小娘のつれづれ

一人で自分の”好き”を追いかけています。

「ハロプロ楽曲大賞2012の考察」

今日はハロプロ楽曲大賞2012の話。
結果からいうと、納得のランキング!
せっかくなので、ちょいと色々考察もしてみようと思います。

モーニング娘。

今年の娘。は新垣里沙卒業→One・Two・Three(=カラフル期への移行)と、15年全体で見ても、記憶に残るイベントが多かった年でした。
その中でまた曲もいいのが多かったから、楽曲大賞のシステム上だけでいうと、票が割れてちょっともったいなかったですね。

でもここ数年と比べると、シングル曲が上位に並んでいて。

プラチナ期は「隠れた名曲」的にアルバム曲が強くて、それがなかなか世間に推しづらかった原因でもあると思うんですけど、シングル曲が自信を持って推せる楽曲である、というのは娘。にとってはとてもいい傾向かと思います。

上位の曲だけ書いてみると、One・Two・Threeは”新世代の象徴”なんだけど、同時発表の摩天楼ショーが”古き良きモーニング娘。”なんだよね。
多分いい意味で、新規と古参でここへの評価ががっつり二つに割れて注ぎ込まれた気がするw
恋愛ハンターはまぁガキさんありがとう票かなー。

来年の楽曲からは完全にベテラン選手がほとんどいないわけで、当たる楽曲も色々変わってくると思うので、その辺は楽しみです。



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Berryz工房

「Loving you Too much」がダントツの高順位だったと。(3位)
以前楽曲レビューでも書いたんですけど、この曲ってベリの”多幸感”がむちゃくちゃ入ってて、ベリヲタがまさに大好物な作品。
だから今年のベリはこれが間違いなく一推しになる。

℃-uteに比べると、ベリは成長や進化より「ハロープロジェクトキッズの不変の風景」を求められてるのかもしれない。

A面である「cha cha SING」も8位に入ってますが、今年のベリはとにかくこのシングルで、見たかったベリがきた!!という満足感が大きかった。



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℃-ute

逆にグループ内での変動が頻繁にあり、"変わらざるを得なかった"のが℃-ute。
そしてその変化を受け入れてきた経緯から、℃-uteヲタは”成長”を好む人が多く、今年はそんなファンの好みとメンバーの自覚がうまく噛み合い、新規層にも響くほどの良い相乗効果を生んでいたと思います。

ただ、ここはまた逆に、今年は推せるシングル曲に恵まれなかったなぁと。
シングルだけでいうと、君チャリはバラードで25位の安定着地、あいあいなは最新シングルなのに31位の低評価。
今年℃ヲタが一番評価したのが、シングルのカップリング曲「悲しきヘブン」4位と。

娘。のところで書いたけど、℃は間違いなく今勢いがあるわけで、求められてるのは世間にも推しやすいシングル曲。
さっそく2013年の第一弾は森高カバーになっちゃったけど、来年の楽曲大賞では、自信を持って投票できるシングル作品が出ている事を望みたい。



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真野恵里菜

もう卒業しちゃうんで当然かもしれないですけど、2013年の真野ちゃん楽曲は、やはり静かに落ち着いてしまったなと。
個人的な感想ですが、真野ちゃんの楽曲は2010〜2011が本当に面白かった!
「My Days for You」なんか去年3位までいったしね(今年は最高位が「Song for the DATE」の23位)。

でも改めて振り返ってみると、やっぱたった1人のソロという事で、真野ちゃんがこの数年ハロプロにもたらしたものは、楽曲面でもすごく多かったなと。
来年はこの空席に誰が入ってくるのかという期待をこめて、
真野ちゃん女優さんでも頑張って!



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スマイレージ

ゆうかりんからもう、もしくは「まだ」1年なのか・・・

自分もいれといてなんですが、やっぱ「プリーズ ミニスカ ポストウーマン!」が最高位で5位、っていうのはちょっと寂しいですね。
明るくて中毒性も高い「ドットビキニ」が39位とかに落ち着いちゃってるあたりで、楽曲というより、スマヲタの戦意喪失感がとにかく今年はでかかった感じ。

それでも「私、ちょいとカワイイ裏番長」が次点で20位に入ってる所にまだスマヲタの意地を感じるのと、この曲をひっさげたツアーが現場では評判よかったみたいなので
スマイレージは2013年から本番かな。
良曲こい!



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その他

モベキマス以外で高い評価を受けたのが、宮本佳林ちゃんさん=コピンクの「カリーナノッテ」とかアプガとか。

ちゃんさんは純粋に楽曲の質がすごくよかったのと、やっぱちゃんさんの真っ当な活躍を待ってるヲタがすごく多いというのと。
機はとっくに熟している。


カリーナノッテ

カリーナノッテ

  • コピンク*
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes


あと実際の活動でいえば、今年一番充実してたのはアップアップガールズ(仮)ですよね、やっぱ。
曲にも恵まれたし、このランキングでも13位(アッパーカット!)、26位(バレバレ I LOVE YOU)、37位(UPPER ROCK)としっかり食い込んできてる所に、グループの勢いや、ヲタの熱さも感じる。
ハローであり、ハローじゃない面白く動けるポジションとして、来年はさらなる活躍を期待。



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もっと書きたい事はあるけど(きっかのダーリンとマドンナはもっと評価されるべき!とか!)
・・・キリがないので、このへんで今日はやめときます\(^o^)/

・・・と、ここまで1位の曲について触れてなかったので最後に。

初恋サイダー



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今年、ハロプロ楽曲大賞で1位を獲得したのがこの曲。
んー、派手さでいえば間違いなく娘。の123が1位だったんですけど、上に書いたとおり娘。ヲタの票が割れる中で、ひっそりと、しかし確かに実力を持っていたのが、この「初恋サイダー」でした。
夏焼雅、嗣永桃子、鈴木愛理と現ハローでも屈指の実力派アイドルな3人に当たった、これまた優秀な楽曲。
娘。曲がこちゃこちゃと競っている中、一点突き抜ける力をこの曲は持っていて、それが結果的にこうなったというのはすごく納得いきます。
PVも衣装もよかったしねー。

なんつうかハロー全体にいえる詰め込み感がなく、シンプルな良曲とシンプルな良衣装、その中でハロメンが安定のパフォーマンスを見せるという楽曲が、最後にハロヲタの中で一番染みたという事です。

なお、ハロプロ楽曲大賞2012の全結果はこちらで!
主催者&投票者の皆さん、今年もおつかれさまでした。


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