、
考えへの意見については当然ちゃんと受け止めるようにしています。


ただ少しずつアクセスが増えてきた頃、反応の中で、気になるものが1つだけありました。
それは同じようにアイドルを応援している熱心なファンの方から、
「ファンの総意と受け取られるような発信をしないでほしい」というものでした。


最初は正直、ただ「そうなのか」と思うだけでした。
なぜなら自分としては2年前も今もスタンスを変えた事実がなかったからです。


そして何より、1日300PVほどだった頃、同じ考えで書いていた時、
「ファンの総意のような発言」と受け取られた反応がなかった、というのがありました。


だけど実数が増えていく中で、以前と同じ主張を
「ファン代表のように発信している」と受け取る人は確実に、少しずつ増えていきました。
やがて内容についての純粋な考えというより、
最初から「影響力を笠に着て」を前提とした上での反応を一部で目にするようになりました。


そしてついに、アクセスが増えてから
熱心なファンコミュニティに属している方にこのブログが到達した時、
「ファンの総意のように書いてるけど自分の認識と違うから正してほしい」
という言葉が返ってくるようになりました。


そこで「あぁ、もう完全に受け取られ方がズレてる」とはっきり感じました。


* * *


何回も自分がずっと思っているスタンスを、ずっと書いては消して繰り返していたんだけど、
よく考えたらずっとサイドバーに乗っけていた、
「自分まとめ」に書いた文章が今でも一番しっくりくるものでした。
なのでそれを転載します。
この記載は2012年の開設時からずっと載せていて、ほぼ変わっていないものです。



地方で基本在宅、さらに女で一人という本来”女性アイドル”から遠い位置にいる人間が、
世間との境界線をふらふらしながら人生という時間をかけてアイドルを見続けていると
何が見えてくるのか、っていうのをひたすら書きまくっています。


このコンセプトは、単に自分が一人でも全く飽きることなく女性アイドルが好きっていうのと


自分の立ち位置=空気の薄い場所、つまり「世間にも近い場所」で書き残していくことは、
今、もしくはこれからアイドルに興味を持ち、覗いてみようとする人に
濃いヲタの軽いイントロダクションを提供できるんじゃないかなぁ、っていうのも考えてたりします。


ググって現場の濃いレポばかりに行き当たると、
あぁアイドルファンて敷居高いんだなぁと思ってしまうけど
地方の一人ヲタ(しかも主婦)が毎日書いてる当たり口の話だったら、
「なんとなく自分でもできそう」って思えるじゃないですか。


ドルヲタピラミッドの最下層に位置するからこそ、
どんどん踏んでもらってアイドルの魅力にたどり着いてほしいです。


はっきり書きます。


ITmediaの記事を読んでいて、ふと上のコメントを思い出したのは本当なんですけど、
<ファンの総意ではありません>っていう内容は途中から、
『ズレに対する2年前からのスタンスの再説明』も重ね合わせていました。


時には冷たいファンだと言われる事も書きました。
それは考えとして「世間にも近い場所」を維持したかったから。


私がファンと無関心の境界線でずっと見ていたのは、
熱心なファンコミュニティが届かない所にも、関心になれるはずの無関心は沢山存在している事。
そして境界線にいるからこそ、そこに少しでも触れるやり方があるかもしれない。
それを探して、2年色々とやってきました。


そして私の見ている景色や考えは2年前も今も全く変わってないんですけど、
なんか色々読んで、やっぱり確信した。


アイドルに関しての肝心のスタンスの意味合いが、
もう完全に一人歩きし始めてしまっている。


1つだけずっと変わっていない思いがありました。
それはどんなに頑張っても見てもらえなかった、
あんな思いをこの先のアイドルには二度とさせたくない。
だから何かしたかった。


だけど、もうそれが自分の中の認識とちゃんと噛み合ってない。
機能していない。


今までの考えも特に変わってないしこれからも変わらない、
そしてブログやめるつもりはないんだけど、
アイドルに関して同じスタンスで文章書き続けるのはもうちょっと難しいのかなと思っています。
とりあえずそれに関してはゆっくり考えます。これで一旦更新。


* * *


<更新後追記>


<ご意見を受けて>
「アイドルの話題について」


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