小娘のつれづれ

一人で自分の”好き”を追いかけ続け、執筆業になりました。2017年に初の単著がでました(乗田綾子名義)。



2017年9月発売の『SMAPと、とあるファンの物語』(双葉社)については【こちら】

「いつも笑顔がそばにあった」

アイドルのどこが好きなの?って聞かれた時、
タイミングで色んな点が口から出てくるけど
最後の最後に、頭に残るのはアイドルの「笑顔」です。




今日は個人的な話になりますが


今までも色んなところで話しているけど、
私は大人になってから、体を壊していた時期があります。
一番悪い時は、ベットから起き上がることもできず
その時いつも見ていた景色の中に、モーニング娘。のポスターがありました。


本当にただ貼ってあっただけで、意識して眺める事もなかったのに
なぜかそのポスターは、私に毎日少しずつ生きる気力を与えてくれました。


たぶん、否定もせず、かといって同情の言葉をかけるわけでもなく
ただそこでずっと微笑んでいてくれることが、一番の支えだった。


だから、私がアイドルで一番好きなところ、
それは「笑顔」です。


* * *


同時にこの気持ちを持ちながら、ホッとしているのは
この思いの矛先が、宗教じゃなくてよかったな、ってことで。


これは別に個人の信教の自由にあれこれ言いたいのではなくて、
この思いを向けている先には、私と変わらない「一人の人間」がいる、という事実に
すごく安らぎを覚えているという事です。


彼女たちには今までの普通の人生、そして年齢によっては学生である自分も同時に存在していて
その中の一つとして”アイドル”が選択され、カメラに向かって微笑んでいる。


私は、あのポスターの女の子が例えどんな思考を持って微笑んでいたとしても構わなかった。
私の目に映っていたのは、アイドルの、いわば”かわいい女の子”の投影像であって
それと同時に存在しているのは、笑顔を作るという職責の苦悩。



笑顔への対価を支払う時、そこには神さまじゃなく、一人の女の子がいる。
私の浮かれた熱や感謝めいた気持ちは、私から離れた遠い先で、女の子自身の人生を支えるかもしれない。


「アイドル」の、そういう存在に
私は救われて、ずっと好きでい続けられるのかもしれません。


* * *


地方でだらだらと、しかも一人で在宅ファンをやっている一市民の自分が
こういう事をつづって、一体何の意味を発信できるのかわかりませんが


一市民だからつづれる事があるというちっぽけな存在理由と、
ネットという大海に漂ってもらうことで
いつか必要とする誰かの岸にたどり着けばいいなと思いました。


私は、アイドル好きだなぁ。
そしてこれからもきっとアイドルが好きだな。



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