☆2013.11発売
☆アイドルの名門・サンミュージックから生まれた「さんみゅ~」の4thシングル
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こちらで紹介するのは初めて、「さんみゅ~」です。
その名の通り、このグループは多数の人気女性アイドルを輩出してきた有名芸能事務所「サンミュージック」が手がけており、彼女たちは桜田淳子、松田聖子などを発掘してきた初代社長、相澤秀禎さんが育てた最後のアイドル、でもあります。
さんみゅ~の始まりは、よくある「有名曲のカバー」でした。
(1st「くちびるNetwork」 2nd「ほほにキスして」 3rd「夏祭り」)
このさんみゅ~が不思議だったのは、複数回に渡るカバーシングルの発表という通常のアイドルなら間違いなく忌避される方向を歩んでいたにも関わらず、一貫してグループが人に嫌悪感を抱かせない、伝えない佇まいを保っていた事です。
なんかどのMV見ても、あんま媚びてる表情をしないんですよね。
デビュー前に2年レッスンを積んでるので、けして素人すぎる作りでもないんですけど、それでもこの時代に貴重なほど、時に顔をくしゃくしゃにしながら笑ってたりする。
彼女たちがここまでずっと自然な表情で、笑顔でいられるのはなぜなんだろう。グループを包むパワー、勇気、幸福感…
…すごくベタですけど、それをやっぱり一言で表わすと、『愛』になるんだろうなぁと。
愛があれば 風に吹かれたって
明日に向かって 夢を描いて 声嗄れるまで唄うよ
それをまたコンセプト外さず、80年代アイドルソングのど真ん中にちゃんとのせるもんだから、誠実度は満点に近い!
これまでカバーグループだからと敬遠していた人にも、ぜひ今回からちゃんと楽曲を聴いてもらって、真っ当な評価を返してあげてほしいなーという次第です。
(というか多分ハロヲタすごく好きな感じこれ)
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